こんにちは! 黄昏族の不動産投資家やんつです。 前回に引き続き

まだまだ迷っているあなたに、わたしが乗り越えてきた(乗り越えたいと思っている?)

壁についてお話してみたいと思います。

 

ところで、「最近また、会社にマンション投資の勧誘の電話多いよね?」

という話を小耳に挟みました………

一時鳴りを潜めていましたが、アベノミクスのせいでしょうか?

どうやら息を吹き返してきたようです。 みなさんの周りではどうですか?

「節税に効果的な魅力的な投資方法をみなさまにご紹介させて頂いております」…

!??? 電話攻勢をかけなければ売れない商品に魅力的なものはないっつ~の!

本来マンションの区分投資も立派な手法の一つですが、悪いイメージが広まりそうです。

これで、また不動産投資の話がしにくくなりますね  (T_T) …しくしく…

悪貨は良貨を駆逐するともいいます。 イメージ回復への道は険しそうですが

地道に啓蒙していくしかないですね。  みなさんもご協力を!  m(__)m

 またまたリテラシー問題

前回好評だった(ほんとか!?) リテラシー問題。……味を占めてもうひとつ……

さて、問題です!

銀行預金とは何でしょうか?? 説明してください。

  すいません。調子に乗って超初歩的な問題を出してしまいました………

 えっ!「銀行に預けてあるお金じゃん」って言ってる人、誰ですかぁ??

そんな初歩的な勘違いしていてはダメですよ~~

                    だめーーだめ~!

そうです、銀行にみなさんが貸したお金……「銀行貸付金」ですね!

預金利息は「預けたお金」でもらえる利子なんかではなく、「貸付金」の利子なんですね~

貸してやってんだぞ~! えっへん! と胸を張ってください。

(どうしても「預かってもらってる」意識が抜けきれないのはわたしが小市民だから??)

 借金への抵抗感

今まで物件を買い進んできて、一番不安でどきどきしたのはどんな時でしょう??

それは2棟目で大きなローン(借金)を組んだ時でした。 金銭消費貸借契約ですね。

捺印したときは ルビコン川を渡ったような……あ~あ~やっちまったぜ!感……

住宅ローンではありません。 アパートローン、事業性融資と呼ばれるものです。

その額、約1億!! サラリーマン年収のX倍! 見たことない額です。

不動産ですから当然金額も大きいです。

世の中クレジットカードは当たり前とは言え、できれば借金は避けるというのは

一般常識だと思います。 (ちなみにリボ払いは大々、だ~いっ嫌い! です)

抵抗感はあって当然です。投資家仲間でも借金は怖いという人は多いです。

 

さらに単に自分が高額の借金をするだけで無く、女房の連帯保証も必須でした………

   う~ん  なんて切り出そう………  (´Д` )

(無論、ローンを避けてのコツコツ現金買いからのスタートもOKですが

  50代のわたしにはその選択肢はありませんでした……)

死んだおじいちゃんの遺言で「連帯保証人だけにはなるな!」と言われていたのに……

女房を連帯保証人にしちゃうんだよなぁ……(夫婦とはいえ微妙な問題ですよね!?)

 説明(説得?)するために色々書き出してみました。

えーと、万が一の事って何が………  火事になったら? 保険で対応 っと

俺が死んじゃったら? これも保険 っと……… 金利が上がったら?

損益分岐点利息はx%だから その前に処分する っと………空室率は………

書きながら、自分自身が納得するための作業でもありました。

本当に大丈夫なんだろうか?? 反対されたらどうしよう………

(実際には拍子抜けするくらいにあっさり承諾がもらえました……実は厚い信頼が??

  って、実はあんまりピンと来てないだけかも???  (>_<) )

 対処方法

不動産を購入する場合に直面する、借金への抵抗感、不安感という壁。

どうやら特効薬は無く、前回と同様リテラシーを高めるのが一番!

という答えになりそうですが………

投資アカデミーでこんな言葉を教わりました。

   ・借金には良い借金と悪い借金がある。

   ・借金は自分で返さず人に返してもらおう。

     (はい、ここマーカーですね)

色々と経験し、実践してくると なるほど納得!! の言葉です。

良い借金はキャッシュを生み出す投資。 悪い借金は消費するだけの浪費。

入居者の皆さんに(家賃で)借金を返してもらえば、自分が返すという負担からは開放!

スッキリ~!

銀行を何行も回り、融資交渉してみると「借金も甲斐性のうち」という

古い言葉もだんだん胸にしみてきます。

結局、銀行さんも 「返せると思う人に貸す」 んです!

返済計画を自信を持って語れなければ、そもそも借金なんてできません。

返せる甲斐性があるから融資も受けられるんです。

融資を受けられない場合はその理由、原因を潰していく努力が必要です。

 

不動産賃貸業をビジネス目線で見ると、借金は「資金調達」という言葉に変わります。

「資金調達」! なんだか、ビジネスっぽい言葉でいい感じに聞こえませんか??

そもそもイールドギャップが不動産投資のインカムゲインの源泉です

   (誰ですか、あわてて辞書調べてるひとは??)

低金利で資金調達をし、不動産に投資し、高いインカムゲインでビジネスをする。

こうやって借金の持つ意味が分かってくると不安感も和らいできます。

                           資金

ただいくらリテラシーがあっても、ビジネス用途でも、負債であることは間違いありません。

サラリーマンの稼ぎという属性目当ての融資姿勢があることも認識しておくべきです。

怖がらず、油断せず……… で行きたいですね。

(安全圏としてわたしは純資産比率50%越えを当面の目標にしています)

 

 リスクは恐れるものではない。コントロールするものだ!

 

この言葉で今回は締めくくりたいと思います。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

この話、もう少し続きます………