先日、僕の物件で賃貸契約の更新がありました。

今のままの家賃ですんなりと更新していただきありがたく思っています。

おかげで更新料も手に入り、また2年安心して大家ができそうです。

引っ越す人?引っ越さない人?

この物件に住んでいる人は、実はこの物件が新築の時に入った人です。

つまり新築時の家賃でずっと住んでいるということ。

 

この物件は日本橋にあるワンルームです。

今年で築16年になりますから、この人は16年間ずっとここに、同じ部屋に住んでいるということになります。

きっと周りの部屋よりちょっと高いことに気付いてはいると思います。

でも、もうここまで長く住んでいると移動する理由もないのでしょう。

 

僕はこの人の勤め先を知っていますが非常に安定している所で働いていらっしゃいます。倒産することもなければ、転勤もなく、収入が減ることも、ましてやリストラされることもないでしょう。

ですから仕事が理由で引っ越すことはちょっと考えられません。引っ越しする理由があるとすれば結婚する時くらい・・・。ですが。僕はこの人の年齢も知っています・・・

あまり詳しくは書けませんが、僕は、この人が引っ越す可能性は低いと読んでいます。それはつまり、

空室リスクは低く、また家賃は新築時の家賃で高止まりしてくれる

と思っているということです。もちろんただの予想なのでこの先どうなるかわかりませんが、僕が安心してこの物件を所有していられる理由の一つではあります。

その物件に住んでいる人はどんな人ですか?

新築で買う場合、そこにどんな人が入るのかはわかりません。アパートを建てる場合も同じです。新社会人がとりあえず会社の近くの部屋を借りたなどという場合は半年で出て行ってしまうなんていうこともありますし、大学生が借りれば卒業と同時に出ていく可能性が高くなるでしょう。

しかし中古を買う場合は、その多くはもうすでに、そこに住んでいる人がいます。そしてその人がどんな人なのか知ることができます。

そこに住んで何年くらい?

年齢は?

職業は?

仕事場はそこからどれくらい離れてる?

賃の遅れはない?などなど。

もし住んでいる人が若い女性で入居して半年とかなら、駅近であっても夜は治安が悪いとなるとちょっと問題かもしれません。住んでみてわかった生活上の不便は引っ越し理由になる可能性があると思います。

不動産屋はどこまで知っている?

個人情報の問題があるので全部が全部というわけにはいきませんが、賃貸管理まで行っている不動産会社なら、そうした情報は持っているはずです。

僕の場合は、買う前にそこに住んでいる人の情報のかなりの部分は聞いていました。そして「この人ならそう簡単に引っ越さないだろう」と考えていました。今のところ予想通り。

中古物件の購入を検討されている方はぜひそこに住んでいる人の情報を不動産屋に聞いてみてください。それを聞くことにより、その不動産会社がどこまでを知っているのかを試すことができます。

単なる仲介なら何も知らない可能性があります。そうした不動産会社は「売ったら終わり」です。当たり前ですよね。仲介者に売った後の責任感なんて求める方がおかしいと思います。

またサブリース系も入居者の情報は教えてくれないと思います。入居者がどうであれそれを保証するのがサブリースですからこれも当たり前。

買えば自分がその人に自分の部屋を貸し、その人から家賃をもらう事になる

のです。人任せにせず確認してみることが大切だと思います。