みなさんはノウハウコレクターという言葉を聞いたことはあるでしょうか。
ノウハウコレクターは完璧主義者がなりやすい?
ノウハウコレクターとは書籍やセミナーなどを通じて沢山の知識や情報を身に着けているにも関わらず、行動が伴わず、イマイチ結果に結びつかない人のことです。
勉強熱心でやや完璧主義の人こそ陥ってしまう傾向があります。
僕も自分がノウハウコレクターになってしまっていないかを常に意識して行動しています。
そうしないと知識や情報を身につけることだけで満足してしまい、その先の行動が疎かになってしまうことが多いからです。
インプットとアウトプットはどっちが大切か?
不動産経営についてもそうですが、何か新しいことに取り組もうと考えた場合、必ず何だかのインプットが必要になります。
前提知識が無いとどう進めれば良いのかすら分からないからです。
まずは書店に行って参考書を購入するところから始める人も多いと思いますが、最低限の知識だけを身につけた後は「とにかく行動が大切」と考える人もいます。
知識を付けることが大切か?行動することが重要か?どちらが良いという話をしたいのではありません。
このバランスは人によってそれぞれ違いますし、同じ人でも環境やフェーズによって変わってきます。とにかく知識を身につけるべき状況もありますし、とにかく行動量が問われる状況もあります。
今の自分にとってどれくらいのバランスが一番良いのかを見極めることが大切です。
情報交換から学べること
不動産経営者同士の勉強会や交流会に参加すると、自分の知識レベルがどれくらいなのかが相対的に分かります。
周りの先輩大家の話を伺い「全然、何を言っているのか分からない…」のであれば、それは勉強不足の可能性が高いので「専門書を読む」「インターネットで調べる」「詳しい人に教えてもらう」というインプットへの取り組みが必要になります。
中には何も勉強せずに不動産経営を始め失敗してしまう人もいますし、想定していた結果が出ないと販売会社や金融機関に責任転換してしまう人もいますが、そうならないようにコツコツ努力を続ければ良いだけです。
ただ、一方、「先輩大家と自分の価値観はほとんど同じだな」「むしろ結果が出ていない僕の方が詳しいのではないか?」と感じた場合は要注意だと思います。
「成果が出ている人以上に豊富な知識を持っている」ということは、言い換えると「豊富な知識をたくさん持っているにも関わらず成果につながっていない」訳なので、
そこには「勉強不足」以上の大きな問題が潜んでいるはずです。
自分にとって今必要なのはインプットなのかアウトプットなのかを常に見極めて、それにあった取り組みを継続することで期待通りの成果が得られるはずです。
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