こんばんは!地主の婿養子大家です!

 

今日のテーマは『メチャクチャ変わったマイホーム取得の物語・・・⑥』です。

 

歯科医師であるお隣さんの弟と面談することになりました。

面談理由は、

根抵当権解除が無理な理由が分からない

からお会いして確認したいと。

債権者である歯科医師信用組合を悪者にし、弟さんがうまく言いくるめられているだけかも知れないとお隣さんに伝え、

事実確認をすれば

なんとかなるんじゃないか?

と言いました。

この言い方に対する

・お隣さんの反応

・弟さんの反応

で、

お隣さんの案件への気持ちが確認でき

弟さんの情報力(知識)が推測でき

何よりも

二人の仲の良さが分かる

と思っていました。

 

これは、

・電話で聞けばわかる事実確認

・書面を渡せば理解できる内容

でしたが、あえてお隣さんには難しく説明をし面談を取り付けました。

 

一度しかない弟の面談チャンス。そのつもりで準備をして臨みました。

 

構成は、

1.面談までの事前準備

2.いざ面談へ!

3.根抵当権は解除できるのか?

以上で書いてまいります。

 

なお、本日のコラムでは私の心の声が良く漏れますが、単なる私の憶測をもとに思ったことなので決して事実かどうかは分かりません。また、事実を知りたいとも思いません。。。

読者の皆さんは、あくまで読み物としてお読みください!m(__)m

 

1.面談までの事前準備

お隣さん曰く、弟さんも余裕のない生活をしているとのこと。

世の中の歯科医師の読者皆さん!

歯科医師で齢70歳にもなろうとするお方が、

生活に余裕がないということはありえるのでしょうか?

実はあり得ます。

士業の方!

稼ぎが良いからって余裕ぶっかまして勉強もせず投資なんかに手を出すと・・・

 

 

 

、、

 

 

、、、

 

 

詐欺師の餌食にされますよ!(; ・`д・´)

 

余計な一言は置いておいて

士業アルアルですね。私の売却物件のテナントさんで、日本で5本の指に入る、アル特殊技術の権威の先生がいました。

この方、

借金まみれ(推定10億)で推定売上毎月○百万円以上あると思いますが、お金に困っていました。(離婚3回もしているから養育費も。。。)

なので、

私は弟さんが毎月70万円の借金返済をしているといわれても驚きませんでした。

・支払い能力的にも

・借金の理由についても

です。

この人も、

投資で詐欺にあって無駄な借金を抱えているのでした。。。(+_+)

だから、

齢70歳にして本人には根抵当権約3,000万円を消す資力がないとお隣さんはいわれたわけです。

 

 

 

。。

 

 

。。。

 

 

『んっんなわけねえだろ!(; ・`д・´)』

 

このやりとりからだけでも、一つのハードルが見えてきます。

弟は、お金に貪欲である可能性がある!

 

従って、

そんな欲の皮の突っ張った輩と面談するにあたり、

これまでのコラムでも書いてきましたが、

この案件クリアには、

私WIN-隣WIN-弟WIN

は大前提となることを覚悟して面談準備をする必要がありました。

 

ここで、本案件におけるリースバックで進めた場合のそれぞれのメリットデメリットを記します。

 

【私のメリット

・実勢価格5,000万円はくだらない土地を2,000万円購入し、そこにマイホームを建てることが出来る。

・土地が安いことによる約3,000万円程度の恩恵を無償賃貸と言う形で将来発生する収入をなくすことで徐々に還元していくだけなので、月々の借金返済は抑えることができる。⇒私はこれを『時間の利益』だと思っています。

・縁起の悪い話だが、お隣さんが10年以内に他界するようなことになると、そもそもの購入額も低く収まる可能性すらある。

【私のデメリット

・お隣さんと一緒の建物で共同生活をすることになる

・建物のボリュームが増すことで建築費用は普通のマイホームより大きくなる

・お隣さんが15年以上も住み続ければ、金銭的には損することになる

 

【お隣さんのメリット

・将来における『住』への不安が劇的に解消される

・老後資金も(2000万円程度)出来る

 

【お隣さんのデメリット

・最大のデメリットは唯一の資産である土地の所有権を失うことになる

・戸建ではなく共同住宅として他人(私)と共同生活を送ることになる

・単純売却なら約5000万円だが、リースバックだと2,000万円しか入らない

 

【弟さんのメリット

※ここをA4一枚にまとめて持っていきました

・お隣さんが得た2,000万円を借りて繰り上げ返済に使い、歯科医師組合に残りの1000万円につき借り換えをお願いし成就した場合

約500万円もの支払い金利減少メリットがある

⇒月々の支払額も35万円程度減る

⇒お隣さんから借りた2,000万円については、お隣さんの意向に出来る限り沿って、無利息で返す。

 

【弟さんのデメリット

ない!(; ・`д・´)

 

この提案に対する、

お隣さんの反応が

ポジティブ⇒リースバック方向

ネガティブ⇒単純売却方向

へ舵をきり、

弟さんの反応が

ポジティブ⇒根抵当権抹消可能

と推察でき、

ネガティブ⇒単純売却方向

へ舵を切る感じで捉えていました。

お隣さんの説得は正直どっちでも出来る可能性がありましたが、お隣さんの気持ちを優先させて事に挑みました。

 

2.いざ面談へ!

以下、青字が弟さん赤字が私、『』が心の声

 

挨拶を済ませ、世間話をし、

早速本題へ。

A4の紙を渡して、弟さんとお隣さんへ説明しました。

するとどうでしょう。

お隣さんの頭の周りには?マークが飛びまくっていますが、弟さん、1回で理解しているではありませんか!

そんな簡単に素人でお金に困っている人が借り換えや根抵当権の解除の話についてこれたら、

 

『どんだけトラたぬしてたかわかるよ?(; ・`д・´)』

 

私「すごいですね?一般の人だチンプンカンプンだと思って説明用に資料まで作ってきたんですけど、既にご理解されているんですね!流石理系の方は数字にお強いですね!」

弟「いや、いや、何となくですよ!」

私「すると、歯科医師信用組合が根抵当権を解除しない理由がないわけです。例えばですが、このご自宅兼診療所の担保は、見る限り、余裕で残債の額を超えていますので、この件をきっかけに、ご自宅のみを担保に借り換えを1,000万円だけすれば、金利も下がりますし、弟さんにとってはメリットしかありません。」

弟「支店長には難しいって言われたんですよね。」

私「よろしければ、私が同席してご説明しても構いませんよ?」

弟「いや~婿さんに悪いから、明日もう一度聞いてみますよ!」

っと即座に遮ります。

 

『余裕で完済可能なのがバレるのが嫌なのね???』

あなた、、、

『血のつながった大切な兄を利用しようとしてない?』

 

こんな風に思いました。

 

どういうことか?

毎月70万円の返済を出来る歯科医師が、土地売買代金を2,000万円繰上返済にあてて、残りのたった1,000万円を繰り上げ返済すら兄の為にしてあげられないくらい貯金がないのか?

 

あえて断言します。

 

絶対あります!

 

仮に、返済がきつくなっているのが100歩譲って事実だとしましょう。年齢も年齢ですし。

でも、

残債の3分の1の返済は、

 

『お前が欲ボケして投資で騙されて残った借金だろ?』

 

ええ、この人、お隣さんの土地についている根抵当権の残債3,000万円以外に投資で騙されて残った借金の残債が1500万円ありました。

確かに、

70歳にして、あと5年以上働くことになるのはきついのも事実でしょう。

手元にいくら余裕資金があるのか知りませんが(結構あると思いますが)、

『お前が欲ボケしてなければ完済出来たじゃないの?』

そして、

『お前のせいで、兄は自分の土地を自由に売却も出来ないんだよ?』

 

そうです。

この兄は、1000万円くれといっているわけではないんです。自分が面倒を最後まで見た両親から受け継いだものを売却して出来るお金を一旦、この欲ボケ弟に貸すとまで言っているんです。

勿論、

こんな状態になるまでして、その土地に住まずに、単純売却してしまえばよいのに、その土地に住み続けたいという想いを自力で全うできないお隣さんや格差社会にも少し問題はあるかも知れません。

※この格差社会については、別のコラムを書きたいと思っています。

 

実は、、、

根抵当権の解除は無理!と言われた連絡を弟から受けた時に、お隣さんからはこんなことを言われていました。

隣「銀行には根抵当権外せないって言われたって。もうガックリきちゃいました。それで、こんなこと言うのもなんですが、恥を忍んで言いますが、残りの1,000万円をお宅に借りることはできないでしょうか?それを3年くらいで返しますから。」

これ、、、本当に残念ながら、

お隣さんにはそんな知恵はありません。

欲ボケ弟からの入れ知恵

だと思います。

具体的には、土地を3,000万円では買ってもらえないのか?みたいな。。。

このお金は、結局一時的には弟の下へ行くわけです。。。

つまり、弟から返済がなければ、お隣さんも私に返せない。

器が大きい人間にはなりたいけど、

流石に

『お前みたいな欲ボケに金貸す程お人よしではない!』

 

仮に、

弟に本当に全く余力がないって話なら、私はこんな心の声は漏らしません。

 

その証拠に!

 

3.根抵当権は解除できるのか?

数日後、支店長からOKの連絡が来たとのことです。。。

 

そうです。

私の想定通り、歯科医師信用組合にとって、

この欲ボケ弟は、

担保力ありあり

だったわけです。

 

融資付けが厳しくなった昨今、読者の皆さんも、

どれだけお願いしても

貸しても大丈夫な相手にしか銀行は融資しない鉄則

をご存知だと思います。

 

言わば、上のやりとりは、

欲ボケ弟の

少しでも楽になりたい気持ちの表れではないかと邪推してしまうわけです。。。

 

次回予告

私にとっては、根抵当権の解除が最も重要なハードルの一つでした。

これはクリア出来そうです。

しかし、それと同じくらいに大事なものがあります。

これもクリアしなければ、本件は纏まりません。

この面談での私の邪推が当たってしまうなら、、、

一刻も早く済ませなければならない手続きがまだ残っています。

お隣さんはつい先日私にこう言いました。

 

「後悔先に立たずだね」

 

次回はその忘れ物の大きさを示す一件をご紹介します。