こんにちは、こたろうです。
 
最近、事故物件のことばかり記載しておりましたので、「コツコツ大家」を改め「事故物件大家」と名乗らせていただきます。
 
さて、前回のコラムでは、高齢入居者のリスクとして、火災事件が発生した旨を記載させて頂きました。今回は、火元となった部屋の再生に関して書きたいと思います。

まずは、被害状況

火災の火元となった家ですので、部屋は当然ながら全焼です。玄関のドアも、救出に駆け付けた消防隊員がチェーンソーで破ったため、交換が必要な状況でした。
 
玄関の状況はこんな感じです。
玄関から、部屋の中を覗くとこんな感じです。
部屋内部の写真は、酷過ぎるので、写真は掲載できません。

再生の手順

今回の再生の手順は、大きく以下のステップで進めました。
 
1.部屋の解体と、廃棄物の処分
2.スケルトン化と、部屋全体のリフォーム
3.保険金の請求
 
今回のコラムでは、1の「部屋の解体と、廃棄物の処分」に関して、書いてみたいと思います。

部屋の解体と、廃棄物の処分

火災により生じた廃棄物の処分ですが、消防署から取得する罹災証明書があれば、自治体で廃棄物を処分してもらう際に減額制度があるとのでした。
 
そこで、消防署から罹災証明書を取得しました。この罹災証明書ですが、保険金の請求の際にも必要となるため、複数枚取得しておいた方が良いと思います。
 
工務店の方が解体した廃棄物を自治体の清掃センターに持ち込もうとしたところ、賃貸用住宅からの廃棄物は事業用の産業廃棄物となるため、自治体の清掃センターでは受け取って頂けないということが判明しました。
 
そこで、工務店の方に火災後の廃棄物の処分が可能な業者を手配してもらうことになりました。
 
結果、東京近郊では見つからず、静岡県までゴミを運搬することになりました。
 
解体・廃棄物処理だけで100万円超の見積もりが届き驚いたのですが、他の業者でも140万円程度でしたので、概ねその様な金額になるのかと思います。
 
上手く交渉して、一般用の廃棄物として処理できた場合にはその半額ぐらいにおさまったのだと思いますので、勇気のある読者はチャレンジしてみてください。
 
ちなみに、火災発生から部屋の解体、ゴミの運搬までで約2か月も要しました。
 

処分費用の公開

気になる費用ですが、解体と廃棄物処分だけで117万円もかかりました。
 
大まかな内訳としては、
ゴミや産業廃棄部の処分場への運搬費用:33万円程度
内装のゴミや産業廃棄物の処分費用:65万円程度
 
今回は、火災時の部屋の解体と廃棄物の処分に関してでしたが、いかがだったでしょうか。火災事故が発生してしまうと、工事に入る手前の段階でこれだけの費用がかかることになります。