私の物件はボロ物件で全て瑕疵物件と言えますが、いくらかのパターンに分け            てコラムに書かせてください。何らかの参考になれば嬉しいです。

☆心理的瑕疵物件は、これまで4物件購入経験あり

うち3件は「人の死に関するもの」です。

不動産屋さんからの連絡あり
「一人暮らしのゴミ屋敷(マンション)で 病死で4日後に発見された物件。遺族の方が早く処分されたがっている物件があるんだけど、〇〇さん(私)なら見に来るでしょう」
   電話の30分後には現場に到着。その10分後には「買い付け」の申し込みをした。

   ご遺体の発見は親族の方で、近所では騒ぎにはならなかったと聞く。汚すぎる部屋は(普通の感覚の方を排除できるので?)むしろラッキー。価格も相場の半分ぐらいに思えた。このレベルでも「重説」の時にきちんとした記載(発見が遅れた旨)がありました。

人の死をめぐっては感じ方に非常に個人差があります。

○1、震災等で亡くなった後、建物が取壊された後の「土地」
○2、ただ普通に病気で家の中で亡くなられた。
○3、精神的な病気でその部屋で自殺してしまった。
○4、孤独死で発見が遅れた(近所の人の通報)
○5、その部屋で殺人事件が起こって犯人がまだ捕まっていない。

すべてNGの人が一般的かもしれませんが、(○1 がイヤなら日本住むとこ無いぜ)

○3・○4は皆さん、どう考えるられるでしょうか? この辺が 「心理的瑕疵」の中心でしょう。

私のあと2つの購入物件も「自殺物件」(精神的な病気から)でした。

購入の決め手は、もちろん物件価格が魅力的(相場の6.7割)であることの他 、自殺の情報が身内以外に ほとんど公になっていないかということも正直気にしました。
  今だと「大島てる」(事故物件公示サイト)に載っているか(載ることになるのか)は、意思決定の要素になるかと思います。
でも「人の死の尊厳」からすれば、家で(病院でなく)死ぬのは本来の姿。また、病気が精神的なもので「自死」に至ったとしても、同じ「死」で死者を差別すべきでないというのが私の宗教感です。

私から次の人(賃借人・買主)への告知義務も気になる問題です。

事件性が全くなく、ただ少しイレギュラーな死(自殺を含む)のときに「告知義務を継続」する必要はないというのが私の立場です。実際に、私は賃借人に伝えていませんし、必要もないと考えています。
「買う」意思決定をする時には心理的葛藤はありました。身内の方が早い処分を求めて(死者の立場からは少し寂しいと感じました。) 価格に納得できれば、気持ちよく買ってあげて、一旦リセットするお手伝いになれば、誰にとっても(不動産自身にも)良いことだと考えています。

投資としても優良

不動産投資の面から見ればこれらの物件は私にとってすべて優秀な働きをしてくれています。(6年程度の家賃で 回収できましたし、高く売れた物件は、初めて「譲渡所得」の心配をしました。)

(明るくする為)、おやじギャグ風にいえば、「かし物件の家」は「お菓子の家」「おいしい家」は事実でしたよ。が私の結論です。反対に 失敗だと思われた人の話も聞きたいです。

差別と不動産

心理的瑕疵の範疇とはもちろん異なる問題ですが、あまり誰も触れないが、現実にある「(部落)差別」問題に少し触れていいですか。

大阪にできる「星野リゾート」の場所が話題になるように、不動産の世界には、今だに(前近代な)「ある問題」があります。
土地柄が良い、人気地区」「校区が良い」のセールトークの裏に、かっての「同和地区」(その他、「在日」等)を意識させる差別の文化が存在しています。

  大阪などで、駅からの利便性が同じに思えるのに「地名」によって土地の価格が大きく違うところがいくらもあります。  差別は絶対反対の立場だと言う人でも、物件購入ではとても気にするのが現状で 土地価格に反映しているのです。
   不動産屋さん側も、客の「差別的な質問」(例えば、○○は同和地区か?)に (本来知ることのできないそうした地域を完全に把握し) 「中にはそういうことを気にされる方がおられる地域です。」的にオブラートにくるみながらも、正しく答えられないとお仕事ができないような差別垂れ流しの業界です。

インバウンドブームの中で

 一方  現実は、昔の同和対策の住宅が取り壊され、空いた土地に、バカな日本人がこだわる中、全く気にしない中国系に買い占められ、インバウンド等で 急激な発展をしているところも目にします。
  ごめんなさい。別に関西だけでなく、日本中、世界中、 「不動産とはそういう世界なのだ」といえば それだけの話かと書きながら思います。

 たまに ボロ家を買う程度で、何の影響も与えられない私の不動産投資ですが 、「今この街の現状がこれだけど10年後はどうなんだ。自分がこの街を、価値を高めてやるんだ 」といつも大きな夢を(自己満でも)持てるのが、不動産の醍醐味だと思っています。ひょっとしたら「星野リゾートさん」と同じ考え(よう知らんけど)に近づけたのかなぁ。(笑)

グローバルな視点で

 東南アジアを旅行すると そのスピードに驚くばかりで、古い意識に凝り固まっている日本が見え、焦るような気分にまでなる。ホンマ中国の悪口ゆうてる間無いでと。本当にグローバルな目で不動産投資したいと思います。(そしてからか、ゲストハウス始めちゃいました。中国語の翻訳なんでうまいこといかんのや。)

テーマが難しかったのかな? 何が言いたいのかさっぱり分からんコラムになりました。
ほんとにごめんなさい。