こんにちは、きりのきです。

 

楽待コラムを書いていると、

一週間が本当に短いなと感じます。

もう次の記事を書かないといけないのか、と。(笑)

 

実際のところ僕の週間予定だと水曜日~金曜日は

出勤したら帰宅ができずに連続勤務の一塊ですから、

実質1週間は5日間しかないようなもので。

 

普通の感覚よりも1週間を短く感じているのかもしれない。

ある意味、日曜日が早く回ってくるのでお得ですね。

皮肉ですが。

 

医療業界の勤務時間が壊れているというのは

だいぶ知れ渡っているようですが、一般的な会社でも

相当に厳しい就労を強いられているという方は

多いことと思います。

 

行動の裏には動機あり

僕はそんな過密労働から将来的に離れよう、

という目標のために不動産投資をしています。

 

別に仕事は嫌いじゃないですよ。

ただ、雇用され続けるのが嫌なだけで。

 

なんというか、小学生の頃から出世という言葉に

まったく興味がなかったんですよね。

既に作られた枠組みの中での競争には

何の興味もありません。

 

出世をすることが素敵な未来には見えなかったんです。

 

それよりも、好きなことをして生きていきたい。

自分で新たな枠組みを作り、切り開いていきたい。

色んなビジネスに挑戦し続ける、楽しい人生を送りたい。

 

自分で決めて始めたことであれば、

どんなことも納得して頑張れます。

 

そのためのベースとして、不動産投資による足固めを

している最中であるのが、現在です。

 

これは僕の価値観であって、出世をすることに強い意欲を

持っている人がいても、逆に仕事が嫌いでニート生活を

夢見るのも、いいと思います。

 

行動するための強い動機となれば、なんでもいいんですよ。

それが勉強をして、行動をして、諦めない努力を生み出す

原動力となり、自分のステージを上げるきっかけとなりますから。

 子供の未来を守るために人はいつの世も頑張っています。

残された時間が長いほど焦る矛盾

しかしそれにしても、短期間での結果を求めてしまう人が

極めて多い傾向にあるのは最近の流行なんでしょうか。

 

特に20代では焦っている人が多いような気がします。

 

分からないでもないですけどね。

僕は19歳から20歳になった時、ものすごくショックを

感じたことを覚えていますし。

 

何というか、具体的なものではないんですが、

恐らく自分が初めて「歳を取る」ことを意識したのだと。

歳を取るということに恐怖を感じたのかなと。

 

今から思えば何を馬鹿な、としか思いませんが。

でも、本当の意味で若いと思い続けられるのは

20代までですからね。

 

30台半ば近くなってきた今では、「いつまでも若々しくあろう」

と日々考えて活動してしまいます。

最近ではついに、子供に何を残してあげられるのかな、

ということまで考えてしまう。

 

「人生五十年」であった織田信長の時代と違い、

30歳、40歳なんてまだ人生の上り坂。

例えば今の僕が10年間掛けて大家業を続け成功したとしても、

まだ40代半ばにもなっていません。

 

20代にとっての10年後なんてまだ30代。

世間様から見れば「若造」と言われてしまう年齢です。

まったく焦る必要ありません。というか、30代になることに

焦られてしまったら僕なんてもう手遅れですね。

 

にも関わらず、20代では焦りを覚えてしまう。

何故でしょうか? 少なくともバブル時代には

なかった傾向のように感じます。

 

バブル時代僕は幼稚園~小学生ですから、

本当のところは知りませんが……。

 

日本独特の雇用体系の終焉が不安の素

恐らく、社会的な不安が強いからでしょう。

特に、雇用問題について。

 

日本は独特の終身雇用という雇用体系の下、

高度経済成長時代を駆け上がってきました。

それが世界第2位の経済大国の地位を築き、

アメリカ合衆国に「追い越されるのではないか」という

危機感を感じさせるほどの勢いがありました。

 

ご存知の通りバブル崩壊以降、海外資産の増加はともかく

国内だけをみれば雇用が不安定になり、金融機関は

貸し渋りを始め、停滞の時代が始まったんです。

 

停滞が続く中、庶民にとって一番重要なのが雇用の安定。

食べていくには安定した収入が必要です。

しかも、一度手にした生活レベルを下げることは難しい。

 

安定した収入を得るのに最も簡単なのは、

正社員であり続けること。リストラをされないように、

会社にしがみつくことでした。

 

かつては安定しているけど給料が安いと言われ続けた公務員が、

いつに間にか羨望の眼差しで見られ、妬まれることさえある

対象となる時代へと変わってしまいました。

 

会社側としては事業の縮小、人件費の圧縮のために

人員の削減を行いたい。しかし今まで会社に尽くした者を

簡単には切れないし、そもそも法律の壁がある。

辞めたくないという人を無理に辞めさせることはできない。

 

こんな閉塞した状況が新規雇用を抑制し、

就職氷河期なんて言葉を生み出した。

若者に厳しい時代の到来、です。

この社会環境の結果、就職困難者、非正規雇用が増加、

20代の若者に焦りを生み出したんでしょう。

 

雇用不安は住宅ローンが生み出した

この状況を生み出したの原因の一つは住宅ローンだと

僕は思っています。国の優遇政策もあって、

サラリーマンに対して乱発された住宅ローン。

 

住宅ローンがあまりにも拡大して適用された結果、

サラリーマンの解雇が国としてもできなくなった。

正社員を単純解雇してしまうと、不良債権が大量に

発生してしまうからです。

 

賃貸住まいであれば給料が減っても安い家賃の賃貸住宅へ

引っ越すという方法が取れますが、住宅ローンではそうもいかない。

 持ち家か賃貸か、今でも議論は続いていますが…。

住宅ローンに縛られた環境が、サラリーマンの解雇を

国としても、会社としても、個人としても困難としてしまった。

 

金融の安定のために国としては現正社員を保護せざるを得ない。

国が解雇制限を緩和できないから会社としては窓際族、

追い出し部屋などを作らざるを得ないし、正規雇用を減らし

解雇しやすい非正規雇用を増やすしかない。

被雇用者は辞めたら生活レベルを落とすどころか

住宅ローンを払えず、住む場所すら失いかねない。

 

割りを食っているのが、今の20代、30代、と。

今までの日本の経済モデル、終身雇用が揺らいでおり、

若者は安定した立ち位置が見つけられないでいます。

 

不動産投資は何年続けるもの?

これまでの一度正社員になれば雇用が守られるがために

流動性を失ってしまった雇用市場に、今一度流れを

作り出そうと金銭解雇案を中心に政治が動いている。

 

まさに、雇用戦線は激動の時代。不安があって当然のこと。

立場の弱い若手には非常に厳しい。

 

でも、その20代30代も今を何とか乗り切ろうと動いています。

ネットであらゆる情報が得られることも手伝って、

起業に投資に若手が頑張っている。

 

ただ、惜しむらくは焦りが見えることでしょう。

 

20代、30代にとって、人生は非常に長いです。

一度脱落すると再スタートが難しいといわれる日本社会ですが、

あくまでそれはサラリーマンとして。

 

起業、投資ではそんなことありません。

専業だろうと、兼業だろうと、再スタートだろうと、

条件は全く同じ。

 

ちゃんとやれば成功します。何度でもチャレンジできます。

 

ただ、それ以外はサラリーマンと同じで。

 

もちろん一発大きく当てて会社を売却しさようなら、

という可能性も起業にはありますが、一般的には、

そして不動産投資ではなおさら、長く続くことが重要です。

 

10年どころか、30年、40年と続けていかなければいけない。

 

一般的な起業では、同じ商売を何十年と続けるって、

ものすごく大変なことです。今時、ちょっと目新しいだけでは

皆すぐに飽きてしまいますから。

 

創業100年の老舗なんて、本当に凄いと思いますよ。

 

不動産投資の場合、それが比較的簡単に達成できます。

流行や嗜好に左右され過ぎるものと違って、

無くては生きていけない『住まい』に関わることですから。

 

一部を切り取った表現に騙されてはいけない

そんな不動産投資だからこそ。

焦って、1年や2年で結果を求めるべきものではありません。

 

1年で家賃収入1億円とか、そんな派手にアピールをされる

セミナー講師の方もいらっしゃいますが、それは一部を

切り取って面白く表現をしているだけです。

 

その裏に、どんな隠された事情があるかも分からない。

数字だけ見て自分も同じようになりたい、だとか

同じようになれるんだ、とか安易に考えるべきではない。

 

金融機関は年数をとても気にします。

サラリーマンを評価するときも、勤続何年かが属性を決める

一つの項目です。融資審査でも、その金融機関と付き合って

何年か、事業を始めて何年経つのか、評価項目として

非常に比重が高い。

 

不動産投資家となって10年になります、というだけで、

金融機関の態度は大きく変わりますよ。

そうなれば、いつでもどこでもどんな物件でも、

融資を引き出せるようになる。

 

そこまでいって、ようやく勝ち名乗りをあげることができます。

 ゲームでは初めは簡単です。では、不動産投資は?

ゲームと違って1面が一番難しい

僕なんて、本当に偉そうに色々書いていますが、

所詮投資家暦1年と数ヶ月。これを少なくともあと50年は

続けていくつもりでいます。命があれば。

 

不動産投資家の先人の方々を見渡すと、僕よりもずっと

ご年配のベテランの方々ばかりです。

皆さんすごく落ち着かれていて、冷静に物事を判断でき、

謙虚で奢らない。とても素晴らしい方々が多い。

 

僕が同じようになれるかどうか。ここ10年に掛かっている、

と思っています。

 

不動産投資初期は運転資金が少なく、経営が安定しません。

金融資産も少なく、金融機関からの目も厳しい。

 

不動産投資は一番初めが最も難しいんです。

そんな時期に、早く成功してリタイアしたいからと

焦って無理をしたら破綻リスクが高くなる。

 

若いのだから破綻しても復帰をすることはできますが、

早く成功したいという思いがあるなら本末転倒です。

 

いつのために不動産投資をするのか

なかなか行動を起こせない時に行動を

起こさせるためにする煽りは良い煽り。

慎重になるべきタイミングでリスクを

背負わせるような行動をさせる煽りは悪い煽り。

 

一人として同じ人間がいないように、誰一人として

全く同じ人生を歩むことはできません。

憧れるのはいいですが、憧れの度が過ぎて

自分を偶像に重ねてしまうのは良くないこと。

 

せっかく雇用が安定しないんだったら自分で安定した

収入源を確保してやろう、という正解に辿り着いたんですから。

その先々も、正解の道を歩みませんか。

 

人生まだ先は長いです。マラソンでいったらまだ最初の1km程度。

マラソン大会でスタートダッシュをする目立ちたがり屋を、

馬鹿にしたりしていませんでしたか?

 

10年先、いや30年先を見て、不動産投資に臨みましょう。