こんにちは、オカリロ人です。

 

毎日コラムを書いてらっしゃるコラムニストの方々には

ほんとーーーに頭が下がります。

私にはできません、ぜったいに。

ワタクシできないことを、目標に掲げるほど無謀ではありません。

 

しかし、人間は目標がないと頑張れません。

「できれば定期的に記事を書きたい」

「せめて週1くらい記事を書いた方がいいだろう」

ということで、

Friday Night

毎週金曜の20:00 に記事を公開 

という 超絶厳しい 目標を設定してみました。

フライデーナイト オカリロ人です。(これが言いたいだけ)

 

あなたの所得いくらですか

オカリロ「年収いくらか把握していますか?」

読者 「それくらいわかるよー」

オカリロ「では、所得はいくらか把握していますか?」

 

というより所得と年収の違いってなんですか??

 

所得・年収ともに源泉徴収票に記載されています。

ご自身の所得を確認するには、これが一番簡単・確実です。

 

 

今回は 給与所得者 ようするにサラリーマンの想定です。

 

専業大家さんとか (尊敬)

社長さんとか (なんかすごそー)

年収2000万で毎年確定申告してるとか (うらやましい)

給与が2か所以上からで確定申告しているとか(どうするとそうなるのか)

そんな人は対象外です!

(今更この記事読むまでもないでしょう)

 

給与所得、課税所得、年収、手取り額の区別

つくようになるのが、今回のコラムの目標です。

 

年収と給与所得

 

そもそも年収という税務用語はありません。(びっくりした?)

通常は

年収=給与所得 

 

で話がされることが多いですね。

 

ところが通常

額面 12か月分 ≠ 給与所得

となります。

 

 

年収(給与所得)と額面一致しそうなものですが、

若干ずれが生じます。

額面の一部には、給与所得に含まれない金額があるからです。

 

「交通費」がその最たるものです。

交通費は非課税 なんです。

交通費を10万円もらって、税金で2万円取られたら、

交通費が払えなくなるので、理不尽でしょ?

交通費をごまかしてもらうと、脱税になりますよ。

 

額面には非課税の支払いが含まれることもあるので、

額面を12か月分足しても、源泉徴収票の給与所得とは一致しないんですね。

ただ大きな額ではないので、概ね同じと理解していただいてもよろしいかと思います。

 

ざっくりまとめると

「いくら稼いだのか」が給与所得(≒年収、額面)です。

給与所得は会社でいう「売上」ですね。

 

 

手取りは所得なのか

 

額面から、年金やら、社会保険やら、差し引かれて、

「手取り」と呼ばれる受け取り給与額になりますね。

 

サラリーマンにおなじみの「手取り額」ですが、

残念ながら、課税所得とは激しく異なります

 

手取りではすでに税金が引かれています

借り上げ住宅では、家賃も引かれていることがあります。

一方で、交通費は足されています。

 

「手取り」はサラリーマンのキャッシュフロー

ですが、

税務上は無意味な金額 です。

 

 

課税所得とは

大元である給与所得から、

税金をかけなくていいよね、という金額を差し引き(所得控除)

出てきた額が課税所得です。

 

課税所得はあくまで税金を計算するための額です。

 

 

すなわち

給与所得 = 税金のかからない所得 + 税金のかかる所得(課税所得)

です。

 

税金のかからない所得とは、

稼いだけど、年金やら保険に払っちゃった額です。

 

年金や社会保険は公的なものなので、(若干主観ですが)

サラリーマンの「経費」的扱いとなり、

給与所得(年収)から差し引くことができます。

 

 

給与所得(年収)から「経費」的な金額を差し引いたものが、課税所得です。

 

課税所得は、サラリーマンの粗利益 とも言えます。

 

「経費」的なものは、具体的には

・健康保険 (出費あり)

・年金    (出費あり)

・基礎控除  (出費なし)

・配偶者控除 (出費なし)

・扶養者控除 (出費あり)

・医療費控除 (出費あり)

・寄付金控除 (出費あり)

小規模企業共済等掛金控除(出費あり) ←重要

などなどです。

 

 

基礎控除・配偶者控除

基礎控除は

「サラリーマンなら一定額を年収から差し引いて減税してあげるよ」

という制度です。

サラリーマンとして、仕事をする経費を考慮に入れているのです。

 

仕事用のスーツを買っても経費に計上できませんよね。

基礎控除ですでに考慮してます、という理論です。

 

 

配偶者控除も、扶養控除も似たようなものです。

対象者は概ね出費があるでしょうし、

実際には控除額の出費はないかもしれませんが、

一定額差し引きますよ、ということです。

(既婚者や子供がいる家庭への配慮、優遇?とも言えますね)

 

健康保険・年金など

一般的に考えて、

だれにとっても必要で

避けようのない公的な出費は

収入から差し引くことができます。(税金が免除)

 

年金を払った額や健康保険に払った額について

さらに所得税を払えといわれたら、

2回税金を払うような状態ですよね。

二重課税を避ける仕組みになっているのです。

(年金や健康保険を税金といっていいかは微妙ですけれど)

 

個人年金や生命保険、医療保険などの保険も

あくまで個人のものではありますが、

国民生活の破綻を防ぐものですから、

一定額まで年収から差し引くことができます。

 

結局あれやこれや年収から、公的~やや公的っぽい出費を差し引いて

残ったものが 所得(課税所得)となるわけです。

 

所得に対して税金をかけて、納税額が決まります。

課税所得 ー 税金 ≒ 手取り (±家賃とか交通費の天引き)

となるわけです。

 

まとめ

 

年収(給与所得) = 総売り上げ

控除額      = 売上に係る経費

所得(課税所得) = 粗利益

手取り      = キャッシュフロー

 

個人の税務の話は

不動産収益の税務にも通じるところです。

人に説明できるくらいしっかりと理解してくださいね。

 

以上、オカリロ人がお送りしました。

 

次回は「不動産の収支」のお話をお送りします。

それではまた次回のコラムでお会いしましょう。