不動産の世界は本当に多くの業界用語が存在していますが、さらに困るのが似ている単語が複数存在している点です。

 

 

こんにちは!『キク』です。

 

以前不動産屋で働き始めた時は、独特の「業界用語」を覚えるのを苦労しました。

 

中でも、特に名前が似ていて区別がつきづらい単語はなにがなんだか分からない状態でした。

 

そこで今回は、2文字かつ「建」か「物」が入る単語をクイズ形式にして全12問用意してみました。

 

最初の方が簡単で、後半に行くほど難問・・かな?

 

それでは、業界人目指してレッツチャレンジ!

 

※不動産業といっても仲介業で働いていていないと結構難しいかもしれません。それと、地域によって意味が異なる場合があります。

気持ちの良くない単語も含まれているので、利用の際には注意を!

 

 

第1問 宅建(たっけん)

 

※使用例 「あの営業マン10年も働いているのに、まだ宅建持っていないらしいよ~(ヒソヒソ)」

 

 

A⇒「宅地建物」の略語です。

 

ですが、一般的に「宅地建物取引士」を指す場合に使われることがほとんどです。

 

まぁ、これはさすがに分かりますよね(笑)

 

ちょうど先週、年に一度の宅建試験があったばかりですので、楽待のコラムでも受験報告が多くありました。

 

受験された方お疲れ様でした!

 

 

第2問 建売(たてうり)

 

※使用例 「やっぱり建売は安く済んでいいね!」

 

 

A⇒建ててから売ることをいいます。

 

事前に不動産会社が建物の構造や設計などを決めて、建築確認取得後に、土地と建物をセットにして販売することを指します。

 

現況が更地でも基礎だけでも、建築確認が取得済みであれば建売です。

 

 

第3問 上物(うわもの)

 

※使用例 営業マン「このRCの上物が邪魔で、なかなか売れないんですよ。」

 

 

A⇒土地の上に建っている「建物」のこといいます。

 

よく販売中の土地のチラシを見てみると「上物あり」と書かれていることがあると思います。

 

 

第4問 建確(けんかく)

 

※使用例 不動産会社上司「ようやく建確を取得したから、建売住宅として広告が出せるぞ。」

 

 

A⇒「建築確認」の略語です。

 

建築確認とは建物を建築又は増改築する際、工事の着手前に建築基準法を満たしているか審査を受けることを言います。

 

 

第5問 売建(うりたて)

 

※使用例 営業マン「売建ですのでお好きなカラーや間取りが選べますよ!」

 

 

A⇒売ってから建てることを言います。

 

先ほどの「建売」とは逆で、不動産会社から、まだ建築確認取得前の段階で土地のみを購入して、後に建物の建築請負契約を結びます。

 

基本的には「建築条件付き土地」を購入して建物を建てることを指すことが多いです。

 

 

第6問 完物(かんぶつ)

 

※使用例 「完物だから暮らしのイメージが湧くな~。」

 

 

A⇒「完成物件」の略語です。

 

建物が完成済みの物件のことをいいます。

 

 

第7問 物調(ぶっちょう)

 

※使用例 不動産会社上司「だからしっかり物調しとけと言っただろー!!(怒号)」

 

 

A⇒「物件調査」又は「物件調達」の略語です。

 

地域や会社によって、使われ方が異なるようです。

 

まず「物件調査」とは不動産売買等のために物件を調査すること言います。

 

私はこちらの意味で使っていました。

 

次に「物件調達」とはお客様の条件にあった物件を調達(探す)ことをいいます。

 

また、「物件調査」とほぼ同じ意味を指す「現地調査」の略語『現調(げんちょう)』という業界用語もあります。

 

※「物調」という言葉自体は、主に関東で使われているようです。

 

 

第8問 物確(ぶっかく)

 

※使用例 不動産会社上司「レインズの情報だけを鵜呑みにしないで、毎回物確するのが大事だぞー。」

 

 

A⇒「物件確認」の略語になります。

 

物件確認とは、物件に申し込みが入っていないか・価格の変更がないかなど、現在の販売状況を確認する作業のことを言います。

 

また、物件を現地まで確認しに行くといった場合にも使われることもあるようです。

 

 

第9問 物元(ぶつもと)

 

※使用例 不動産会社上司「しっかり事前に物元に物確しとけよ!」

 

 

A⇒貸主や売主から直接賃貸や売却を依頼されている(媒介・代理契約等をしている)不動産会社のことを言います。

 

また、「元付」(もとづけ)も同じ意味で利用されています。

 

 

第10問 先物(さきもの)

 

※使用例 

 

A不動産会社営業マン「あのー御社の広告にあった○○という物件はご紹介でき 」

B不動産会社営業マン「先物でーす。ガチャッ。プープー・・」

 

 

A⇒不動産業者から見て、売主との間に他の不動産業者が存在する物件のことをいいます。

 

先述の物元(元付)業者がいる物件のことです。

 

※10/27追記 tks1092さんより情報いただきました!

 

また、「業物」(ぎょうぶつ)も同じ意味で利用されています。

 

 

第11問 当物(あてぶつ)

 

※使用例 営業マン「いやーさっきのお客さん当物で決まっちゃいましたよ~。」

 

 

A⇒当物とは物件を見学に来たお客様に対して、わざと見せるあまり良くない、気に入らなさそうな物件のことを言います。

 

営業テクニック?の1つとして、当物を見せることで、他に用意した本命物件が比較した時により良く見せるために昔から行われています。

 

 

第12問 決物(きめぶつ)

 

※使用例 営業マン上司へ相談電話「さっき当物で○○見せたんで、決物は○○っすかね?」

 

 

A⇒決物とは上記の「当物」とは逆で、お客様が気に入る(決める)可能性が高そうな、営業が考える本命物件のことを言います。

 

当物・決物に惑わされないように、落ち着いて物件の見学をしましょう!

 

 

まとめ 

 

さて、みなさんは何問正解していましたでしょうか?

 

3問以上⇒さすが楽待読者のみなさん!ですが、業界人になるには、まだまだ険しい道のりが待っていますよ!

 

6問以上⇒これだけ分かれば十分です!「恐ろしいお客様だ・・」と一目置かれる存在です。

 

9問以上⇒立派な不動産業界人です!明日から不動産会社で働けるかも?

 

意外と不動産屋で会話している時や、営業マンが電話をしている時に耳を傾けてみると、今回のような単語を知っているとなにかと役立つかもしれませんので、お暇な時にまたチャレンジしてみてください!