・「遠方に住んでいた両親から相続した家があるが、誰も住む予定が無い」

・「介護施設に入所した両親の家が空き家のまま」

 

など、みなさん(又は親族)が所有されている不動産の中にも、誰も住んでいない一戸建ての「空き家」はないでしょうか?

 

 

こんにちは!『キク』です。

 

1ヶ月程私用で忙しく、コラムが滞ってしまい、申し訳ありませんでした。

 

また元気に投稿していこうと思います。

 

一戸建ての所有者の死亡や転勤、入院、介護などといった理由から、「空き家」を所有(又は両親が所有したまま)することになった場合、

 

「とりあえず、空き家でも固定資産税も安いままだし、そのままでも大丈夫でしょ?」

 

と、考えている方は結構多いと思います。

 

でも、長期間空き家を放置してしまうと様々な問題が発生することを本当に理解していますか?

 

よくニュースにもなっていますが、空き家は人口減少も重なり、今後も増大が見込まれる重大な社会問題です。

 

今回は空き家を放置するリスクについて考えていきます。

 

 

災害リスク

 

長期間空き家を放置することによって、間違いなく建物は劣化していきます。

 

特に木造住宅の場合は木材の腐食やシロアリの被害などから、建物が脆くなりやすく、台風や地震などの自然災害で倒壊する危険性があります。

 

また、火災が発生した場合は当然誰も住んでいないわけですから、近隣住民からの通報があったとしても対処は遅れ、被害は大きくなりがちです。

 

さらに二次災害として、火災や倒壊の被害が近隣住宅に及ぶ可能性は十分考えれます。

 

 

犯罪リスク

 

空き家を放置すると、犯罪に巻き込まれやすくなります。

 

放置された空き家は草木の伸び具合や壁への落書きなどから、無人であることが簡単に分かるため、不法侵入者等を引き付けやすくなります。

 

こういったことから、まずは粗大ゴミなどの不法投棄や空き巣といった被害が考えられます。

 

さらに、特に危険なのが、放火に合う可能性が高まるということです。

 

日本の火事の出火原因の第一位は放火ですが、その対象が空き家になることは珍しくありません。

 

思い出深い家だから処分できない、とそのままにしていたのに、放火で全て燃えてしまったという事態も十分ありえます。

 

また、昨今の空き家増加を映してか、放置された空き家が死傷事件の現場になったり、死体遺棄の現場になったりする報道も増えています。

 

 

資産価格の下落リスク

 

家は人が居住しせずに、定期的なメンテナンスも行わない場合は早いスピードで劣化・老朽し、資産価値が下がっていきます。

 

また、先ほどの殺人や死体遺棄などの事件に巻き込まれれば、事件があった事実から「心理的瑕疵」と呼ばれる重要事項説明の説明対象となり(いわゆる事故物件)となり、取引が著しく難しくなってしまいます。

 

このように空き家を長期間放置して、資産価値が低下してしまうと売却するにも価格が下がり、賃貸をするにしても賃料を下げるか、多額の修繕費用掛けなければなりません。

 

 

税金や火災保険などの費用上昇リスク

 

空き家を放置することによる様々なリスクの中で、直接的なのが税金や火災保険の費用が上昇することです。

 

管理状態の悪い「特定空き家」と認定されると固定資産税の軽減措置を受けられなくなるというルールがあります。

 

よほど酷い状態でなければ特定空き家に認定されることはありませんが、万一認定されれば、更地と変わらない固定資産税を支払わなければならなくなります。

 

更地は、土地の広さ次第では、住宅用地に比べて数倍もの税額なってしまいます。

 

また、空き家は誰も住んでいないわけですから「住宅用」の火災保険ではなく、店舗や事務所扱いの「一般物件」としての契約しか出来ない場合が多く、火災保険料も高額になります。

 

さらに、管理状態が悪いと、そもそも火災保険の契約が出来ない場合もあります。

 

 

まとめ 時間が経つほどリスクは増える

 

空き家は放置する時間が長くなればなるほど、劣化や老朽化が進みどんどん活用することが難しく、リスクも増えてしまいます。

 

今回ご紹介したリスクを十分に理解した上で、空き家の活用や処分を早めに考えてみてください。