不動産投資で知らなければならないことを痛感した出来事

これは今からちょうど7年前の11月末のこと。

まだ大家となって3年目。

銀杏の匂いもしなくなり、木枯らしが吹き、
季節は秋から冬へと移ろうした季節のことです。

不動産投資で知らなければならないことを、
痛感した出来事がありました。。。

それは、管理会社からの一本の電話からでした。

「近所の奥様から匿名で連絡がありました。」

「郵便物をためるような方ではなかったのに、
 最近郵便物がたまっているので不気味で…」

「家賃はきちんと入金がありますでしょうか。」

「また、中で何かあっても困るので、
 もし何か手掛かりがあればお教えいただければと思います。」

という連絡でした。

(当時は、購入時から住んでいる部屋は自主管理をしており、
 入居を決めてもらった部屋から、
 順次管理会社へ管理を移行していました。)

 

入居者Aさんとの関係

1棟目の物件の1階に住んでいたAさんは、
私が所有するずっと前から住んでいます。 

昨年、雨漏りで部屋中が水浸しになり、
大家負担でフルリフォームしたことがありました。
 

この対応にとても感激して頂いて、
その後は物件の周りのお掃除を、
自主的にして頂くようになったのです。
 

大家としては当たり前なのですが、
以前の大家が〇翼だったこともあり、
雨漏りしていても我慢していらっしゃったそうです。

 

Aさんはすでに70歳近く、
ご家族も親戚もご友人も、
あまりいらっしゃらないようでした。 
   

2011年3月11日の大地震後は、
仕事も無くなってしまったそうです。

 
私が立ち寄った時は、
こんな若造にも笑顔で喜んで話しをして頂き、
1時間以上も立ち話をしたこともありました。

とても大切な入居さんでした。

 

空き巣事件が発生

そんなAさんから先月、
 
「空き巣に入られてしまって、
 来月の家賃の支払いを待ってもらえませんか?」

という連絡が入ったことがありました。

 

1Fに住んでいらっしゃるのですが、
ガラスが割られて侵入されたそうです。

金目のほとんど無かったそうですが、
銀行通帳や保険証が盗まれてしまって、
とても慌てていらっしゃいました。

 
私からは、
 
「家賃のことは後回しでもいいのですが、
 何か私の方でできることはありますか?」
 

とたずねると、

「今は大丈夫です。」

と少し安心されて電話を切りました。

今でもその声をはっきりと覚えています。

その後、少し入金は遅れましたが、
12月分は11/2に入金がありました。  

 

たださえ大きな収入も無く、
とても大変な状況だったと思うのですが、
それでも入金してくださったことに感動し、

私はすぐに簡単にできる防犯グッズを買い揃えて、
各入居者さんにお手紙とともに送付しました。

 
このように良好な関係を築いていた入居者さん。

そんな入居者さんに異変があるのではと、
匿名の連絡が管理会社に入ったのです。

郵便物が放置されおかしいと・・・。

(つづく)