前回からお話している、
入居者の孤独死について(第2回)です。

 

前回のお話は以下をご参照ください。https://www.rakumachi.jp/news/practical/22916P6290188

 

月曜日の朝、管理会社から異臭の第一報。
水曜日の朝、警察官から直接私の携帯に連絡。
警察官の「突破!」という声が聞こえたと同時に電話が切られてしまった・・・。
その続きのお話です。

 

水曜日の午後~警察官からの電話から約3時間後

月曜に私から連絡をした、役所の生活保護担当者から携帯電話に着信。

午前中に役所の担当者と警察官で、室内に入ったところ、
入居者と思われる方の遺体を発見した。

隣室の住人が在宅していたため、
隣室のベランダから、私の所有する部屋のベランダに移動し、
開いていた窓から室内に入った、とのこと。

既に入居者の親族には役所から連絡済。
今後のことは担当の警察官(所轄署刑事課知能犯係)に連絡してほしいとのこと。

電話を切った後、
すぐに発見に立ち会った警察官に連絡。
遺体発見の状況を聞く。

生々しい話で、動揺してしまった。

余程、私がショックを受けていたせいか、
担当の警察官からの説明とお話は極めて温かみのある印象を持てるものであった。

また警察官からは、
身元が確認できるまでは荷物等は動かせない等、
いくつかの注意点が伝えられた。

遺体の状況から考えると、事件性はないとのことだが、
DNA鑑定をしないと最終的な身元の確認は出来ないとのこと。

 

水曜日の夕方

再度警察から携帯電話に着信。

入居者の親族が、遺体の安置された警察署に到着したので、
オーナーさんとご親族で直接話して下さいとのこと。

私から親族の方へ弔意を述べるものの、
本人かどうかの確認はできていない状況であり、言葉に詰まる。

親族の方は高齢であり、遠方に住んでいるため、
すぐに遺品を引き取りたいとの申し出があった。

しかし、DNA鑑定が終わるまでは遺品は動かせない、
という警察からの要請を説明。

また、残置物の撤去までは家賃保証会社の補償範囲となっているため、
同社とも話し合って欲しい旨を伝達。

 

その後、私から警察官に、
「近隣住民にご迷惑がかからないようにするため、
室内の虫対策と臭気を止めるために、初期的な防虫・消臭措置を施すことは可能か?」
と質問したところ、

「事件性が薄いことや、近隣住民のことを考えれば、
業者が部屋に入って、そうした措置を施すことは可能」
との回答を得る。

 

水曜日の夕方~遺族との会話の後

家賃保証会社に連絡。
担当者に今回の顛末を説明。
同社の担当者から「残置物の撤去までは、責任を持って対応する」
との回答を得たため、少し安心する。

ちなみに今回の入居者さんは、
銀行口座から家賃を自動引き落とししていたため、
現在も通常通りの家賃の引き落としが出来ている状態とのこと。

従って、家賃保証会社としては、
異変には全く気がつかなかったとのこと。

 

水曜日の夜

管理会社に連絡。
お互いの情報を交換。

管理会社の担当者に、
部屋に発生している虫の駆除や臭い等の発生を抑えるような処置を施してくれる、
特殊清掃業者の紹介を求めたが、「知っている業者はない」との回答。

そこで、ネットで調べた上で、
実績のありそうな特殊清掃業者に直接連絡。

早急に初期的な害虫駆除と防虫、消臭措置を施してもらうように依頼。

 

長い、
ながい、
一日が終了。

いま振り返っても、とても長く、疲れきった一日でした…。

 

次回につづく。
次回の完結編では、現状までのお話をしたいと考えています。