皆さん、おはようございます。

元ビジ大家です。

 

不動産の売買で儲けようと考える人は、当然「安く買って高く売る」と

いうことを考えます。

 

不動産の売買で儲けるということは「投機」に該当しますが、この「安く買っ

て」という点は、投機であれ「投資」であれ、非常に重要なことです。

 

また、対象は不動産に限らず、株式であれ為替であれ何であっても同様です。

 

原則的にはこれさえ実践できていれば、リスクのほとんどは回避できたも

同然だと思います。

 

「安く買う」ということはどういうことなのか?

 

言い換えれば「B/S(貸借対照表)上の純資産がプラスになりえる状態を

つくり出すこと」……だと思います。

 

「安く買う」ことで、純資産が正の数値になる可能性はグッと高くなります。

 

そのためには

1.売れる金額/市場現在価値より低い値段で買う

2.頭金を入れて借入額を少なくする

……などに留意することが必要です。

 

不動産には上場株式と違って、取引所がないがゆえに定価がありません。

売主と買主が合意すればそこで売買が成立します。

 

取引所がない=定められたマーケット(相場)がない、ということは皮肉にも

一部の知恵者にのみ有利な展開となり、何も考えない人には不利な状況を生み

出します。

 

一部の知恵者になることが大事だと思います。

 

「安く買う」ときの「安い」の考え方

 

「安く買う」の「安く」とは、購入した後すぐに売却を考えたとしても

「自分が購入した金額より高く売れるであろう」と思える金額で買うこと

→すなわち売れる金額よりも安く買う……ことが肝になります。

 

これは「言うは易いし行なうは難し」なのですが、焦らなければ、慌てなければ

どこかで実現可能な購入タイミングが来ると思います。

 

それは取引所(相場)がないからこそ……のメリットです。

 

もっとも、そのために別のチャンスをみすみす見逃す機会損失もあり得ます

から、それらを天秤にかけて「価格をとるか、購入タイミングをとるか」

を自分なりに判断することが大切です。

 

不動産投資の初心者は

1.まずは購入タイミングを重視して一戸買ってみる

2.1~数戸購入して実践感覚が宿ったところで、「安く買う」という

マイルールを設定し徹底する

……という段階を踏んだ考え方で投資を行なっていくと良いかもしれません。

 

これを徹底する限り、不動産等投資で大きな失敗をする恐れはかなり低くなる

と思います。

 

 

本日もお読みくださりありがとうございました。