ここ最近は、やはり景気が変わってきました。去年の今頃は、不動産業者から電話やファックスで売りませんかと言う話が多くありましたが、そんな話もあまり聞かなくなりました。そんな中、こちらは、少しずつ動けるようにしようと準備中です。

利回り20%以上

 そんな折、最近、こちらでちょっと話題になった物件がありました。

 地元で利回り20%以上の物件が出回っていたのです。簡単に見に行けるところです。物件の概要は、大体、売買価格は1,000万円を超える程で、敷地は100㎡超、築40年程の木造2階建てアパートです。現在は全て空室で、各部屋は20㎡弱です。

 なかなか、地元で20%以上の利回りを見ることはないので、やはり気になります。だけど、なかなか売れないところを見ると、相応の理由はあるのでしょう。いずれにしろ見に行ける範囲なので行ってみようかと言う話になりました。

 こういった場合、最近気になるのは、今年の地震や台風の影響はどうなのか、もしかしたらその影響で入居者が出て行ったのか、つまり、どれぐらいの修繕費が要るかです。

 仲介に連絡して、その辺りを尋ねてみると、「ああ、それなら、屋根がダメになっています。部屋については見てもらった方がいいですね。」という回答。とりあえず、資料を送ってもらうことにしました。

 

資料確認

 後日、資料が届いたので早速見てみると、

 場所は良く知っている地域。気になるのは、接道状態。明らかに1mぐらいです。

 改めて、仲介に連絡して尋ねると、そこのオーナーは隣のアパートなどと一緒に、今回のアパートを建てたとのこと。元々の大きな敷地にアパートを複数建てて、それを個別に売っているようで、今回の物件はその残り。このため、隣の敷地の一部と合わせれば、道路に2m以上接した状態になっているこいとが分かりました。

 もし購入するなら、その隣のオーナーと交渉して、2m以上道路に接するように隣の敷地の一部を買い取ろうと考えました。

 建物については写真を見る限り、まあ、こんなものかなと、可もなく不可もない様子です。肝心の屋根の様子は分かりません。

 知り合いの業者に軽く、その物件の話をして屋根の修繕費用を尋ねると、軽く「見てみないと、言いようがない。工夫すれば150万かなあ。」という回答。勝手に推測して全部屋で合計300万円ぐらいとして、合計で450万円。

 また仲介に連絡して見に行こうと思うが、200万~300万下げれるかと確認したら、200万までなら大丈夫との回答。見に行く話になりました。

 

隣のオーナー

 業者にも連絡して一緒に行くことになりました。さあ、どうか!

 資料から現地はすぐ分かりました。実際に見てみると、確かに道路とは1m未満しか接していません。案内する仲介さんに敷地に車で乗り入れることも出来ないと言われ、そばで一旦車を止めて歩いて敷地内に入ります。

 業者を見ると嫌そうな顔。

 「修繕費どれくらいかな?」と業者に聞いてみると、「あの屋根もひどいし、車で敷地まで入れないから、もっと掛かるよ。どうしても手間も倍になるから。」と言います。まあ、言いたいことも分かります。

 とにかく隣のオーナーと交渉しようと、仲介さんにその旨を尋ねると、直ぐ答えが返って来て、「隣のオーナーは同業者ですよ。敷地の一部を売る気は全くないです。」との回答。

 同業者?

 ああ、その不動産屋はここを買うつもり。そりゃあ、絶対売らないなと納得しました。それで利回り20%以上。

 仲介が続けます。「大体、接道が良くないからの値段ですよ。もし、隣の敷地を一部購入できるなら、こんな値段になる訳がないです。」。

 まあ、それも確かに。

 しかし隣のオーナーが不動産屋とは思いませんでした。交渉はしないと言っても逆に不動産屋なら内容次第でしょうが、現段階で無理をする理由はないので話は一旦打ち切りました。何でも、相応の理由があるなと改めて思った次第です。

 

 次回もヨロシクお願いします。