おはようございます。

元ビジ大家です。

 

3月~は学生が進学したり、卒業して社会人になったり、サラリーマンが

転勤で移転したりする時期で、不動産賃貸に関しては 「繁忙期」と呼ばれる

時期でもあります。

 

極端なことを言えば、何もしなくても向こう(お客さまのほう)からたくさん

やってきてくれる時期……ですが、反面自分の物件からも退去(空室)に

なりがちな時期でもあります。

 

空室を埋める大きなチャンスの時期

 

不動産投資(不動産賃貸業)を営んでいる者にとっては、空室を埋めるための

人の流動性が増える時期ですから、当然チャンスも増え、期待も膨らみます。

 

「一日も早く空室を埋め、一日でも多く日割りの家賃収入を得たい」という

不動産投資家の期待と、同じくそうしたサービスを提供することを心がけて

くれる賃貸管理会社の信条が合致すると、こんなにも心強いことはありません。

 

しかしながら、単に「空室を埋める」という自分本位で独りよがり的な発想

でもうまくありません。

 

入居される人の立場にもなって、「快適な住空間をお届けする」という想いが

必要です。

 

こうしたことが常に保たれている賃貸管理会社と良い関係を築き、入居者募集に

携わってもらえたなら、不動産投資家としても安心できます。

 

言ってみれば「賃貸借コンシェルジュ」みたいなものです。

 

賃貸管理会社は「賃貸借コンシェルジェ」の気持ちを携えて……

 

私は、今保有している物件の管理をほとんど地元の不動産会社にお任せしている

のですが、合計で7社とお付き合いしている計算になります。

 

そのうち、この「賃貸借コンシェルジェ」という気持ちをもって業務に取り

組んでくれているところがどれくらいあるか?……と考えて見えると、

もしかしたら3社くらいかな?という気がしています。

 

ビジネスは「結果がすべて」であり、結果が良くなければどんなにプロセスが

立派でも意味をなさない……プロセスが適切なら必ず良い結果につながるし、

良い結果が出ないならプロセスが適切ではない……と思っています。

 

また、「結果さえよければプロセスは何をしても良い」というわけでは

決してありません。

 

そういう意味では「プロセスオーライ」の発想が大事で、「結果オーライ」の

発想では易きに流れて卑しきに陥る恐れがあり危険です。

 

幸い、今のところは入居率が94%以上あるので、特段大きな施策は打って

いませんが、今後は賃貸管理会社選びに当たっては「賃貸借コンシェルジェ

の姿勢」の有無を元に、場合によっては賃貸管理会社の入れ替えも視野に

入れていくつもりです。

 

そのプロセスこそ「適切なプロセス」であり、適切なプロセスであれば

「適切に結果が出る」というビジネスの原則を信じることは大事だと

思っています。

 

 

本日もお読みくださりありがとうございました。