おはようございます!地主の婿養子大家です。

 

今日のテーマは『国民健康保険と社会保険で悩む!』です。

 

専業大家になると、税金・年金・保険など、自分で加入して、将来の備えを自分で積み立てていかなければなりません。

今日は、将来専業大家を目指す方々の参考になるところもあるかとの思いから、私の現在とっている方法を書きます。

税理士と打ち合わせの上で選択しているわけですが、

ハッキリ言って、

完璧なプランである自信はございません!(+_+)

従って、読者の方は、このコラムをきっかけとして、

自分が専業になる時のプランを

事前に妄想しておいた方が絶対に良い

と思います。

 

構成は、

1.国民健康保険の仕組み

2.社会保険の仕組み

3.国民年金基金について

4.どっちが良いか考える

5.おわりに

以上で書いてまいります。

 

1.国民健康保険の仕組み

主に、市町村が運営していて、市町村が国や県から受ける補助金と、被保険者が納める保険料などで運営されていて、加入者が医療機関にかかった場合、加入者は一部の金額を負担し、市町村が残りを、医療機関に払ってくれるというもの。

国民健康保険料は、

・世帯単位で

・加入者の数

・年齢

・収入

などにより算出されます。

ちなみに、

保険料の額は運営する市町村で大きくことなります。

 

国保の節約の代表例をあげます。

 

①世帯をまとめる

地主の婿養子家では、現在、義理両親と別居しておりますので、なんと

2世帯分

の保険料を納めています。涙

しかし、現在、私の世帯が引っ越しする可能性があります。

ここで、裏技的な方法として、

・同一敷地内

・隣地

へ引っ越しすることが出来れば、

離れとして

同一世帯とすることができす可能性があります。

実際、

私の現在取り組んでいる案件がうまくまとまると、隣地へ引っ越しすることになります。願

 

そして、ここでもよく話題になる、法人を活用する節約術があります。

 

②法人化する

自営業者は、国保に加入する義務がありますが、

法人化し、会社として社会保険制度に加入することで保険料を大幅に削減できる場合があるそうです

後ほど、私の場合のシミュレーションしたいと思います。

まずは、社会保険の仕組みを確認します。

 

2.社会保険の仕組み

国民健康保険と社会保険では『扶養』の捉え方に最大の違いがあります。

それは、

国民健康保険は、

『扶養』という概念は無く、世帯内の加入者数によって保険料が変化

するのに対して、

 

社会保険では、

認定範囲内親族であれば『扶養』することができる

ところです。

 

この点を活用して、

・法人を設立

・給与所得を抑える

ことで、

健康保険料を大幅に節約できる可能性があります!

 

3.国民年金基金について

年金受給額の不安解消の為に、1991年に設立されたのが国民年金基金です。

自営業者は、加入している人もいるのではないでしょうか。

掛金月額は、

・選択した給付の型

・加入口数

・加入時の年齢

・性別

によって決まります。

掛金の上限は、月額6万8,000円です

昔は、非常に高い予定利回りでしたが、今ではその予定利率もどんどん下がり、下記のように。。。

 

1991年:予定利率 5.5%

1995年:予定利率 4.75%

2000年:予定利率 4%

2002年:予定利率 3%

2004年:予定利率 1.75%

2014年:予定利率 1.5%

国民年金基金の最大のメリットでありデメリットは、

確定給付型年金で

過去の加入者に約束した利回りで年金を支給しつづけなくてはならない点です。

1991年に加入した人は5.5%の利回りで年金を受けられるのに対して、

2014年以降に加入した人は1.5%の利回りでしか年金を受け取れない

 

つまり、

物価上昇リスク(インフレリスク)が生じると損をすることになります。

例えば、

1.5%の予定利率でインフレで2%物価上昇したら損しますよね。。。

にもかかわらず、

地主の婿養子家は私も妻も

月額68,000円を愚直に積み立てています。。。汗

※当時は、仕組みを理解せず税理士の言いなりでした。。。涙

 

4.どっちが良いか考える

以前コメント欄でアドバイス受けたのですが、

僕の場合、

社会保険を選択した方が得じゃないか?

という疑問がやっと浮かびました。

これまでは、税理士の言っても、

・利回りが良いから

・所得控除があるから

という理由で、

国民健康保険&国民年金基金

を選択していましたが、実際どうなのか?

 

突き詰めて計算してみようと思います。

こういうのって、

誰に相談したらよいのかわからないんですよね。。。初心者投資家の気持ちが少し分かった気がします。。。涙

 

4.どっちが良いか考える

※ここでの計算はあくまで数字が苦手な私が計算したものをもとにしております。どういうことか?お察し下さい。涙

【現在の確認】

・地主家、婿養子家の二世帯別居中

・近い将来、『離れスキーム』なるもので一世帯に集約予定

・二世帯とも国民健康保険加入、婿養子家は国民年金基金加入

 

【国保の場合のお金の動き】

地主家 :国保保険料年額770,000円

婿養子家:国保保険料年額770,000円

国保保険料年額合計:①1,540,000円

国民年金基金年額:②1,632,000円(内訳:月額68,000円×2人×12か月)

所得控除による節税効果:

所得税40%:(①+②)×0.40=3,172,000円×0.40=1,268,800円

所得税圧縮効果は約130万円です。

所得税33%:(①+②)×0.33=3,172,000円×0.33=1,046,760円

所得税圧縮効果は約100万円です。

所得税23%:(①+②)×0.23=3,172,000円×0.23=729,560円

所得税圧縮効果は約73万円です。

※国民健康保険料は所得で決まっている部分があるので、私の場合、所得税率も高いです。ここは、ご自身の国保保険料と所得税率で計算するべきところですね!

感覚的には、

国民年金基金は、所得控除にはなるけど、積立金のようなものなので、

コスト154万円対して節税効果は130~73万円

これでは、税率40%でも25万円くらい負担がかかっている感じです。。。そりゃそうですよね。

 

国民健康保険上限二世帯分払ってますから!(+_+)

しかし、私の場合、今度コラムにするかも知れませんが、『離れスキーム』を採用する予定です。

⇒『離れスキームの場合

一族国保保険料年額合計:③770,000円

②は同額。

従って

所得税40%:(③+②)×0.40=2,402,000円×0.40=960,800円

所得税圧縮効果は約95万円です。

所得税33%:(③+②)×0.33=2,402,000円×0.33=792,660円

所得税圧縮効果は約80万円です。

所得税23%:(③+②)×0.23=2,402,000円×0.23=552,460円

所得税圧縮効果は約55万円です

 

コスト77万円対して節税効果は95~55万円

この数字だけ見ると!

所得税率40%の場合は、国民健康保険でもコストよりも20万円くらいメリット

所得税率33%の場合は、国民健康保険でもコストといってこいくらい

所得税率23%の場合は、国民健康保険だと20万円くらい負担が大きい

と判断出来そうです。

※上でも言いましたが、国保の保険料は所得で決まるので読者の方は、自分の保険料と所得税率で比べて下さい!

 

【社保の場合のお金の動き】

地主家 :健康保険料年額120,000円

     厚生年金年額220,000円

婿養子家:健康保険料年額120,000円

     厚生年金年額220,000円

健康保険料年額合計:③240,000円

厚生年金年額合計 :④440,000円

※給与を月額19万円程度に抑えた場合で法人負担を加味すると単純に倍になります。

所得控除による節税効果:

所得税40%:(③+④)×0.40=680,000円×0.40=272,000円

法人税23%:(③+④)×0.23=680,000円×0.23=156,000円

合計428,000円

所得税圧縮効果は約42万円です。

所得税33%:(③+④)×0.33=680,000円×0.33=224,400円

法人税23%:(③+④)×0.23=680,000円×0.23=156,000円

合計380,400円

所得税圧縮効果は約38万円です。

所得税23%:(③+④)×0.23=680,000円×0.23=156,400円

法人税23%:(③+④)×0.23=680,000円×0.23=156,000円

合計312,400円

所得税圧縮効果は約31万円です

 

法人負担を加味して、厚生年金を除外すると

240,000円×2=480,000円

コスト48万円に対して節税効果は42~31万円

 

つまり、

そもそも二世帯で国保を払う時点で

本来なら社保に切り替える方が

断然コストも低く

節税効果も有利

と言えます。

ただ、

私の場合、唯一、『離れスキーム』で、一世帯家族となった時に

世帯主所得税率40%のみ国保でのメリットがあり

世帯主所得税率33%なら国保ではトントンライン

世帯主所得税率23%なら国保では損をする

感じの結果となりました。※現在、『離れスキーム』案件進行中なので、纏まればコラムにします。

 

今回のシミュレーションは、地主案件を多く抱える、地主だから特異な結果な気がします。本来なら、所得や税金の観点だけならば、個人所有ではなく法人所有にすべきですが、地主ならではの考えがあるので、ここは私は義父の方針を尊重しています。

しかし、

不動産投資初期段階や、資産の多くを法人に持たせて、個人所得を極端に抑えている大家さんにとっては、

多くの方が、

国保ではなく社保の方が

費用(現金の持出し)も少なく

節税効果もある場合がある

のではないでしょうか?

※本コラムは、あくまで私自身の状況把握を主としており、税金に関してアドバイスをする主旨ではないことを注記しておきます。

 

以上、私の事例から国保と社保について考察してみました!

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!