こんばんは、サバイバル大家です。
いつもコラムを読んで頂き、ありがとうございます。

 

前回の続き(第14話)

浦切(不動産サンタメワン管理担当)からクソ売主の賃貸解約の報告をうけ
さっそく弁護士のアドバイス通り情報収集を開始するサバイバル大家

後日、送付された解約届をさっそく確認してみると
そこには衝撃の解約理由が記載されていたのだった

 

(解約理由)

賃貸借契約の訂正がない

旧売主(クソ売主)の許可がない

許可がないのに売却活動した

 

 

数千万円で売買取引をしても精神的な所有権を譲らないクソ売主

 

しかし

それはクソ売主の実力の片鱗にすぎなかった

 

突如なる槍手(大手不動産ザ・バブル営業)から入電
エリートですらも焦燥するレベルのトラブル気配…

 

心臓がドクンっと波打つサバイバル大家に

覚醒したクソ売主のキ●ガイ報告が降りかかる

 

 

現地確認をしにきた業者を

 

「物件売却をやめろ!」

 

「これは俺の物件だ!」

 

 

恫喝しながら

 

追いかけまわすクソ売主

 

 

人生で初めての不動産投資で
人生で初めてのサイコ野郎と出会ったとき

サバイバル大家に偉人の言葉がこだまする

 

 

忍耐と長時間は
往々にして
力や怒りよりも効果がある

by ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ

 

 

悲哀の感情に溺れそうになりながらも
忍耐強く心をたもち被害をうけた業者を気遣いつつ
恫喝被害者の状況証拠を得ようとするサバイバル大家

 

しかし、、、

それはクソ売主の住居状況に直面する前のプロローグに過ぎなかった。

 

現状確認のリスト(#14話時点)

【良いこと】

① 家族との仲が良くて、いつでも愚痴は聞いてくれる(父親以外)
② 恋人ができたばかりで、心の支えがある
③ 幸いにもクソ物件は満室で、今のところ家賃収入が途絶えない
④ 会社員は続けてるし、なんとか生活は大丈夫
⑤ クソ物件購入後に中古RCを追加購入できた
+⑥ 本格派の槍手(大手不動産ザ・バブル営業)と知り合えた
+⑦ 本格派の伊木(丸の内硬派弁護士)と知り合えた
+⑧ クソ売主の不信に値する客観的状況証拠(恫喝)

【悪いこと】

① カードリボとかまだ100万弱くらい残ってる
② 吉貝(クソ売主)はサイコ野郎
③ 佐木(不動産サンタメワン営業)と上司は、過失をしらばっくれている
④ 浦切(不動産サンタメワン管理担当)は、オーナーの味方でなく会社の手先
+⑤ 実際にこのクソ物件はいま売るとマイナスの可能性大
+⑥ クソ違法物件(容積オーバー)
+⑦ 擁壁リスクが存在するクソ物件
+⑧ 都銀オセロ銀行が本来なら融資をしないようなクソ物件
+⑨ クソ売主の賃貸解約により2部屋空室確定
+⑩ 売却活動はクソ売主のサイコ恫喝により一旦停止

【どちらか不明】

① 宅地建物取引業法(第35条)違反が理解できてない
→証拠次第で有利不利はひっくり返る
② そもそも、どのくらい原状回復費用がかかるのか不明
③ 法律的には自分は不利なのか有利なのかわからない
→証拠次第で有利不利はひっくり返る
④ 実際にこのクソ物件はいま売るとプラスになるのかマイナスなのか

えーと、グランデ 恫喝4点。領収書は宜しいですか?

恫喝を受けた不動産業者の影響を配慮し、
売却活動の一時停止を提案される

 

槍手(大手不動産ザ・バブル営業)

「他社にこれ以上迷惑がかかると私にも

そんな案件扱うな!!

と上から命令が来ると思います。しばらく、元売主さんが退去されるか状況が落ち着くまで

売却活動を控えさせてもらう

ことは可能でしょうか?」

 

また胸がズキンと痛くなった。
いつになったらクソ売主から解放されるのだろう。

 

サバイバル大家

「状況は理解しましたのでそれで構いません。こちらの状況も説明すると、

元売主からは先日解約届がありました

来月には無事に退去されると思いますので…その際はまた必ず依頼させて頂きます。どうぞ宜しくお願いいたします」

 

携帯電話ごしに丁重に謝った。電話が終わるとドッと疲れが出た

でも良く考えると、これって弁護士から言われた

→信頼できないと値する客観的状況証拠

になりえるんじゃないか?そう思いながらも、精神的に疲れてしまいカップラーメンをすすったまま寝てしまった

 

 

(…翌日)

 

 

さっそく、恫喝を受けた不動産業者から状況報告のメールが届いた

 

・恫喝被害B社

 

前オーナーである●と名乗る男性から、すさまじい剣幕「物件売却をやめろ!」と、現地調査の際に追いかけられました

売却活動は旧所有者のアナタには関係ない、とは思いましたが身の安全のため丁重に謝罪対応して引き返しました

大変申し訳ありませんが、売却活動について今後は辞退させて頂きます。

 

・恫喝被害C社

 

前オーナーと名乗る人から凄い勢いで「売却中止せよ!」と電話がありました。

この物件には何かあるんでしょうか?

全て開示されないと困ります。

 

・恫喝被害D社

 

前オーナーから苦情電話がありました。

当社としても紹介するお客様に直接的な迷惑があると信頼問題に関わります。

当社としては独断ではありますが売却活動は中止いたしました。よろしくお願いします。

 

・恫喝被害E社

 

前オーナーから苦情電話がありました。

電話を受けた事務員が怯えるほどだったようです。

当社も売却活動は誠心誠意おこなっていく所存ではありますが、あまりにも度がすぎる入居者様がおられる場合は対応が困難です。

大変申し訳ございませんが、一旦状況が落ち着かれるまでは売却活動は中止とさせてください。

 

 

…ははは

 

怒りが最高潮に達したとき、

サバイバル大家にある偉人の言葉がこだまする

 

 

怒りは
無謀を以て始まり
後悔を以て終わる

by ピタゴラス

 

 

ふふ…

今はこの無謀をきちんと受け止めよう
しかし、いつかその無謀なふるまいを

後悔させてやる

 

 

そんなことより、今は被害をうけた不動産業者のフォローだ。
誠心誠意、電話とメールの両方で謝罪をおこなった。

 

「そんな…オーナーが謝ることではありません。でもありがとうございます」

 

「きちんと問題入居者が退去されたら、いつでも活動再開しますので言ってくださいね」

 

などメールでは今後は売却活動しないと言っていた業者も、誠意を尽くした後には協力的になってくれた。

 

立つクソ売主、あとを濁しまくりing

被害をうけた不動産業者へ誠心誠意の謝罪をする
売却活動をストップさせると退去日まで静かだった

 

 

(嵐の前の静けさ)

 

 

(…それから4週間後)

 

 

ついに解約届に記載された退去立会期日がきた。仕事をしながらも正直手につかない。

いつになったら管理会社から報告があるのか…今日の11時だったはずだよな。早めのランチタイムをとり、いそいそと会社の外で歩きながら電話をかける

 

サバイバル大家

「あ!浦切さんですか!?どうでしたか、退去立会」

 

ボソボソと覇気のない声だ
なんか嫌な予感がする

 

浦切(不動産サンタメワン管理担当)

「はい、退去立会ですが…

 

元売主さん

ドタキャンです

 

連絡すら来ませんでした」

 

 

…は、はい?

 

あいつ、マジで

 

人間としてカスだな

 

ムカムカと怒りが湧き上がる

 

 

サバイバル大家

「そ、そうでしたか。それはお疲れ様でした。
鍵の返却とか中の様子とかどうですか?」

 

心臓がドキドキしながら
返答に耳を澄ませる

ガサゴソッ!

ゴ!ゴツン!

と色々な音が電話口でしている

 

浦切(不動産サンタメワン管理担当)

「え、えーと。鍵がそもそも返却されてなくて…恐らくポストがロックされているのでポストの中に入れているのかもしれないです。いま、頑張って取り出そうとしてます。お待ち下さい」

 

管理会社にお勤めの皆さん

本当に精神的にお疲れ様です!

 

 

浦切(不動産サンタメワン管理担当)

「あ、ありました!よっと、これで開けてと…」

 

 

ガチャ!

 

 

鍵が開いた音が響いて
ドアを開ける音がする

 

 

浦切(不動産サンタメワン管理担当)

うわぁ…」

 

 

電話越しで浦切(不動産サンタメワン管理担当)は
絶句しているようだ

 

 

サバイバル大家

「なんですか!!
何が見えますか〜!?」

 

 

なんか、自分がテレビのニュースキャスターで、
凄惨な現地のキャスターを呼びかけている気分だ

 

 

浦切(不動産サンタメワン管理担当)

「え、っと。言葉で表現が難しいです…

 

し、しかし、これは
相当かかりますよ…

 

ちょっと壁を突き破った先と屋外も見てきます」

 

 

おそらくハンカチを口に当ててるであろう

 

フー…

フー…

 

という息使いが電話口で続く

まるで恐怖屋敷のホラー中継のようだ

 

 

浦切(不動産サンタメワン管理担当)

「うわちゃあ…」

 

 

しばらく、無言になる浦切。
ゴソゴソ、ガタガタ音がして屋外に出たようだ。

 

サバイバル大家

「ど、どうですか?大丈夫そうですか?」

 

ふう…と一呼吸置いて、
浦切は静かに話し始めた

 

浦切(不動産サンタメワン管理担当)

「いや、すいません。見てきましたが…

 

・壁がぶち抜かれて

・キッチンも撤去され

・室内は黒カビだらけ

・湿気で壁はボコボコ

・壁紙はヤニで全てOUT

・室内と屋外共に大量の残置物

 

私では正直原状回復の見積もり自体できないです」

 

聞いてるだけで頭が痛くなってくる
リフォーム経験のないど素人でも

高額になりそうなのは気配がムンムンだ

 

浦切(不動産サンタメワン管理担当)

「一度、サバイバル大家さんも見られた方がいいです。というか、どこからどこまでやるのか工事業者と現地を見ながら打ち合わせする以外に何もできません」

 

管理会社もサジを投げる惨状に身体が鉛のように重い
…でも、耳で聞くのと目で見るのは全くレベルが違う

 

この時は想像を絶する退去部屋なんて知りもしなかった。

 

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