両親から不動産を相続したのに活用方法が分からず、空き家として放置したまま困っていませんか?

 

こんにちは!『キク』です。

 

前回のコラムでは空き家を放置することの問題点や、リスクについてお話させていただきました。

 

こういった空き家問題でなにより重要なのは、空き家でなくすこと、つまり誰かに使ってもらうことです。

 

今回は空き家の支援サービスや、有効活用の方法をご紹介します。

 

 

一般的な賃貸住宅として貸し出す

 

やはり空き家の活用方法として最も簡単にできるのは、賃貸物件として貸し出すことです。

 

大家さんとなって入居者から家賃収入を得ることができます。

 

基本的には立地が重要になりますが、昨今の田舎ブームの影響で田舎の一軒家などは需要がある場合もあります。

 

古い物件でも、適切にリフォーム・リノベーションすれば素敵な古民家として生まれ変わることもできます。

 

 

店舗・倉庫などの事業用として貸し出す

 

立地はかなり限られますが、同じ賃貸であれば店舗や倉庫などの事業用として貸し出すことも考えられます。

 

ただ、一度貸し出してしまうと通常借主が自由にリフォームしてしまう為、構造躯体以外は原型が変わってしまうことは予め頭に入れておきましょう。

 

 

シェアハウス

 

古い戸建住宅の活用方法として注目されているのが、多人数で1つの家に住む「シェアハウス」化です。

 

ファミリーが少なく戸建ニーズがない地域でも、シェアハウスにすることでシングルのターゲットが捕まえやすくなります。

 

住宅の新しさに、あまりこだわらない入居者が集まりやすいことや1人でも入居者がいれば賃料が発生するのもシェアハウスの長所です。

 

 

民泊物件

 

居住ニーズが低いエリアでも、Airbnbをはじめとした民泊での運用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

一般旅行客や年間2,000万人を超える外国人観光客のニーズを捕まえられる可能性があります。

 

ただ最近は少し民泊を巡ったトラブルが話題となっている為、しっかり「民泊新法」に則った合法的な運営をしていきましょう。

 

 

時間貸しの運用

 

戸建住宅のニーズは「住む」だけとは限りません。

 

最近ではスペースマーケットをはじめ、時間単位で「空間」を貸すサービスが登場してきました。

 

ホームパーティや会議、写真撮影会、映画上映会など、中古住宅を時間で借りる人の目的は様々です。

 

雰囲気の良い人気の古民家は、毎週末のように予約が入る場合もあるようです。

 

 

空き家バンクを活用する

 

多くの自治体で運営している、空き家支援制度の一つとして「空き家バンク」があります。

 

空き家バンクとは自治体が空き家の所有者から物件情報を集め、ホームページで情報を提供し、所有者と利用希望者とのマッチングを図ろうとする事業のことを言います。

 

田舎への移住などのニーズが高まりや、借りる側も自治体が間に入っている安心感もあり、注目されている制度です。

 

さらに空き家バンク登録のメリットとして、リフォーム・補修費用や撤去費用などに補助金を出している自治体もありますので、一度チェックしてみてください!

 

 

セーフティネット対応住宅

 

賃貸住宅として貸し出す際、ネックになるのがリフォーム費用です。

 

しかし、昨年施行された「改正住宅セーフティネット法」を利用すれば、高齢者や子育て世帯、低額所得者といった住宅確保要配慮者向け住宅として登録された物件に対し、1戸あたり最高100万円までの改修の為の補助金がでます。

 

前述のシェアハウス等にも適用が可能なうえ、要配慮者向け住宅とすることで、行政からの入居者紹介が期待できます。

 

 

まとめ 建物が傷む前に手を打とう

 

様々な空き家の活用方法をご紹介しましたが、残念ながら、これらの方法でも利用が難しい空き家も存在します。

 

その場合には「売却」・「譲渡」・「自治体に寄付」などの選択肢が考えられます。

 

しかし、どの選択をするにしても、空き家を放置したままにしてしまうと、建物が傷み、ますます価値が下がってしまいます。

 

面倒だからと後回しにせず、様々な角度から活用方法を考え、早めに対処することを心がけて下さい!