数あるコラムの中で、読んでいただきありがとうございます。

FP大家です。

我が家の固定費の重さを実感しながら、転職も考えた中で、

(俺って、銀行辞めたらただの中古アパートなんだな・・・)と、ローン付けができる内が華だなと実感。

その人のスキルにもよりますが、転職できる年齢は限られています。ある年齢を過ぎると企業の需要が無くなるのです。

ローン付けができないボロアパートのように。。。

エージェントが言っていました。

「転職活動を思いっきりやってみて、ダメだったら徹底的に今の会社にぶら下がる覚悟ができますよ♡」

(・・・それは、セールストークですか?)

会社という器について考える結果になりました。

住宅ローンや投資ローンでレバレッジを利かせると、固定費が重くなり身動きがしづらくなるというのが昨日のコラムでしたが、仕事、家庭、不動産投資について思いを巡らせています。

あるサラリーマン大家の一日

私は地方にボロ戸建を所有しています。

現在空室で、定期的に掃除をします。この時期に気になるのは虫です。

内覧時に虫の死骸があると印象が悪いので、掃除に行くのですが、

駐車場に車を停めると、

「(;゚Д゚)!!」

(まだ小さいな・・・自分でもできるかな・・・)

というのも、過去に2階の軒下にアシナガバチの巣ができて、1万5000円くらいで業者に駆除してもらったことがあります。

(いきなりコスト発生か。。。)

セミの鳴き声騒がしい昼下がり、自分でやれるかどうか、相手の戦闘力を探りました。

向こうも一匹、こっちを見ているようです。

私の弱点は、ズバリ実戦経験がないことです。ですが、前回、業者さんに駆除してもらった時、

『アシナガバチは攻撃性は低い種類です。ですが、完全に駆除できないと、当然攻撃してきます。それと、今巣にから出ている働きバチが戻ってきたときに、巣が無くなっていると、イラついて攻撃するから、駆除した後はあまり外に出ないでください』と、忠告してもらったのを覚えています。

敵は何匹か?肉眼では3匹確認できました。

出かけているハチはいるのか?

あのデカいのがフリーザ、いや嬢王バチか。

短期戦で一気に仕留めることができるかがポイント。

手の届く距離ではあるが。。。

 

妻への連絡

一人で物件に行ったので、とりあえず妻に連絡。

そしたら、

「死んだら子どもの教育費どうするのよ!!」

と、めちゃ怒られました。

その後、メールでハチの駆除業者のリストを送ってきたのでした。

で、その中の何社かに電話をして合見積もりを取り、安そうな業者を探します。

A社「当社は殺傷力の強い専門の駆除剤を使うので、どんなに小さな巣でも1万円からかかります。小さいなら他業者の方が安いかもしれません」と、受け答えしっかりした印象。

B社「最低価格は8000円で駆除できますよ♡ただ、巣の大きさやハチの種類、巣のある場所を見積もらせていただいて金額が変わってきます。見積もり無料です♡」とコイツ、ボッタくりそうだなぁという印象。

C社「どのくらいの巣ですか。あーそのくらいなら5000円くらいですかねー。」とサバサバとしたフランクな印象。

で、フランクで安そうなC社に来てもらいました。なんか嘘がなさそうなノー天気さがポイントでした。

海王拳、1倍!

軽トラで駆け付けたC社は便利屋でした。

ドカタズボンに白いランニング。日焼けした肩が目立ちます。

そのオジサンは挨拶もそこそこに駐車場へ。

「あー、アシナガバチですね。巣も小さいし良かったですねー」と反転し、軽トラの荷台へ。

右手にバトミントンのラケット。左手にカ●ンズホームの市販殺虫剤を装備したのです。

「え、それで捕るんですか?」

「これ市販なんですけど、アシナガバチには凄い効くんですよ!」と、ニカっと笑いました。

「死ぬんですよね?」

「イチコロですよ(笑)」

それからオジサンは、ハチの巣に近づき自分の間合いに入ると、ランニングとドカタズボンに数秒間の静寂が。

オジサンの気が大きくなるのを感じました。

(シュー!!バシっ!!)

「あれ、今、ハチが一目散に散っていきましたけど・・・死んだんですかね?」

「飛んできましたが、死にます」

(大丈夫かなぁ・・・(-_-))

そのオジサンは名刺代わりにチラシをくれました。

庭の剪定、造園、ハチ駆除、ごみ処分、孤独死された方のお部屋の清掃。なんでもご相談ください!!

マンパワー一倍。一人でやってる自営業者さんでした。

(こういう人がAI時代にも生き残るのかなぁ・・・)

「あの、ちなみに今日のお値段なんですが・・・」

「3500円です」ニカっ。

人生のサバイバルで生き残るのは、こういうバイタリティであったり、行動力なのかなと、感心した夏の日でした。

幸せのレバレッジ

でもそういえば、そのオジサンは指輪をしていました。

奥さんがいれば、2人で幸せになりたいものです。

子どももいれば、3人で幸せに。

海王拳1倍のオジサンに見えましたが、家族の人数分のレバレッジを背負って便利屋さんをやっているのだと思います。

お金の面でいえば、家を買うことも、子どもを塾で勉強させることも出費(≒投資)です。そのリターンは、クサイ言葉でいうと「家族・子どもの幸せ」です。

確かに、自分が幸せになるより、子どもが幸せになってくれた方が嬉しい。

人生、いろんなレバレッジの賭け方があるんだと思います。

ただ、投資のレバレッジが逆に働き、家族の幸せのための投資資金を使わざるを得ない状況というのは、避けたいものです。

 

夕方、一人で夕食を作りました。自分の好きな物件で、自分の好きなものを食べる。

家族も大切ですが、たまにはこういう「お一人様」もいいものです。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。