こんばんは、サバイバル大家です。

いつもコラムを読んで頂き、ありがとうございます。

 

前回の続き(第28話)

請求債権の全額が仮差押によって保全決定という

努力の果てに訪れた射幸感を実感するサバイバル大家

 

預金を使い尽くし

クレジットカード与信残高を借り尽くし

資力を尽くした果てに伊木(丸の内硬派弁護士)からのメールを読み

サバイバル大家の脳内にドーパミンが炸裂する

 

しかし

それは更なる人生の正念場の前菜にすぎなかった

 

弁護士の吉貝(クソ売主)への神対応に喜んだのもつかの間

さらなる着手金20万円の請求されたとき

サバイバル大家に偉人の言葉がこだまする

 

 

不幸はナイフのようなものだ。
刃をつかめば手を切るが、
取っ手をつかめば役に立つ

by ハーマン・メルヴィル

 

 

嫁に頭を下げお金を借りることで

何とか年末を生きながらえるサバイバル大家

メリークリスマスにベリー苦シンデマス

 

しかし、

それは年明けの裁判のプロローグに過ぎなかった。

 

 

怖〜いサンタが銀行からお金を奪ってきた 〜仮差押で恫喝サンタ〜

伊木(丸の内硬派弁護士)

「わかりました。では訴訟提起の準備をしていきます。では訴訟は仮差押手続きとは別になりますので、着手金20万円の入金をお願いします。」

 

 

 

 

は、はい!?

 

 

に、20万えん!

 

 

サバイバル大家

「あ、あのー。これって…分割でもいいですか?」

 

 

うーん、と悩んで
しぶしぶ返答される。

 

 

伊木(丸の内硬派弁護士)

「まあ・・・いいですよ、継続してご依頼頂いてますし。では半金だけ先にお振込ください」

 

 

 

 

そ、そうか。これも

 

 

人生の正念場(多すぎ)

 

 

サバイバル大家

「わ、わかりました。すぐに揃えて入金します」

 

 

口座残高は・・・言うまでもなく

 

 

クレジットカードは与信いっぱい

 

 

年末も近いクリスマスに・・・

 

 

神様よ

 

 

俺だって

 

 

ベリー苦シンデマスだ

 

 

ばかやろう

 

 

トモ(嫁)

「ねえ、顔が険しいけど・・・大丈夫?」

 

 

サバイバル大家は隣にいた嫁の声で
ハッと我にかえる

 

 

嫁の横顔を見つめ

 

 

そっと微笑むと

 

 

…深々と頭を下げた

 

 

努力を尽くし、
クレジットカードの余震残高を尽くし、
クリスマス当日に嫁からも金を借り…

 

 

まさしく資力を尽くした年末だった

…そんな最善の努力に果てに希望を持ちつつ迎える年末

 

 

(…3日後の月曜日)

 

 

再度、弁護士からメールが届いた
なにやら銀行からの陳述書が届いたようだ

 

 

伊木(丸の内硬派弁護士)(メール)

「これだけの金額を押さえられたというのは,大成功だと思います。」

 

 

そこには各銀行で
差押をした金額が載っていた

 

 

 

サバイバル大家

「早く・・・このお金が自分の元にやってこないかなあ」

 

 

年末なのに来月のリボ支払いを心配するお財布状況
心から早期解決を願った

 

存在を忘れるくらいの裁判でいいの・・・か?

 

(…年明け)

 

今年はお金もないし、妹の家で大晦日を過ごした
母親、新婚ホヤホヤの嫁、妹の家族と一緒に何だか凄い平和な日々

 

 

トモ(嫁)

「今年は色々と落ち着くといいね」

 

 

新年のおせちと、母親が奮発して買ったカニを頬張っていると
不意に嫁がそう呟いた

 

 

サバイバル大家

「そ、そうだな。うん、本当に色々落ち着いてほしい」

 

 

そういえば…去年の4月にプロポーズしてから、9月くらいに入籍して早々に吉貝(吉貝(クソ売主))の退去とかあったんだっけ。

何にしても結婚してから苦労ばかりかけてるなあ…

いつか成功したら何でもやってやろうと密かに心に決めた

 

 

(…正月三が日)

 

 

嫁が今年は本厄ということで母と嫁と
3人で長野の善光寺まで厄払いにきていた

 

 

サバイバル大家

「あ、自分もちゃんとお願いしとかないとな」

 

 

もしかしたら去年色々あったのも厄の影響かもしれない
そう思うと神仏に祈る人の気持ちが少しわかる気がした

 

 

サバイバル大家

「裁判が早く終わって、早く借金を返せますように…」

 

 

霊感あらたかな寺の澄んだ空気の中で
膨れ上がったキャッシングリボ&嫁借金返済を

心から祈願した

 

 

(…4日後)

 

 

正月明け早々の弁護士からのメール
来週には訴状を送れるようにするとのことだった。

 

 

サバイバル大家

「いよいよか、今月末には戦いのゴングが鳴るということだな」

 

 

正月明け早々の戦闘モード。
家族との平和で充電満タンの今は負ける気がしない

 

 

(…2週間後)

 

 

弁護士からの電話が鳴る。

 

…プルプル(携帯)

 

伊木(丸の内硬派弁護士)

「先週、確認いただいた訴状で申請をいたしました結果、
裁判期日が決まりまして・・・」

 

 

 

 

ついに来たな

 

 

裁判でも何でもカモン

 

 

この燃え盛るパッションで

 

 

叩き潰してやる!

 

 

伊木(丸の内硬派弁護士)

「3月●日 10時15分と指定告知されました」

 

 

 

 

は、はい?

 

 

2ヶ月近くも先っすか!

 

 

サバイバル大家

「そ、そんな先になっちゃうんですか。じゃあ、その日にバリバリやっちゃう感じですね!」

 

 

こほん、と咳払いをすると
静かに弁護士は返答した

 

 

伊木(丸の内硬派弁護士)

「いえ、第一回口頭弁論となりますが。答弁書を出せば

 

欠席でも平気で

 

やることも特にないので

 

実際は2回目からやり取りすることになります。恐らくは3月の裁判期日の1ヶ月から2ヶ月後が2回目になるでしょう」

 

 

 

 

ってことは4月か5月?

 

 

おいおい、裁判所ちゃんよ

 

 

ど、どんだけ

 

 

のんびりしてるんだ

 

 

この国はぁ〜!(`Д´#)

 

 

サバイバル大家

「そ、そんな。は、春になっちゃうじゃないですか。」

 

 

…しばらく沈黙があって
弁護士が口を開く

 

 

伊木(丸の内硬派弁護士)

「そういうもんです(キリっ)

 

 

…そ、そんな

 

 

センセー!!

 

 

僕のお金はいつ戻るのお〜!!

 

 

真冬に燃え盛るパッションは燃え尽きて炭となり
…春の季節に新たな芽吹きの糧となることが確定した

 

この時は残る空室で心を引き裂かれるなんて思いもしなかった。

 

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