こんばんは、サバイバル大家です。
いつもコラムを読んで頂き、ありがとうございます。

 

前回の続き(第8話)

クソ売主からの理不尽な要求に疲れ果てるサバイバル大家
浦切(不動産会社サンタメワン管理担当)の
力強い協力の申し出により平穏が訪れる

数ヶ月間の家賃キャッシュフローを味わい
大家デビューの喜びを噛みしめるサバイバル大家

 

しかし

今回も平和は長くは続かなかった

 

突然の管理会社からの電話
浦切の意見は数ヶ月を経て
まったくの反対意見に翻った

 

突如の変貌ぶりに動揺するサバイバル大家
理由を問い詰めるも

 

宅地建物取引業法(第35条)違反

 

という

 

尾崎と佐木(サンタメワン営業課長、営業)の過失

 

 

二人の責任逃れの言い訳を聞いたとき

サバイバル大家に偉人の言葉がこだまする

 

あやまちを犯す人間は
たいてい責任を人に
なすりつけるものだ

by 山本周五郎

 

 

仲介の過去の過失をなすりつけられ絶望するサバイバル大家
浦切の変わらない発言に少しの希望をえる

しかし、、、

それは理不尽な提案に至るプロローグに過ぎなかった。

 

クソ物件担当サラリーマンの身になってみて下さい

人は弱った時に自分に優しい人に甘くなる

 

サバイバル大家

「あ、ありがとうございます。
なんか、もう色々と頭が混乱しちゃって…」

 

そうですよね、と間をおいて
ゆったりとした口調で答える

 

浦切(不動産会社サンタメワン管理担当)

「自分も同じ立場であれば…
とても困ったことになるレベルだと思います」

 

ヤニが染み込んだ全面クロスの張替え

勝手に撤去されたキッチンの新規設置

やむを得ない理由で破壊された壁全面の復旧

 

不動産業者A営業、上司の過失で
こんな困った事態に

 

 

どこまで彼ら…というか会社は

負担してくれるんだろう?

そもそも一体、どれほどの費用がかかるのか…

 

 

電話口で
しばらく考え込んだ。

 

浦切(不動産会社サンタメワン管理担当)

「サバイバル大家さん、悩んでも事実は変わりません。
ここは前向きにどのようにこの問題に向き合うのか考えましょう」

 

そうか、そうだよな。
前向きに考えなきゃいけない

 

浦切(不動産会社サンタメワン管理担当)

「つきましては、まずはこの原状回復義務の免除について
ご自分で支払うという当事者としての覚悟を決めましょう。
原状回復の際は弊社経由で手配の場合は、お見積もりも頑張りますよ」

 

そうか、そうだよな。
まずは自分で支払うという
…当事者としての覚悟、うん。

 

え、当事者?

 

…って

 

君らの社員の過失やろ!

 

 

サバイバル大家

「いや、あの。なんか勝手に

 

私が全額負担する前提

 

で話をされてますが、そもそもは

 

御社の社員の不手際

 

による問題ですよね?」

 

 

・・・しばしの無言がつづいた後に、

最後の切り札とばかりに低い声

 

 

浦切(不動産会社サンタメワン管理担当)

「サバイバル大家さんの仰ることはわかります。ただ

 

会社でもう決まったことです。

 

私の意見とは関係なく、対応することは難しいでしょう。」

 

 

個人的には味方とおもってた担当者に
手のひらを返されたとはサバイバル大家にダメージを与えた。
彼は心情を考えず話つづけた

 

浦切(不動産会社サンタメワン管理担当)

「いままでは会社としての回答となりますが…
私としてはサバイバル大家さんのお気持ちもわかります。

どうでしょうか?ここは一つ、

最後の手段

を選択肢に入れてみては」

 

 

 

え?

 

何なの?

 

 

サバイバル大家

「さ、最後の手段?
それは一体なんなのでしょうか・・・?」

 

買うも悲哀、売るも悲哀…クソ物件の協奏曲

ゴクって唾をのみ耳を澄ますサバイバル大家

 

浦切(不動産会社サンタメワン管理担当)

「最後の手段とは…

 

売却

 

つまりは

 

損切り

 

ってやつです。」

 

 

 

はい!?

 

こないだ買ったばかりの物件を

 

もう売る?

 

しかも、損切りって

 

 

サバイバル大家

「ちょ、ちょっと待ってください。

まだ購入から1年も経ってないんですよ?

一体何を言いだすんですか!?」

 

 

間をおかずに
強い口調で返答される

 

 

浦切(不動産会社サンタメワン管理担当)

「いえ、この案は私としてはオススメです。

原状回復義務に関しての話は

 

ご協力できることは全くないですが

 

売却となれば、今回の事情も勘案し

 

通常3%の仲介手数料を2%に

 

することもできるかもしれません!」

 

 

 

え?

 

ちょ、待って?

 

損切りで損して

さらに

 

仲介手数料を2%支払え?

 

ど、どんなビジネスなんだ。これ

 

まさか、気づかずにハメられてるのか?

 

 

サバイバル大家

「すいません。なんか、自分が損するような話にしか聞こえないです。
浦切さんはオーナーの利益を守る、私の味方ではないのですか?」

 

 

急に猜疑心が溢れてしまった

もう、彼は本当に味方なのかもよくわからない

 

 

浦切(不動産会社サンタメワン管理担当)

「そう思われてしまうのは心外です。

私はオーナーの利益になることを考え提案してます」

 

オーナーの利益になる、という偽善的な発言を聞き
さすがにサバイバル大家も堪忍袋の緒が切れた!

 

 

サバイバル大家

「いや、黙って聞いてればですけど。
浦切さんの過失ではないにせよ、

 

あなた方の会社の社員の過失によって

 

こんな面倒なことになっているんですよ!?

 

それが何ですか!

 

会社決定で過失には責任を負えない

 

しかも!

 

過失で不利になった原状回復はオーナー負担

 

よりによって、最終手段は

 

物件売却の際に手数料をまける?

 

人をナメるのもいい加減にしてください!!」

 

しばらく、電話は
無言のままだった。

 

浦切(不動産会社サンタメワン管理担当)

「わかりました。ただ、弊社のスタンスはお伝えしましたので、
オーナー様の方でも一度ご検討ください。」

 

あまりにも無機質な言いっぷりに、
軽く返答をして電話を切ってしまった。

 

 

ああ、もう何も考えたくない。

 

今日は体調不良にしよう

 

午後半休で会社を休んで…

 

ひたすら布団の中で眠っていたい

 

 

サンタメワン(管理部門)は味方の立場を装った敵になってしまった
…ホッと安心できる要素はまったくない。

 

 

どうしたら、よいのか。

 

頼れるものがない

 

孤独感と絶望感があった。

 

 

この時は管理会社の援護がないという焦燥感が、
どれだけ精神を追い詰めるのか想像もつかなかった。

 

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