みなさんこんばんは。
塗装業者のとの話が決着しないまま放置状態。
一級建築士を自腹で呼び、業者と話をして修繕方法を決定し、修繕して終わり
のはずだったが、待ち合わせ場所に担当者が現れず、話は進展しませんでした。
そして連絡がなくまた放置・・・。
このまま放置され続け、うやむやにされるのも腹が立つので何かぎゃふんといわせてやりたいと思い、色々調べたのですが・・・。
とにかく許認可をちゃんととっている業者なら許認可を許可したところへ問い合わせをしてみたらどうか?と思いました。
建設業法的に問題があるなら
公益財団法人建設業適正取引推進機構というところがあります。
こちらの機関では、建築の許認可をとっている業者が適法に建築業務をこなしているかどうかを審査し、注意などをしてくれるところです。
その中に建設業取引適正化センターというところがあり、そちらで相談を無料で受け付けてもらえます。
早速電話をしてみました。
今回のケースで、この許認可に関わる可能性があるケースとしては
ちゃんと施工管理責任者が施工管理を行っていたかどうか。
通常見積もり等に責任者の名前などが入っているらしいのですが、この見積もりにはありませんでした。
また、建設の認可をとるための施工責任者は総合として一人置くのではなく、
塗装、防水など、作業内容ごとに設置義務があり、この会社の場合、社長が防水の施工管理者として名前があがっていましたし、他の施工内容についても別の方の名前が登録されていて、一応形としては問題ないということでした。
また、仮に現在施工管理者が退職などしておやめになっていた場合でも、この機関が会社に対して「〇〇の施工管理者の☆☆さんはいますか?」と問い合わせ、業者が「いますが不在にしています」等と答えた場合は、それ以上の立ち入り検査などは行わないので事実か否かまでの確認はできず、正直どうすることもできないという回答でした。
この機関では主に代金の支払いや、支払ったのに施工をしないなどのお金に関するトラブルが主であり、施主が業者にお金を払ってくれない時の業者よりの相談窓口だとのことで、どちらかというと業者向けの相談機関でした。
そこから私のケースは下記の所へ相談してみてはどうか?と教えていただきました。
リフォームについてのトラブルの相談窓口
以下がリフォームや修繕で業者とトラブルにあった大家さんの本命の相談窓口となると思います。
住宅リフォーム・紛争処理センターの
住まいるダイヤル(相談窓口)
こちらは、個人・法人問わずの自宅のリフォームや所有マンションのリフォームなどでのトラブルの仲裁機関となっています。
1度目は無料で弁護士と一級建築士さんとのタッグで相談をさせてもらうことができます。
4度目まで同一内容で相談をすることが出来ますが、2度目以降は10,800円/時間となるそうです。
同一弁護士、同一建築士と引き続き相談できるようです。
私は、不動産業者&売主のトラブルの際に半強制的にこのタッグで相談することとなりましたが、基本的に相談料が二人分かかるので、1時間1万で相談できるのならかなりお得かなぁと感じます。
当然有料になりますが弁護を依頼することもできるようです。
内容証明を弁護士名で送ってとお願いすると、5万+内容証明代+消費税と言われました。・・・たかっ(@@;
できるだけ自分で内容証明を書くといいといわれました。
さらに、
仲裁機関として、住宅紛争審査会というものがあり、
裁判までに至らず、専門家に間に入ってもらって和解を目指す機関です。
相手方にも誠意があり、どこに落としどころを持っていけばいいかといったときに活用すると良いようです。
ただし、相手が呼び出しに応じず来なかった場合は、無駄になるということです。
申込には1万円かかるとのことでした。
私の場合既に業者が待ち合わせなどを頻繁にすっぽかしているので多分無駄になるといわれました(;^ω^)
今回の弁護士と建築士の見立て
相談した弁護士は、先に相手方の弁済能力を調べるため、住所から所在のビルを調べていました。
弁護士曰く、「正直この会社は実態が不明だし、お金があるとは思えない」とのこと。
保証書が外壁は15年、屋上は10年となっているので、一応保証がある限り対応することになっているから、訴えてお金をとるんじゃなくて、自腹ででもちゃんとした施工責任者をたてて、ちゃんと作業を完了させた方が得策ではないかと言われました(;^ω^)
建築士は、「外壁のクラックはもともとあったクラックなのか、表面だけのひびなのか現状だけでは何とも言えない。また、前からあるクラックだった場合、見積内容にクラック補修について詳しい記載がないので「クラックは修繕するとは言ってない」などと否認される可能性がある」といわれました。
「100%塗装のクラックなら言えるけどそれが証明できないとむずかしい」と。
・・・・(;´Д`)
そんなに完璧に前の状態、それも問題ない部分の写真とか、普通撮ってる?
・・・そりゃムチャじゃ~_( _´ω`)_ペショ
どう考えても業者が不誠実で、手抜きをしているということがわかっていてもそんなに訴えるのは難しいことなのでしょうか?(;´Д`)
不動産屋とク〇オーナーの時と同じ状況に陥りトボトボと帰る羽目になりました。
その会社の住所を改めて調べると・・・
所在の建物はあるのですが、建物に会社の名前は入っているものの
一見するとビルの名前?という感じの看板があがっています。
本社はこんなの↓
右側の緑の看板にビル名とロゴがついた看板があがっており、ビルの名前がバーン!
また、ビルは、テラスハウスのようになっており、一見すると別のビルに見えなくもありませんが、中に入るには隣のビルの入り口から入るようになっています。(隣のビルのビル名には当然ながら別のビル名があがっている)その社名が入っている下は1台分の駐車場で、駐車場の奥にもしかしたら事務所があるのかしら・・・?(汗)
ちなみに駐車場は駐車場なので、入口からはつながっていない様子。
上の階はぜんぜん別の会社の看板が上がっています。
会社名が登録されているというより、「会社名とビル名」が地図のビル名として登録されてる・・・?(汗)
ナンジャコリャ・・・(;゚Д゚)
部屋は借りておらず、駐車場を借りてそこを会社名として登録している状態か??
でも郵便物届いたよな・・・あれ!?(;゚Д゚)
さらに、他の支店もいくつかあり、その後自分で調べてみましたが、g〇〇gle mapでは 建設中で止まった?ような場所が。
調べてみると別の会社の倉庫となっています。
おいおい・・・どーみても支店じゃないでしょ・・・・(汗)
羽曳野センター↑
さらに、もう一つの支店では大きな個人の家のような感じです。外壁が高く中が覗けない家でした。地図にしてみると、ある会社名が表示されるのですが、別の会社の。
滋賀支店↑
でも、個人の苗字で社長さんとは関係なさそう・・・。
しかも同じ建物の中にもう一つ会社があるような表示の様子(汗)
ん・・・・?その会社名を調べると、別の会社名で社長は同じで業務内容が同じのHPが出てきました。
しかも建設業の許可ナンバーは前の会社のまま・・・を使っています。
これは違法ではないのか・・・?(;’∀’)
・・・とにかく・・・えーっと・・・??(;´・ω・)
他にもいろいろ探してみると、新たにリフォーム部が出来ているではないか。
その住所を調べてみると・・・ええーーーっと山奥?!
別の滋賀支店↑
・・・よくこんな状態で建設業の許可なんか下ろしたな?!(;゚Д゚)
許可した人、ちゃんと現地にいって所在確認したんかい・・・?!
なんか他にも微妙に住所がちがっていて、探すと
コンビニや、ゴミ焼却所が登録されてるやんけ・・・・!!!!(*_*;
何これ酷すぎる・・・。
・・・うわー、私名刺をみて住所が〇〇ビルになっていたので自社ビルもってるから安心だって勝手に思い込んでしまった・・・・(;゚Д゚)
最初に確かにg〇〇gle mapでビルも確認したけどその時は、あぁこれが全部もってるビルなのかー程度で詳しく見てなかった・・・(*_*;
今度から会社の住所と名前と、立地とそれから会社の登記簿情報くらい調べた方が良かったかも・・・(汗)
そういえば、昔うちの祖父の自宅が、どこかの会社の住所に設定されていたことがあり、それは、祖父がうちの会社に電話をかけた際に
会社の電話番号検索ソフトでその会社名が自動表示されたからわかったのですが、それも建設系の会社だったなー…( = =) トオイメ
住所と電話番号まで登録されていたという・・・。
結局所有者と賃借人は別だから、実際に所有していなくても会社名として登録すれば、地図に会社名は出てくるのでしょうけど。。。
特に古い家だったり、ご高齢の方が住んでいるような土地を勝手に住所として登録して利用している人が意外といるのかもしれない・・・。
正直これ以上こんなおかしな会社に関わらない方がいいのかも・・・(;´・ω・)
カモ的考察:新しい会社と取引する前に
新しい会社と取引するときは、名刺の住所を調べてみたり、実際に電話をかけてみる。
⇒小さな会社の場合、固定電話風に見えて転送で携帯にかかったりすることがあり、案外個人でやってたりする(小さい会社が悪いわけではない)
フリーダイヤルが隠れ蓑だったりする
⇒フリーダイヤルの設定電話番号が、かける方からはわかりません。携帯電話かもしれないし、電話代行業者かもしれません。
また、所在地と市外局番があまりにも違えば、おかしいな?と思うものですが、
(IP電話だと市外局番があんまり関係ないこともありますが)
フリーダイヤルだと設定されている電話番号がわからないので、所在地が大阪となっていても、実は違ったりするかも・・・。
住所をグーグルで調べる
現地に行ってみるのが一番なんでしょうが、今はグーグルマップという便利なものがあるので最低限調べてみましょう。本店だけでなく支店があれば支店も!
上記のようなことは未然に防げるかもしれません(-_-;)
許認可の番号を調べる
この業者は建設業者だったので、一応調べていました。
調べるサイトがありまして国土交通省の
「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」で調べられます!
まとめ
正直、大手企業に勤めていたり大手企業と取引を始める前には、こんな感じで発注先の会社を調べたり、登記簿の提出を求められたりしますので、当たり前のことかもしれません。
ただ、自分が発注する側の企業として今までここまで不誠実な会社にはあたったことがなく、正直、新規のお客様がお金をちゃんと払っていただけるかどうかくらいしか考えたことがありませんでした。
今なら、大きめの企業が取引をするにあたって発注する側なのに
色々細かいのがわかる気がする(-_-;)
物件購入も大きなお金が動きますが、大規模修繕においても同じく大きなお金が動き、さらに継続的な取引を想像させるような保証書を出してきても、信頼できない業者は多いようです。
皆さんもくれぐれもお気をつけて!
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