皆さんこんにちは!パテント大家ATSUSHIです。

 

本日は、「行政による空き家対策」というテーマで、私なりの考えを綴りたいと思います。

 

行政による空き家対策

 

私の出身地は兵庫県ですが、本日は兵庫県尼崎市に関するローカルネタになります。

 

兵庫県尼崎市のホームページから引用しますと、尼崎市は空き家対策として、

「子育てファミリー世帯または新婚世帯が本市内において、一戸建ての空家を取得し、その改修を行った場合に、市が改修費用の一部を補助」

するということです。

 

要は、尼崎市は、空き家を入手する際に、その改修にかかる費用を補助する制度を導入し、空き家対策に着手しているわけです。

 

尼崎市が本制度を導入した背景としては、「尼崎市の空家率は全国平均を超える率であって、今後もそれが増加することが予想されている」という背景があるようです。

 

ただし、これにはいろいろと条件があります。同市のホームページから引用すると、その条件は以下の通りです。

 

18歳未満の子を持つ世帯または妊婦がいる世帯であるもの。

または

申請者が配偶者を得た日の翌日から起算して5年を経過しておらず、申請者と配偶者の年齢の合計が80歳未満であるもの。

 

要は、本制度は、子育てファミリー世帯か新婚世帯に限られるわけです。

 

また、建物に関しては、例えば、以下のような一定の条件があるようです。

耐震性能を有する住宅であること。

・延べ面積が80平方メートル以上であること。(親世帯と多世帯同居の場合は125平方メートル以上であること。)

・竣工後5年以上経過していること。

 

この制度により、壁紙の張り替えであったり、屋根や床などの工事に対して、

最大50万円までの補助金が出る

とのことなのです。

 

(最大50万円の補助は意外と結構大きいですね・・・)

 

上述の制度が本当の意味での空き家対策なのか、単なる中古住宅の流通支援策なのか、個人的にはよく分からない面も多少ありますが、

空き家を無断で勝手に使用されたときに、火災などが起きないようにするような安全対策や、

空き家の自然倒壊を防ぐ、適切な取り壊しを指導する意味合いとは、

やや異なるような印象

です。

 

賃貸住宅の空き家率も比較的高い印象の尼崎市

 

兵庫県の収益物件の売買サイトを見ると、尼崎市はよく物件が売りに出されている地域です。

 

阪神地区という、関西の中では比較的都会に位置する同市です。しかしながら、同市の賃貸住宅の空室率は比較的高く、これらの施策が極端に賃貸住宅の需要、供給のバランスに影響するとは思えませんが、

空き家の賃貸住宅も多い中、

賃貸住宅も含めた空き家対策が必要になってくる

のではないか、と強く思いますし、

上述の制度では賃貸住宅は含まれず、

是非とも行政には賃貸住宅を含めた対策を行っていだきたい

ものだと、強く感じます。

 

また、阪神淡路大震災をキッカケに、過去において文化住宅と呼ばれていたような賃貸住宅は、阪神地区では今ではあまり見られなくなりました。しかしながら、尼崎市においては、それは未だに結構多く存在している印象です。

 

今回、建物に対する条件があり、そのような文化住宅は対象外になりそうですが、

文化住宅物件の空家化対策も急務なのではないか

と感じた次第です。

 

さて、行政が空き家対策に翻弄する一方で、持ち家促進の税金制度が検討されるなど、ちぐはぐな政策が行われている中ではありますが、空き家問題は我々大家業を営むものとしては、しっかりとその動向にま注目すべきだと思います。 

 

(当然、行政による空き家対策により、空き家をお得に入手できる制度がさらに整っていけば、それは賃貸需要に影響してくると思います。)

 

引き続き私は、空き家問題の動向についても、アンテナを張り、コラムなどを通じて情報発信していこうと思います。

 

以上、本日は「行政による空き家対策」というテーマで、私なりの考えを綴らせていただきました。本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます!