こんばんは、サバイバル大家です。
いつもコラムを読んで頂き、ありがとうございます。

 

前回の続き(第4話)

 

初の売買契約に臨むサバイバル大家。

 

なぜか、サンタメワンの面々は

物件状況報告書の署名・捺印

を急がせる

 

何かを察知したサバイバル大家は
丁寧に書類に目を通す

 

緊張が走るサンタメワン全員

初の物件状況報告書を確認した時、そこには

 

圧倒的な感動(絶望)

 

が溢れていた。

 

情報より世帯1個少ない矛盾

 

隔壁がない事実に達したとき、

サバイバル大家の忍耐も限界に達す

 

部下の非を認める尾崎(不動産会社サンタメワン 営業課長)に、
ホッと胸をなでおろすサバイバル大家

 

しかし、、、

それは次なる理不尽な衝撃に過ぎなかった。

 

言い分はわかります。私達の非も認めます。だから…

 

重い沈黙を破ったのは不動産業者A営業の上司だった

 

尾崎(不動産会社サンタメワン 営業課長)

「ちゃんとサバイバル大家さんに伝わっていなかったようだな。それは確かに佐木も至らない点はあったかもしれません。しかし、売主も銀行も元付も関係者は契約すると思っていて迷惑をかけることもできない。」

 

なるほど、ご理解の通りです。
やはり上司だけあるな。
…とホッと安心したのも束の間。

 

この時は、次のセリフがあんな理不尽な提案になるなんて思いもしなかった。

 

尾崎(不動産会社サンタメワン 営業課長)

「そこで提案ですが…ひとまず、ここは署名捺印頂けるようサバイバル大家さんにご理解いただきたく」

 

 

 

はっ!?

 

いやいや
え?なにそれ

 

 

サバイバル大家

「え、えーと。それって全然、

提案でもなんでもない

ですよね」

 

真剣な眼差しで
尾崎は話はじめた

 

 

尾崎(不動産会社サンタメワン 営業課長)

「いえ、ですから部下の至らぬ点は私が謝罪いたします。

サバイバル大家さんの一存でご破談

になっては関係者みなに迷惑がかかります。」

 

 

なんか

ちょっ!あれ?

サバイバル大家が悪者?

 

 

サバイバル大家

「はあ!?いや、そちらの佐木さんのミスでしょう?情報を正しく調査して伝えるのが不動産業者の仕事じゃないの!?そのために仲介手数料だって払うんだから。違う?」

 

少しの沈黙があったのち

 

尾崎(不動産会社サンタメワン 営業課長)の
歪んだ笑みが沈黙を突き破った

 

洗練された開き直り、教えてさしあげましょう

尾崎(不動産会社サンタメワン 営業課長)

「あー、そうですね!!

部下が無能ですいません!

こう言えば気が済みますか!?

土下座させれば許しますか?ええ!?

私も!

無能な上司ですいません!ええ!

そこまで言われるとは思ってませんでした!(このクソ低属性のカスが!)

 

 

おお…?

 

まさかの逆ギレ

 

いや、相手のペースになってはいかん。
冷静さを保たねば

 

 

サバイバル大家

「いえ、私はそこまで言っていませんよ?

アナタが

勝手に言ってます。
私は無能などと一言も言っていません」

 

深呼吸をして
自分を落ち着かせた。

 

サバイバル大家

「本来なら全ての責任を御社には取って欲しいと思いますが、それは即決できないでしょう?」

 

サンタメワンの面々は
顔を見合わせた

 

尾崎(不動産会社サンタメワン 営業課長)

「もちろん、私の一存ではどうにもなりません。」

 

尾崎は
何が言いたいのか?
と怪訝そうな顔を向けた

 

サバイバル大家

「お互いに譲れないとしても争いを収めるには落とし所が必要です。それを一緒に考えませんか?」

 

皆がテーブルに
少し前のめりになった

 

尾崎(不動産会社サンタメワン 営業課長)

「もちろん、それはわかってはいますが…どうしろと?」

 

尾崎はサバイバル大家をジッと見つめた

 

俺たちが悪いんじゃない!!悪いのは…

よしよし
少しずつこちらのペースになってきたな。

 

サバイバル大家

「物件状況確認書は売主が直前で書いてきたものでしょう?外部ならまだしも内部の状況確認は、あなた達でも調べようがないことくらいは理解できる。違いますか?」

 

上司の少し歪んだ笑みが解け、
佐木(不動産会社サンタメワン 営業)が
間髪入れずに発言する

 

不動産業者A営業

「そ、そうなんです。

今日の今日に売主に書かれた

ので困ったんです」

 

やっぱり。そりゃ、不動産業者もテンパるわな。
だからといって誤魔化していい訳じゃないけど。

 

サバイバル大家

「であれば、直前で情報変更したのはあなた達でなく

売主

ですよね?

 

それが原因で私達が言い争う中になるのは

筋が違う

のでは。

 

なので

書いた本人が責任を取るよう

に調整をしてみませんか?」

 

 

サラリーマンに有効な責任転嫁スキームだw

サンタメワンの面々は、
キョトンと顔を見合わせた。

 

 

佐木(不動産会社サンタメワン 営業)

「確かにその通りですね。でも、どうしたらいいんでしょうか?」

 

おいおい

お前ら

不動産のプロちゃうんかい!

少しは考えてちょーだいよ!

 

サバイバル大家

「今回の物件はオーナーリースバックが条件でしたよね。

ということは物件購入と同時に賃貸借契約を私と前オーナーで結びます。

そこに

物件状況確認書で販売時に未報告だった内容

を、

退去時に原状回復する

という条件を入れてはどうでしょうか?

それと、もちろん…」

 

続きを聞くのに佐木(不動産会社サンタメワン 営業)は、
ゴクンと唾を飲み込んだ。

 

サバイバル大家

「ストレートに言っては
売主に色々言われるのは目に見えてますから。

買主が事前に知らない事を
当日言われては署名捺印できないとごねている

と説明しても構いません。

その上で

賃貸借契約に先の条件を入れれば
我々はまとめる自信がある!

と伝えてみたらうまくいくかもしれませんよ?」

 

 

佐木(不動産会社サンタメワン 営業)は明るい表情になり
上司の顔をのぞきこんだ。

 

 

尾崎(不動産会社サンタメワン 営業課長)

「それは良い案ですね!おい、すぐに物元を通じて売主さんに伝えてもらえ!」

 

 

(…20分ほど経過)

 

 

電話が来ました、と
事務の綺麗な女性が会議室をノックした。

 

佐木(不動産会社サンタメワン 営業)が退室し、
しばらくして…

 

 

佐木(不動産会社サンタメワン 営業)

「上司!売主さんOKだそうです!!」

 

いつもの爽やかさが佐木に戻り、
歪んだ笑みは尾崎からは消えていた。

 

なんか、試練続き。
不動産投資って大変だなあ
…とホッと安心したのも束の間。

 

クソ物件の売主

「もしもし、実は…」

 

この時は物件の最終決裁当日に、あんな衝撃的な電話が来るなんて思いもしなかった。

 

サバイバル大家の試練は続く・・・