不動産の世界では思わず笑ってしまうような、面白い業界用語があります。

 

 

こんにちは!『キク』です。

 

さて、前回は不動産業界の似過ぎて紛らわしい単語や略語などをクイズ形式でご紹介させていただきました。

 

今回は聞いてみても全く想像出来ないような、用語・隠語をご紹介していきたいと思います!

 

※今回も私の経験でお話しますが、地域によって意味が異なる場合があります。

 

 

感度(かんど)

 

感度とは不動産会社の営業マンが、お客様が見学後、会社等に報告する際に、物件を気に入っているか気に入っていないかの指標として使うことを言います。

 

気に入っていれば「感度が出ている。」、気に入ってなければ「感度が出ていない。」といった使われ方をします。

 

よく好ましいと感じる具合のことを「好感度」とかって言いますよね。

 

 

さぶろく・よんぱち・ごっとう

 

こうひらがなで書くと少し可愛らしく感じますが、さぶろく・よんぱち・ごっとうとは、一部の建ぺい率・容積率を表す用語になります。

 

・さぶろく⇒「建ぺい率30%・容積率60%」

 

・よんぱち⇒「建ぺい率40%・容積率80%」

 

・ごっとう⇒「建ぺい率50%・容積率100%」

 

かなり短縮して、言い表すことができるので、結構便利です。

 

 

てんぷら

 

和食シリーズ1発目は「てんぷら」です。

 

てんぷらとは、そもそも実在しない架空の契約や、取消・無効・解約などを予め予定して行う契約のことを言います。

 

これは不動産に限らず、他の営業の世界でも使われることがあるようなのでご存知の方も多いかもしれません。

 

厳しい営業ノルマをクリアする為、てんぷら契約を行い一旦クリアしたようにみせかけます。

 

ですが、実際に契約してないようなものですので、苦し紛れの時間稼ぎぐらいにしかなりません。

 

 

かきあげ

 

今度は「てんぷら」の具体的な種類が出てきました。

 

かきあげとは本来の売買契約書とは別に2通目の物件価格を高くした偽の売買契約書を作成して、銀行融資額を引き上げることを言います。

 

今回はコラムのネタで書いていますが、銀行を騙す違反行為ですので、絶対にやめましょう!

 

契約違反で繰り上げ一括返済を求められる可能性があります。

 

(まぁ先日大問題となった某銀行は「かきあげ」を分かってて貸していたようですが・・)

 

 

うなぎの寝床

 

和食シリーズ3つ目はみんな大好きうなぎです。(寝床は食べ物じゃないですけね。笑)

 

うなぎの寝床とは図のように間口が狭くて、奥行がかなり長い土地又は建物のことを言います。

 

うなぎはその体に合わせ、長く細い場所に巣を作りますが、うなぎの巣と形状が似ていることが語源のようです。

 

変形地の1つで、間取りの設計や、採光や通風を取るのが難しいですが、建築士の腕や隣地次第では良い物件になったりもします。

 

 

あんこ

 

さて、和食シリーズの最後はデザートの登場です。

 

あんことは、売主の仲介業者と買主の仲介業者のさらに間に別の業者(あんこ業者、ブローカー)が入ってくることを言います。

 

饅頭のあんこのように「皮に挟まれ、外から見えない(取引の表舞台に現れない)甘いもの(あんこ業者)」・「あんこ(業者)が詰まっている」状態を例えています。

 

ただ、売主・買主が支払う仲介手数料には上限が定められているので、売主・買主が支払う金額が上がることはありません。

 

売主の仲介業者(物元・元付)と買主の仲介業者(客付)からあんこ業者へ仲介手数料の一部が支払われます。

 

インターネットが発達する以前は不動産業界内で情報の共有が十分ではありませんでした。

 

以前はあんこ業者のように情報のやり取りだけで経営が成り立つような業者もありました。

 

しかし、現在は情報の共有化が進んでいますし、仲介業者から直接情報を仕入れることも可能になったので、わざわざ仲介手数料を減らしてまであんこ業者を利用するメリットも薄い為、その数はかなり減ってきています。

 

ただ、中には不動産情報が広く広まることを嫌がる売主もいるので、現在でもあんこ業者が取引に関与することがあります。

 

 

まとめ 内容を知られたくない言葉が多い?

 

まとめていて思いましたが、やはり隠語にするだけあり、比較的「内容をお客さんに知られては困る」用語が多かったですね。

 

「さぶろく・よんぱち・ごっとう」辺りは役に立ちますが、他は1つのネタとして憶えておく程度でよいかなーと思います。