私は、家に鍵をかける必要がない田舎に育ち、泥棒が入っても「盗るものがなくて何か置いていってくれるかもしれない。」を期待する生活レベルでした。(今も変わっていませんが)

そんなのどかな田舎をターゲットとした憎きドロボーの話です。

新しいエアコンが動かない

私にしては、かなりリフォームに力を入れた物件でした。住居でなく、ある展示場にする予定だったので、床も完全にレベルを合わせたり、照明にもこだわっていました。エアコンも普段は「安売り」をとりあえずつける私でしたが、大人数が入室してエアコンが効かないのはダメだ。30畳の広さなので30万のエアコンを二台張り込んだ。1ヵ月ほどをして作業の続きに入るとエアコンの効きが悪いぞ。ファンは回っているのに全く涼しくならない。60もしたのに初めから、故障かい?

えっえっ!無い、無い?室外機が

たまに何かの具合で室外機のファンが動かない時がある。それかな?外に出た私は理解できなかった。ここに室外機あるんじぁなかったんだ。どこに設置したんだろう。でも室外機を探せなかった

泥棒だやや自分を落ちつかせてから、でも110番した。「緊急じゃないけど泥棒です。この電話で話して良いですか?」

「あー、お宅もそうですか?室外機ドロボーが出てその辺り軒並みにやられているんです。」

警察は早めに来てくれたが、私には気合が入っていないように思えた。世間話が中心だった。

「室外機は1つ三千円位しかならないのですがねぇ。車で来て堂々と持って帰るので誰も気がつかなかったようです。一晩で次々と何件もやって稼ぐんです。」

私の物件は田舎だけど、信号のある交差点にあり、室外機丸見えのところに面している。

ふんだりけったり、それはないでしょう!

私はメーカーに連絡した。まだ新品だし部品供給もあるはず。室外機だけ買ってつければいくらかは費用がかかるけど仕方がないし、早く気分を変えなくちゃ。

ところが担当者は驚くことを言った。「本当にお気の毒なんですが、室外機だけをお売りすることができません。」

「まだ新品ですよ。部品供給の義務があるんじゃないですか?」

もちろん、しつこく私は食い下がったがダメ。

1つのエアコンにたった1つの室外機しか対応しないようにどこのメーカーもしているのだと言う。どんなにボロく壊れていて、ほとんどの部品も交換できるが、室外機全体を一個の部品と考えるシステムになっていないと言うのだ。

つまり泥棒は3千円× 2 = 6千円位の利益(?)しか得ないのに、私は60万円の損になった。「盗品経済」と言う言葉があるとすれば、これほどの不経済はない。

1ヵ月後、泥棒が捕まったと小さな新聞記事を見て警察に電話したが、、

結論としては、私にとって意味無し!

警察は泥棒を捕まえればおしまい。盗んだ大量の室外機を1個ずつ盗み先を探して、室外機合わせをして、謝罪させ、返却または弁償させる仕事はしない。当たり前だ。複数のグループがいて私の被害の犯人確定も難しいと言う。

同じ60万の損失でも「強盗なら大事件」だが「室外機泥棒は笑い話の延長」なのか(怒)

この話にはまだオチがあった

新しいエアコンを泣く泣く買ったが、古い(新しいのだが)室内のエアコン部分処分できないのだ。エアコンは室外機とセットでしかどこも引き取れないと言うのだ。

市の処分場もエアコンは法律上からも持ち込みできないという。さすがにキレまくって事情を説明して、今回は特例と言うことで受け入れてもらった。

教訓?

これは不動産投資のリスクとは関係が薄いことに気がついた。マイホームでも起こるのだから。

ネットでは「室外機をぐるぐる巻きにして防止せよ。」とあったけど、そこまで人を疑って生きていけるんかい?

ある人は「きちんとした保険に入っていれば盗難でも保証してくれるよ」と。保険に詳しくないので教えて欲しいが、私は(他人に迷惑をかけないレベルの)保険にはきちんと入っているが盗難にも対応してくれる保険は「海外旅行保険」(話が脱線?)でも入った事は無い。ケチな私は掛け金が高すぎると思ってしまうのだ。そうですよ。盗難保険でお金を受け取ってから、自分の勘違いで、盗まれてなくて超ラッキーとか。ダメでしょ。そんな犯罪もカバーする保険料まで含まれると考えると。

他人の不幸は…

何かの教訓になりましたか?

アッと、側溝の蓋グレーチングの盗難もよく聞きますね。イヤな田舎あるあるです。

追伸

私はかって「ゴミ処分」についてコラムを書いた。その中で、電器製品タダで引き取ってくれる業者の利用を書いたが、それは 中国との関係によるものだった。1,2ヶ月前から無料ではどこも引き取らなくなった。中国日本のゴミ輸入しないことになって、日本は大変なことに実はなっているのだ。こちらは大問題ですよ。