こんにちは。

 

今回のコラムでようやく100話を達成することができました。

これも一重に、わたくしの拙いコラムを読んで頂ける、読者の方があってのことと、お礼申し上げます。

ありがとうございます。

 

今回のテーマは、失敗大家さんの逆襲です。

一度どん底を見ても、また這い上がって復活した大家さんのお話です。

 

(事例1)

ある地方都市で、サラリーマンをしながら、2棟8戸(2LDK)のアパートを経営するAさん。

順風満帆なアパート経営でしたが、ある日、アパートの1棟に車が突っ込みました。

かなりのスピードで突っ込んだために、1階部分は大破し、軽量鉄骨のフレームが大きく曲がってしまい、1棟4戸分は、入居できない状態になりました。

入居者の方は、全員無事でしたが、車の運転手の方は亡くなりました。

Aさんは、当然の如く、運転手の親族に修理費用や入居者のホテル代など800万円を請求しました。

当初は、毎月少しずつでも支払うと言っていた運転手の親族でしたが…。

 

ある日、見知らぬ弁護士事務所から書留郵便が届きました。

『相続放棄をしたので、今後はいっさい支払いません』と言う内容でした。

 

法的には、認められている行為ですが…。

多少の誠意は見せて欲しいと誰もが思いました。

 

Aさんは、大手ハウスメーカーのサブリースを利用していましたので、家賃については、いつも通り振り込まれると思っていました。

しかし…。サブリース会社の担当者から連絡がありました。

管理会社 「今月から住めない部屋の分は、家賃が減額になりますので、振込金額は、今までの半額になります。よろしくお願いします」

Aさん 「えっ?サブリースの意味ないじゃないですか?」

管理会社「そう言われましても…。契約書の約款にちゃんと書いてありますよ」

 

契約書の約款を見ると『居室が貸し出せない状態の時は、支払家賃を減額する…』

ちゃんと書いてありました。

 

しかし、サブリース会社からの支払家賃が半額になると、銀行のローンが返せません。

その上、アパート修理費用等が800万円かかります。

自分の加入している住宅総合保険で600万円は対応できましたが…。

 

Aさんは、すぐにメインバンクに相談しました。

銀行は、融資の条件変更を承諾してくれ、1年間は、利息のみの返済になりました。

融資条件変更手数料は、¥30,000くらいです。意外と安いですね。

また、不足分は、リフォームローンという形でアパートの修理をすることも出来ました。

 

一度、地獄を見たAさんでしたが、メインバンクからとの信頼関係も構築でき、その後、順調に資産を増やしました。現在では、8棟32戸を所有しています。

Aさん曰く、「早くメインバンクに相談したことが良かった」仰っております。

融資条件変更の注意点としては、変更中は、基本、新規融資はできませんので、ご注意ください。

融資を滞納してからでは、遅いですので、余力のあるうちに早めに相談することで破産せずに、逆転し、立ち直ることができたと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます😊