皆様、お元気ですか?

私のコラムをお読みいただき、ありがとうございます。

リーマンショック後に買った物件のお話のその2です。

 

銀行の融資が緩くなる3月末に金消をし、

そのたった3日後、書留が届きました。

開封すると、解約届

このオフィスビルの3フロアを、

元オーナーが使用していたのですが、
それを解約すると!

 

このビルで、毎月多額のキャッシュフローが出ると

喜んでいただけに、その衝撃は大きかったです。

実は、使ってもいないのに、嘘のレントロールと契約書を
作成していたのです。

後から、考えれば、ずいぶんシンプルな契約書だなぁと、

思った記憶があります。

こういう違和感は大切ですね。

すぐさま、仲介の不動産業者に連絡し、交渉してくれるよう、
依頼しました。

それから、顧問弁護士に、宅建協会の弁護士に、東京都住宅局に、
相談する日々の開始です。

ある日、顧問弁護士との相談に、仲介の不動産業者が立ち会ってくれてました。

で、彼女(女性だったのですが)が、ポロっともらしたんです。

手元にレントロールを持ちながら、

「退去しないと、ここにサインしてください。と言ったら、
 笑って拒否されたんですよぉ」と。

その衝撃に、前後の話は頭から飛び、彼女が退去の可能性を承知していたことが
はっきりとわかりました。
しかも、金消契約前に知っていながら、私には一言も言わなかったことも。

彼女の会社に管理を任せる予定でしたが、もちろん切りました。

3カ月後には、3部屋退去です。

弁護士や住宅局に法的解釈を求めましたが、

金消契約と賃貸契約は別物。

がその答え。
賃貸契約は引き継がなければいけないが、
売却した後も、引き続き借りるかどうかは、関係ないとのこと。

今、考えればごもっともですが・・・

すぐ始めたのは、ビルの地元の不動産屋をまわること。

とても、ラッキーなことに、ある不動産屋さんがとても親身に

対応してくださいました。
まさしく、捨てる神あれば拾う神あり状態。
東京で、1,2を争うような歴史のある不動産屋さんでした。

その不動産屋さんいわく、
「あの仲介の不動産業者は、ひどいねぇ~、あなたがこんなに困ってるのに、
 言うことはまるで、〇〇〇のようにがめついことしか言わないよ」と。

彼女は、

金消契約と賃貸契約は、別なのだから、
すでに司法書士の手で登記が進められているから、

それ以後の賃貸に関する業務は、

賃貸契約の管理に属し、その契約に基づき、仕事をすると、明言して来ました。
私とはまだ管理の契約をしてないから、業務は行わない、と。

確かにね、そうですね、ですが・・・

あなたは退去すること、知っていたんですよね??

 

地元の不動産屋さんに、事情を説明し、レントロールを見せると、

「この額では決まらないよ」と、軒並み、5万円ダウンの家賃設定。

目の前がくらくらしながらも、それで決まるなら・・・と
お願いすると、3カ月後には、本当に3フロア分のテナントが決まりました。
パーキングも一緒に5台分決まり、一安心でした。

この地元の不動産屋さんには、いろいろ教えていただき、
本当にお世話になりました。

以後、物件の下見の際や、管理会社を探す際には、
地元の許認可の更新回数の多い不動産会社を訪ねる習慣ができました。
まれに例外もありますが、えてして回数は、頼りになりますよ。

 

今日の結論

元オーナーが売却後も使用するかどうか、確認するのは当然のことだが、

確実に一筆もらうこと!!