こんばんは、サバイバル大家です。
いつもコラムを読んで頂き、ありがとうございます。

 

前回の続き(第26話)

 

現場監督は失敗の理由をサバイバル大家に押しつけ
武木洋(零細 武木洋ハウジング社長)に危険な誤解を生じさせる
誤解とはいえ人から嫌われることに傷つくサバイバル大家

 

和解には長期戦であると覚悟しながら
苦しみを胸にクソ売主への債権回収を進める
疑問を持ちながらも街金さながらの調査開始

 

しかし
それは今までの苦労が実を結ぶような果実となるのだった

 

虚偽の転居先住所を自身と第三者療法で確認したとき

サバイバル大家に偉人の言葉がこだまする

 

 

大きな苦痛こそ
精神の最後の解放者である。
この苦痛のみが、
われわれを最後の深みに至らせる。

by ニーチェ

 

 

弁護士から見ても不誠実さとを感じれる状況証拠
かつ、仮差押の緊急性につながる情報収集を完了
クソ売主への仮差押のハッピーエンディングを妄想するサバイバル大家

しかし、

それはクリスマスの衝撃プレゼントのプロローグに過ぎなかった。

 

 

クリスマスイブ 〜クソ売主に捧げるセレナーデ〜

 

伊木(丸の内硬派弁護士)

「今回の調査目的である不誠実さの確認と、仮差押の緊急性につながる情報確認でしたから上出来ですよ。転居先を確認したところ虚偽であり、第三者(管理会社)から見ても信頼のおけない人物であり、かつ連絡がつかなくなる緊急の可能性が高い、ということが伝わりますから。」

 

 

そっか!じゃあ、自分がやったことは無駄じゃなかった

 

 

伊木(丸の内硬派弁護士)

「サバイバル大家さん、色々ありがとうございます。これで仮差押に必要な申請書類などを準備してみましょう。今が11月末ですから、うまく行けば年内に裁判所の保全決定が出ると思います。」

 

 

年内に仮差押ができれば、素晴らしい年末年始になりそうだなぁ。今はただ、弁護士を信じるしかない。

 

 

(…2週間後)

 

 

プルプル(携帯電話)

 

 

弁護士から着信が入った。

 

 

伊木(丸の内硬派弁護士)

「陳述書案を起案しました。内容をご確認の上ご意見をお知らせください」

 

 

急ぎPCを取り出し、外出中だがメール内容を確認する。

 

 

な、なんと見事な陳述書。

 

 

なんか今までの苦悩を思いだし、

 

 

もう…

 

 

涙がちょちょ切れそう

 

 

サバイバル大家

「これでイって下さい!!」

 

 

ふっ、と笑って弁護士は返答した。

 

 

伊木(丸の内硬派弁護士)

「わかりました。本日これで仮差押申立を行います。ひとまず100万円の保証金くらいになるかと思いますので、当方の預かり口座にご入金ください。後ほど裁判官面接を行い、担保金が確定します。」

 

 

 

 

は、はい?

 

 

ひゃ、100万えん!?

 

 

サバイバル大家

「あ、あのー。これって分割できないんでしょうか」

 

 

即答で答えられる。

 

 

伊木(丸の内硬派弁護士)

できません。これを入れないと、面談で仮差押決定が出ても履行できません」

 

 

 

 

そ、そうか。これが

 

 

人生の正念場

 

 

サバイバル大家

「わ、わかりました。すぐに揃えて入金します」

 

 

サバイバル大家は仕事が終わるや否や、母親と自身のクレジットカード4枚を握りしめ祈りながら

 

 

ATMに走った

 

 

サンタ、頼んだよ!

 

 

これが自分にとってどんなクリスマスになるのか。

 

嫁はメリークリスマス 〜誰かはベリー・苦しみマス?〜

 

(…さらに1週間後)

 

 

プルプル(携帯電話)

 

 

弁護士からの着信。
仮差押が決まったのか?心臓がドキドキする

 

 

伊木(丸の内硬派弁護士)

「あ、サバイバル大家さん。本日、裁判官面接で…」

 

 

年の瀬、クリスマス前だというのに、
クレジットキャッシングとリボでカツカツ

ホントにもう…頼む!!

 

 

伊木(丸の内硬派弁護士)

「100万円の保証金で保全決定が決まりました。午後には供託手続きを終えますので、24日には正式決定が出ると思います。」

 

 

 

 

え!?

 

 

12月24日?

 

 

おいおい

 

 

サンタさんよ

 

 

お前やるなあ!!

 

↑サンタからのプレゼント

 

 

サバイバル大家

「や、やった!これで口座にお金があれば差押できるんですよね!?」

 

 

まだ喜ぶのは早いとなだめるように弁護士が言う

 

 

伊木(丸の内硬派弁護士)

「そうですね、原状回復費用+逸失利益+遅延損害+その他などの請求費用はひとまず。ただ、口座に預金がなければ空振りですし。何より裁判が終わってみないとわかりませんからね」

 

 

もう、弁護士の忠告は喜びのあまり耳に入っていなかった

 

 

サバイバル大家は天にも昇る気持ちでクリスマスを迎えるのだった。

 

 

(…12月25日)

 

 

サバイバル大家の嫁

「ふふ、昨日からやけに機嫌がいいね。なんかそわそわしてるけど、大丈夫?」

 

 

うん。

 

今日は24日のサンタからの仮差押のプレゼントの結果がわかる日なんだ。

 

 

プルプル(携帯電話)

 

 

弁護士からの着信だ!胸の鼓動が早くなる。

 

 

伊木(丸の内硬派弁護士)

「サバイバル大家さん、こんにちは。24日に出た保全決定の結果、銀行からの回答が来ました。

驚かないで聞いて下さいね…なんと

●●だったんです

 

 

 

 

は、はい!?

 

 

ほ、ホント!?

 

 

預金を使い尽くし
クレジットカード与信残高を借り尽くし

まさしく資力を尽くした結果

…そんな最善の努力に果ての一瞬の幸せなクリスマスイブも束の間

 

この時は真のクリスマス・プレゼントが届くなんて考えもしなかった。

 

毎週月曜サバイバル大家、告知エンディング1、漫画

 

毎週月曜サバイバル大家、告知エンディング2、漫画

毎週月曜サバイバル大家