◆遺品整理

 

 高齢化や核家族の増加で生活形態がかわり、不動産賃貸事業をしていたら早かれ遅かれ孤独死にも直面する場面もあるだろうと考え、それを業とするというよりは知識として知っておいたほうがいいと思い、わたしは4、5年前に遺品整理士の資格を取りました。

 この遺品整理士という資格は、悪徳遺品整理業者が勝手に故人の遺品を盗んだり、ゴミを回収しても山林に不法投棄するなどが起き、その遺品整理業界の健全化に向けて、認定協会が立ち上げたものです。

 この資格取得するには、主に遺品整理の需要が増えた社会背景、仕事の進め方、法令順守、遺品整理を行うモラルなどを中心に学習するもので、決して合格の難易度は高いものではありません。

 今まで、この遺品整理士の知識が役に立ったことはないですが、この先も起きて欲しくはありませんね。

 

◆事故物件の見分け方

 

 事故物件には、殺人、自殺、火災、孤立死があります。この中で、いちばんグロテスクなのは、どれかというと、意外にも孤立死です。発見が遅れるなどのときには、蛆虫や体液などで畳が腐るケースもあるようです。

 わたしの叔母も別荘で孤立死をしまして(コラムに書いています。)第一発見者はわたしの父でした。秋の死後2~3日の発見ではありましたが、熱湯の浴槽中でしたので、見るも無残な状態であったようです。(判りやすく言うとラーメンスープが出来上がっていたようです)わたしも二週間後だったか、その別荘の片付けで訪れましたが、まず別荘に入ってみると、今まで嗅いだことのない酸っぱい臭いが部屋に充満し、踊り場には遺体を運んだためにできた遺体からの脂や水分などでの濡れあるいは染み具合が目に飛び込んできました。二度と経験したくないものです。3年ほどして、その別荘は死を受け入れてくれる奇特な人の手に渡りました。

 

 事故物件の見分け方のいくつかをここに紹介したいと思います。

 

アパートのドア一枚だけ色が違う…火事などが起きてしまって、変えなければならなく変えたことがうかがえます。意図して色を変えたというよりは、同じ品番でも微妙に色あせがあり、色が違くみえてしまっているのかもしれません。

最近塗り替えた外壁…過去の悪いイメージの払拭の表れ。

変更されたアパート名…過去の悪いイメージの払拭の表れ。アパート名で検索されないようにする。

屋内物置募集中の看板…瑕疵告知義務がないため、物置として活用することにより収益を少しでも上げている。

 逆の見方から言えば、自分のアパートが事故物件になってしまったら、上記のようなことをすればいいということにもなります。

 今日もわたしのコラムを読んでいただきありがとうございました。