こんにちは、不動産投資家兼FPのくりちゃんです。

先日は、公庫の融資制度について、お伝えしました。

今回は、公庫の特徴である、3)有担保時の取り扱いについて、説明します。

公庫の特徴

1)融資枠が決まっている。(前回のコラムにて)

2)創業融資、若手企業支援融資など、融資に名前がある。

3)不動産の有担保融資の場合、先に購入、抵当権の設定が必要とされている。

 

3)不動産の有担保融資の場合、先に購入、抵当権の設定が必要とされている。

一般的な銀行での融資の場合、銀行から融資を受けて、物件を購入し、その購入した物件に対し、抵当権を付ける。というのが通例だと思います。

しかし、公庫の融資の場合は、先に物件を購入し、抵当権を付けた後に、公庫から融資をしていただくという例が多いと思います。

つまり、不動産を担保に融資をしているので、所有権を移転するタイミングと抵当権を付けるタイミングは必ずしも一致しないのですが、一般的な銀行では、同日に所有権移転と抵当権の設定をするため、あまり気にしていませんが、厳密には、先に所有権を移転し、その後、抵当権を設定します。

その数時間(数日)は、銀行が無担保で融資しています。

日本政策金融公庫は、その数時間(数日)の無担保融資が許されないのか、先に所有権の移転、抵当権を設定した後に、融資が実行されます。

 

ですので、私が過去に公庫で物件の融資を受けた事例では、先に現金で購入し、その後で融資を受ける事例ばかりでした。

もしかしたら、支店の方針や、担当者の考え方など、いろいろあるのかもしれませんので、一概には断定できませんので、ご了承ください。

 

現実、私の過去の事例では、3000万円の物件も400万円の物件も先に抵当権を設定した後の融資実行でした。

 

では…先に現金で購入しなければいけないのか??

そうではありません。購入する手段としては・・・

①抵当権がついていない物件を抵当として差し出す。

②担保余力のある物件を第2抵当として、設定する。

③他社からつなぎ融資を受ける。

 

です。

①すでに親の相続物件や、他物件で借入のない物件がある方は、その物件に抵当権を付けることで、融資を先に受けることが可能です。

 

② ①のような物件がない人でも、他物件で担保余力がある場合は、第2抵当を付けることで、先に融資を付けることが可能です。

 

③ 他社で、すでに抵当権を設定すれば、公庫から融資を受けることができる証明書(融資承諾書)を入手していれば、短期での手形貸し付けを受けることができる場合があります。

その物件を購入し、抵当権を付け、公庫から融資を実行するまでの数日間の融資を得ることができるかもしれません。

 

そのほか、僕が実際に行った例では、フリーローンやカードローンを使い、現金を集めたりしました。

そうすることで、先に物件を購入し、公庫の抵当権を設定し、融資実行を得るというやり方をしました。

 

フリーローンやカードローンは金利が高く、躊躇される方も多いと思いますが、実際は、融資手数料、事務手数料がない場合が多く、かつ、融資までの10日間などの期間のため、実際にコストとなる金利は数万円に収まることが多く、重宝できるローンの使い道であると思います。

 

是非、公庫を使う際に、先に物件購入、抵当権の設定が必要となった際には、フリーローンやカードローンの有効活用も検討に入れてみてもよいのではと思います。

 

実際に公庫で融資を受けている方で、その他、融資実行時の有益な情報がありましたら、是非教えていただきたいです。よろしくお願いします。

 

読んでくださり、ありがとうございました。