こんにちは!『キク』です。

 

最近は大手不動産ポータルサイト等では、少なくなってきていますが、中小企業の自社のホームページなどでは、いまだに広告違反をしている「用語」を見かけることがあります。

 

不動産の広告に関する規定は本当に幅広い為、一度に全てをご紹介することはできませので、今回は特に消費者の購買意欲を煽るために使われがちな「不動産の表示に関する公正競争規約」の「特定用語」の一部に絞ってご紹介します!

 

それでは、騙されない為にも、信用出来る不動産会社を見つける為にも、NG・注意ワードを見ていきましょう。

 

 

「抜群」「日本一」「日本初」「業界一」など他社(の物件)よりも優位に立つことを意味する用語

 

「日当たり抜群!」なんて言葉はよく聞いたりする人も多いかと思いますが、不動産の広告ではまずNGな用語となります。

 

利用する場合は他社の実績や地域全体の取引実績等を客観的な調査手法で実証されている必要があります。

 

第三者機関の調査や行政の統計データであればOKですが、自社や関係企業の主観的なデータでは認められません。

 

その他にも「超」「当社だけ」「他に類を見ない」なども該当します。

 

 

「特選」「厳選」など一定の基準により選別されたことを意味する用語

 

特別感を出したいが為に、チラシ等で「特選」「厳選」と言った用語を見かけることがありますが、なんとなく選んだ売りたいだけの物件では違反となってしまいます。

 

ですが、一定の基準によりしっかり選別されていることを示していれば「特選」「厳選」といった用語は利用可能です。

 

※使用例 

【厳選!一人暮らし用おすすめ賃貸マンション】

今回ご紹介する10物件は下記条件を全て満たしています。

・家賃5万円以内

・駅から徒歩5分以内

・オートロック付

・TVモニターインターフォン付

 

といった具合です。

 

 

「絶対」「万全」「完全」「完ぺき」など全く欠けるところがないことを意味する用語

 

「絶対に倒壊しない安全な物件」・「騒音に対しても万全なマンションです」など、100%完ぺきな物件なんてものは、まず存在しません。

 

これらのワードを使用することは事実上まず不可能と言えます。

 

 

「完売」など著しく人気が高く、売行きがよいという印象を与える用語

 

「完売間近です!お急ぎください!」など煽るような表現がNGとなります。

 

また、「完売御礼!キャンセル待ち受付中です!」といった広告は販売終了している為、使用することができません。

 

使用例として考えられるのは、新築マンション等で「第一期完売御礼!第二期販売開始」といった場合です。

 

しかし、この場合でも第一期が売れ残っていたら当然「完売」という表現は利用できません。

 

 

「最高」「最高級」「極」「特級」など最上級を意味する用語

 

「バルコニーからの眺望が最高です!」なんて感じで使いたくなるところですが、その内容の根拠となる事実を併せて表示しなければならない為、実際問題難しい表現です。

 

しいて挙げるとすれば、「○○社の○○シリーズ最高級ユニットバス」というような表現であれば大丈夫です。

 

 

「お買得」「掘出」「破格」「格安」「激安」など著しく安いという印象を与える用語

 

価格に関して訴求する広告というのは通常どの業界でもありますので、非常に使いたくなりますが、不動産業界ではNGとなっています。

 

一応その内容の根拠となる事実を併せて表示すれば広告可能ですが、こちらも実際問題難しい表現です。

 

ではなぜ利用できないかというと、「一般的に、価格や賃料は市場によって決定されるものであり、他の類似物件に比べて著しく安い価格・賃料で供給されることはまずありえない」という考えからきています。

 

そして、どんな不動産であっても、相場よりも著しく安いものは必ず理由があり、例えば「借地権」や「再建築不可」・「告知事項有」などで、価格・賃料が安かったとしても、その理由を考えれば相場としては適正だから「激安」とか「格安」などといった表現はNGとなっています。

 

その他にも「投売り」「土地値」「特安」「バーゲンセール」「安値」なども該当します。

 

 

まとめ うっかり騙されないように気を付けよう!

 

今回は不動産広告のNG用語についてご紹介しましたが、基本的に「具体的な根拠となる資料がある」ということが大原則です。

 

さらに、その中でも「根拠となる事実を併せて表示していない限りは使ってはいけない」用語もある為、非常に厳しい制限が課せられています。

 

高額な取引となる不動産ですから、このような消費者を守る規約が出来ています。

 

今回ご紹介した用語を多用しているような物件を発見した場合は「売れれば関係ない」と思っているか、「社内チェックも適当」な会社の為、要注意です。

 

謳い文句に騙されないように気をつけて、信頼出来る不動産会社を見つけるようにしましょう。