積水ハウス55億円の詐欺事件に比べるとあまりにも小さいが、私の身内に起こった事件です。この方法なら結構簡単に他人の土地を騙し取れるかも。積水ハウス事件ほどの役者の数も不要です。

相手が何もしない。例えば 認知症の人が相手なら、可能になります。

高齢化社会の闇の中で

 私の身内にも半分ボケかけた人が何人もいる。「成年後見」の問題は本当に真剣に考えるべき問題だが、「ボケ」と言う表現を使います。ごめんなさい。

私自身が危ないとの嫁の指摘。「100から7を次々に引き算」「一つ前しりとり」「4桁の数字を逆に言う」嫁は楽勝なのに、私は本当にあぶない。認知症?

さて、私のAおばさん(ボケはじめている)が、「裁判所から書類が来て土地がどうのこうのとあるが覚えがない。」との電話を受け私は知った。

完全に遅かった

結論から言うと全くどうしようもなかった。弁護士もお時間を考えると諦めるのが懸命だと。Aは何もしなかっただけなのだ。裁判を起こされていることも知らず。だから裁判所に行くはずもなく。それなのにAの土地は、執行裁判所の競売開始決定段階に来ており、実質的な異議申立てはできなくなっていた。

犯罪ストーリー

おばさんAには弟Bがいる。。AとBの所有する両土地を第三者に土地を作業置き場として近所の人に賃貸していた。

Aの方が地元と言うことで 賃料両方分を受け取り、Bの分をBに渡すということを20年間してきた。「全て手渡し」で「メモも残さない」といういい加減さはあったが、姉・弟関係なので問題はなかった。

ところがBの死亡後、Bの相続人「」は超問題児だった。AからBの分の金の支払い20年間なかったと言い出した。ばかばかしい話でAは怒っていたが、と言うことで無視した。

ところが甲はAがかなりボケているのをいいことに所有権移転偽造まで企んだ悪者だった。その時は私が気づきストップできた。(法務局に行き登記官に話す。間一髪だった)

しかし甲は裁判の「調停」まで起こした。Aは一度は調停の場までは行き、事実を述べて終わった。これで上手く解決した、そして解決したとAは思った。

ところが、甲はシツコイのでなく作戦を持っていた。甲は、遠くてAの行きにくい別の裁判所で正式な裁判を起こした。もちろん裁判所から正式な「送達」も来ていただろうが、Aは介護認定を受けるまでボケが進んでおり、その訴状等を受け取った記憶はないと言う。Aの全く知らない欠席のまま、2回目の口頭弁論の後、判決が出た。「Aは甲に、二百万円お金支払え」と

詐欺に合わないために何をするの?しないの?

よく詐欺の被害に合わないようにとテレビなどでも啓発が行われている。裁判を装った詐欺で「70代女性3,000万被害」も最近でもニュースになった。

識者たちは皆、1番の詐欺にあわない対策は「相手にしない。」「連絡しない。」「完全無視」だと言う。だからでもないが、Aは、同じく「嘘の訴えを無視した」のだから、正しいように思える。

ここまでで分かりますよね。次に書くことが!

詐欺であっても本当の裁判所からの連絡は逆なんです。無視したらダメなんです。100%嘘でも、反論もせず、欠席までしたら、民事の場合 、裁判所も嘘だと思っても被告が反論しない限り「原告勝訴判決」を書かねばならないのです。

それを狙ったんです。(甲はそういう事を生業ともしているのを知っています。)

やられました

控訴期間も過ぎて、甲は勝訴の確定判決をAに伝えることもせず、つまり、支払いも求めずこっそりその債務名義でAの土地に強制執行をかけるに手続きに進みました。もちろん 執行裁判所からも 書類は次々きたはずですが、ボケや知識不足、なにより「甲を無視すること」に決めていたのは、逆に甲には「好都合」でした。

Aの土地が「競売開始決定」まで進んで私は初めて知ったのです。執行裁判所に掛け合いましたが、遅すぎる、どうしようもないというのが「言外」にありました。甲はいくらボケていても成年後見を受けていませんので「訴訟能力を否定」することもできません。その後2回目の競売落札され、Aの土地は他人のものとなりました。この段階では裁判所からAには何の通知もされません。

The end.

まとめ

全くの赤の他人なら刑事事件ものですが、いわば身内の犯行であり2,00万程度の土地ですから、「再審」も現実味はありません。そしてAは未だに内容が理解できていません。権利証もここにある。自分はハンコも何も押していない土地が無くなっているはずがないと今でも言います。身内にはほかにも認知症をめぐる様々な問題があります。本人の生活の身の回りがまず大切ですが、土地の相続など本当に大きな問題です。 (子供がいない被相続人の場合の多数な相続人の問題もよく聞きます。)

P.S

私が、おばさんへの考えたアドバイスお願いは、

「おばさんには子供がいないので、はギリギリ相続人になり得る。遺留分まではないから「排除」請求まで使えないけど、遺言書を書いておかないと、法定相続になり、甲にも相続分が行く。絶対に甲にいかない遺言書を書いておかないと、、今は連絡もつかない甲が必ず再び 出てくるだろうので、残された回りのもんはたまらん目にあう」

ボケ始めた私が、ボケたおばさんに理解させ、行動させることができるかなぁ???

「そんな難しい事わからん。死んでからのことは知らん。 好きなようにしたらええ。遺言書なんかめんどくさい。資産もお金もないのに まして甲のこと考えるのも嫌や」

こりゃあかんわ、、、