みな様、根本伸之のコラムをお読みいただき誠にありがとうございます。

 6月に大阪の中心部で震度6の大きな地震がありました。被災者の方は今でも多くの苦労をされていると思います。特に数名の方が亡くなってしまいました。心よりお悔やみ申し上げます。

 さて、今回の地震は大阪駅付近でも震度6弱という大きな揺れでした。
約7年前の東日本大震災の際に、私は横浜に居ましたが、とてつもなく大きな揺れを経験しました。それでも当時の震度は震度5です。あれよりも大きな揺れが、大阪の中心地で発生したのです。

 地震の一報をテレビで聞いた際には、正直なところ、「またもや大変な災害がやってきてしまった」と思いました。

 最近、震度4程度の地震が各地で相次ぎ発生しており、私の住んでいる神奈川県や物件のある地域にもそのうちやってくることを想定しなくてはならないと感じています。

 みなさんは今回の地震をもって、不動産投資との関係をどのように考えますでしょうか?

 やはり、地震が多い国です。そのうち、このような大きな地震が各地で発生することを考えると、不動産投資に対しては否定的になったでしょうか?

 実は、私は全く逆に考えました。

 今回の地震は、震度6という大きな揺れにもかかわらず、一部の古い住宅を除けばほとんど倒壊することもありませんでした。
 23年前の阪神淡路大震災では、たくさんの大きなビルが倒壊したことに比べれば、インフラやビルの倒壊は極端に少なくなったように感じています。

 これは、阪神大震災とは地震の規模が異なるのかもしれませんが、あれから20年以上の年月をへて、日本の建築技術が特に地震対策においてさらに優れてきていることを示すものであると考えています。

 特別、大手建築会社が施工した建築物だけ壊れなかったわけではありません。中小の建設会社が作った建築物も大きな被害はないという認識です。

 震度6という大きな地震が発生しながらも、都市壊滅状態にならずに、ほとんどの鉄骨造やRC造の物件は大きくは壊れていないだけでなく、鉄道もほぼ1日で復旧しているのです。

 山間部や海岸線では、地震による土砂崩れや津波の危険がありますが、都市部では「震度6程度の地震は克服した」と考えても過言ではないのかもしれません。

 地震は怖いと感じながらも、日本の建築技術に感心するばかりです。

 海外からも大きな地震に対する日本の都市部の頑強さに関心が集まっているとの話を聞いたことがあります。

 以前は、地震が怖くて不動産投資は怖いという考えがありましたが、少し考え方を変えても良いように感じました。

最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

根本 伸之