皆様、お元気ですか?

私のコラムをお読みいただき、ありがとうございます。

一部で、相続について知りたい方々が一定数いらっしゃる
ことが、全然別なところから判明したので、
私が経験したこと、知っていることを書いていきたいと
思います。

私が一人娘でも、どうにか自宅併設のテナントビルを
相続できたのは、

まず、両親の共同名義 だったこと。

そして、ーンがあったこと

この2点に尽きます。

共同名義だったため、2回に分けて相続できました。
これは、幸運だったと思っています。

次にローン。
繰り上げ返済をされる方々がここのコラムには
多く見られますが、相続という観点からは、
辞めた方がいいと思います。

相続するためには、相続税用の現金をためるか

借金を作って、相続税を減らすか

しかないからです。

ですが、どうしても、

借金 = わるい物

というイメージが定着していて、
早く返したいと思われるようです。

これは、ロバート・キヨサキの著書だと記憶してますが、

いい借金と悪い借金

があります。

家賃を運んでくれる物件の購入などは いい借金

それに対し、

お金が出ていくだけの自宅は 悪い借金

ということです。

入ってくるお金に限界がある場合、
相続税が高額な場合、
いい借金を作って、相続税の額をコントロールするしかありません。

私の両親は、最初は30年返済を目指していたようですが、
途中で耐用年数ぎりぎりまで伸ばしました。
ですから、私がまだ返済しています。
でも、これも正解だったと思います。

それから、母と共同名義で、大規模修繕などのローンを組んだこと。
これも、効果的でした。

今流行りのタワーマンション節税は、
手持ちの現金を不動産に変えて額を圧縮する方法です。
そろそろ税務署が目をつけてますし、
普通に投資物件を買えばいいのに、と思いますけど、
不動産経営がお好きでない方は、お買いになるのでしょうね。

それから、ご両親が存命でも、ご兄弟がいらっしゃる場合は、

一度、きちんと関係者で話をすること

あるいは、両親にどうしたいか決めてもらうこと

が大切だと思います。
死後、相続税の申告期間は10カ月で、
それを過ぎると、街金並みの延滞税がかかります。
私の親せきには、兄弟が多くて話がまとまらず、
申告期間を過ぎてしまったため、
この延滞税を20年間払った人たちがいます。

あと、最近、耳にしたのが、

長兄が亡くなると、その兄弟姉妹から
遺産の分与を求められるケース

です。

以前は、長兄がほとんど独り占めしていましたから、
もらえなかった兄弟姉妹から、要求されるケースです。
そんなことありえない!
とお思いかもしれませんが・・・
もし、ご両親に仲の良くない兄弟姉妹がいらっしゃる場合は、
想定しておいてもいいかもしれません。

最後に、おそろしい話をふたつ。

もう回復の見込みがなく、意識のない父親の手に
ボールペンを握らせ、上から手を添えて、
サインさせた融資書類を、金融機関は

有効

と判断したそうです。
借入人は、当然、父親です。

同じく、意識のない父親のベッドのそばで、
医者から、

月に100万円出して下されば、当院は
いつまでもご尊父をお預かりいたします。
その間にどうぞご対策くださいませ。

と、言われたそうです。

こうなる前に、対策しましょうね。

今日も、私のコラムをお読みいただき、
ありがとうございました。