こんにちは、サラリーマン大家のTAKAです。

本日は、銀行のアパートローンの残高の観点から金融機関のうち、特に銀行(都市銀行、地方銀行、第二地方銀行)の融資の動向を見ていきたいと思います。

今回は平成30年7月末の数字です。

1.銀行のアパートローンの残高

過去のコラムでも紹介いたしましたが、全国銀行協会という組織が公表している銀行のアパートローンの残高について、平成30年7月末の数字が公表されているのでその数字から銀行の融資の動向を見ていきたいと思います。

毎月の定点観測です。

統計は、

都市銀行等(3メガバンク、大手信託銀行等)

地方銀行64行

第二地方銀行40行

の3つに銀行を分類し、それぞれの業態の月末の貸出残高が公表されています。

なお、アパートローンに積極的な一部の新興系の銀行は統計に含まれていないようです。

2.アパートローンの残高の分析

それでは(1)都市銀行等、(2)地方銀行、(3)第二地方銀行の残高の推移をみていきたいと思います。

(1)都市銀行等

平成29年6月末残高

82,165億円(前月比▲248億円 ▲0.3%)

平成29年12月末残高

80,972億円(前月比▲243億円 ▲0.3%)

平成30年3月末残高

82,552億円(前月比1,980億円 +2.5%)

平成30年6月末残高

81,784億円(前月比▲161億円 ▲0.2%)

平成30年7月末残高

81,508億円(前月比▲276億円 ▲0.3%)

→ 引き続き約定返済分程度の減少がつづいています。不動産融資へのスタンスにあまり変化は感じられません。

(2)地方銀行

平成29年6月末残高

112,230億円(前月比+623億円 +0.6%)

平成29年12月末残高

114,875億円(前月比+411億円 +0.4%)

平成30年3月末残高

116,309億円(前月比+1,026億円 +0.9%)

平成30年6月末残高

118,917億円(前月比+402億円 +0.3%)

平成30年7月末残高

118,759億円(前月比▲158億円 ▲0.1%)

→ ついに残高がマイナスに転じました。一貫して残高が増えていたので大きな変化かなと感じます。かぼちゃの銀行だけでなく、おそらく他の銀行の融資にも影響がでてきたということかなとも感じます。

(3)第二地方銀行

平成29年6月末残高

30,975億円(前月比88億円 +0.3%)

平成29年12月末残高

30,602億円(前月比91億円 +0.3%)

平成30年3月末残高

30,336億円(前月比+197億円 +0.7%)

平成30年6月末残高

28,353億円(前月比+67億円 +0.2%)

平成30年7月末残高

28,309億円(前月比▲44億円 ▲0.2%)

→ こちらも減少ですが、変化自体はそれほど大きくはありません。しなしながら、例の新築アパートの銀行もこのカテゴリーに分類されています。

4.まとめ

一貫して残高が増えていた地方銀行の残高がマイナスに転じたのが特徴的ですが、これが継続していくのかは注目かと思います。

ただし、融資残高が減ってきたとしても、銀行の新規融資が完全になくなるわけではなく、破綻リスクが少なく、融資を行う合理性のある方については、引き続き融資を引くことは可能だと思っています。

本日も最後まで、お読みいだたきありがとうございました。

(もし、ご質問等があれば、コメントいただければ極力回答しようとは思います)。