皆様こんばんは

先日、Tibor連動型融資(Tibor連動金利と表現しました)に

切り替えたことを報告しましたところ

初めて聞かれた方が多いようでしたので、

銀行やリートなどの資料、銀行員出身の方から伺ったことを

私が知る範囲で説明してみます。

融資担当銀行員でもアパートローン担当の方ですと知らないことが多いです。

事業融資の専門家などの方で修正必要なことがございましたらコメントください。

 

はじめにそもそもTiborとはなに

TIBORは、”Tokyo InterBank Offered Rate”の略です。

正式には「全銀協TIBOR」と呼ばれ、日本の東京市場の銀行間取引金利のことをいいます。

リファレンス・バンクと呼ばれる

日本を代表する?15金融機関が提示している

毎営業日、午前11時時点における

1週間物、1か月物、2か月物、3か月物、6か月物、12か月物の6種類について、

それぞれ上位2行と下位2行の値を除外して、

単純平均し、「全銀協TIBORレート」として毎営業日夕刻公表しています。

時間は決まっているはずですが更新が遅れていることも多いようです。

Tiborを何に使うのか

優良企業向けの融資の多くはスプレッド融資と言われる融資方法で

いわゆる市場金利連動型融資です。

 

基準になる市場金利に一定のスプレッド(利鞘+経費)を

上乗せして貸し出すことからスプレッド融資と呼ばれます。

 

スプレッド融資の基準金利として利用される金利が

TIBOR(タイボー)です。

3ヶ月ものか1ヶ月ものを基準にする場合が多いようです。

つまり

TIBOR金利(%)+スプレッド(%)=スプレッド融資の金利

となりますね。

Tiborは金融機関の原価→ 仕入れ価格

多少銀行間差がありますので発表のTiborとずれることがあります

スプレッドは経費に企業の信用度を加えたものとも言い換えられそうです。

スプレッド融資の特徴

銀行間取引価格で仕入れそれをストレートに変動できることから

事業性融資の中ではもっとも低金利で融資を受けられます。

そして、原価とスプレッドをはっきり提示されることから

透明性が高い融資ですね。

金利は融資およびその条件の最重要項目の一つで

不動産事業の肝であることは間違いないと思います。

不動産を保有している限り金利以外の手数料がかからない。

1ヶ月単位であれば売却時も繰り上げ返済も罰金が発生しない。

など、長期安定を除くほとんどの面でもっとも優れた融資と思います。

なお住宅ローンは本来短期プライムレート基準でしたが

競争が激しく本来のレートより安くなっているようです。

もし皆様でアパートローンでも逆ザヤで借りられている場合は

そのままがよろしいかと思います。

 

 

ちなみに超優良企業のバックがあるファンドなどでは

スプレッドを0.2-0.5%まで下がっているようです。

2016年スプレッド貸出は不動産以外の含めた全体で

大手行で49%、地域銀行で14%、信用金庫ではわずか2%

金利差に直結していそうです。