こんにちは、サラリーマン大家のTAKAです。

本日は最近の銀行員というテーマでコラムを書いていきたいと思います。

サブタイトルのお野菜の銀行の最近の報道から感じたことを中心に私見を書いていきたいと思います(中国地方には本当にお野菜の名前の銀行がありますがそこの話ではありません。余談ですが・・・)。

1.最近の労働市場から

私は今35歳ですが、転職サイトに登録すると様々な企業から転職のお誘いの案内が寄せられています。

どの業界も40歳前後の層は就職氷河期に当たり人数が少なく、その層やその層より少し下の年代を中途採用で補充しようという傾向が強いようです。

銀行を含めた金融機関も例外ではなく、この年代を層の薄さをカバーするために中途採用でかなりの人員を補充しています(今後は、RPAやAI活用によりこの流れが変わってくる可能性もありえますが)

2.金融知識がそこそこな銀行員

銀行も人材の多様化という観点から必ずしも金融機関出身の人材を中途採用しているわけではなく、まったく違う業界出身の方を中途採用するということが多くなってきています。

お野菜銀行では、不動産業界出身の方をかなりの数中途採用し、不動産融資を進めていたという報道がありましたが、他の銀行でも不動産業界出身の方を中途採用すること自体はそれほど珍しいことではないように感じます(お野菜銀行の場合はやりすぎだったのかもしれませんが)。

かつての銀行は、お金を貸す場合には、自ら決算書を読み込み、融資対象者の現在の財務状況を分析したうえで、将来にわたり延滞なくお金が返済できるのかを分析していたので、銀行員には相応の財務的な知識等が必要とされました。

しかし、現在ではそのような分析は機械がやってくれるので、極端な話、財務的な知識がなくても銀行員を務めることができるようになっており、そういった面でも他の業界から転職しても仕事を回せるようになってきています。

プロパー融資はともかく、アパートローンについては、ほぼパッケージ化された商品なので、申込者に融資ができるか検証するといったよりも、融資の基準に当てはまる申込者を探すといった感じなので、極端な話、プロパーの銀行員よりも不動産業界出身の方の方が、申込者を探すノウハウを持っているのではないかと感じます。

もちろん、他の業界から転職された方でも、かなりの金融・財務の知識を持ちとても優秀な方もいますが、決算書読めませんが、営業は任せてくださいタイプの方もかなりいます。

3.コンプライアンス

銀行では、新入社員で入社して以降、さまざまな場面で、社内規定や法律の順守、いわゆるコンプライアンスの重要性を指導されます。

また、業務の中で、融資を行ったが返済が滞り破綻していく企業や個人を見て、お金の怖さやリスクを学んでいきます。

そのような中で、コンプライアンス意識やリスク感度の高い銀行員が培養されます。

そのような銀行員が、イケイケどんどんな融資申し込み者を諫めて、危険な投資対象や事業への取り組みをとめていた面が少なからずあったように思いますが、お野菜銀行のケースを見ると、どちらかというと銀行員の方がイケイケどんどんで融資を進めていたようにも思えます。

4.おわりに

社会一般のイメージからすれば、銀行員は財務や金融の専門家であり、リスクや安全性といった保守的な視点から物事を見るという感じかもしれませんが、必ずしもそのイメージと銀行員は一致しなくなってきているように感じます。

どの事業でもそうですが、銀行員がいうのだから安心!ということはなく、あくまで自分の目の前の銀行員が、能力があり信頼できるのかということを判断する人を見る目やすべては自己責任という覚悟を持つ重要性が今後も高まっていくのではないかと感じています。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

(もし、ご質問等があれば、コメントいただければ極力回答しようとは思います)。