今頃になってしまいましたが、

新年あけましておめでとうございます。

本年もできる限り不動産投資における、

有用な情報を提供できるよう精進してまいります。

どうぞよろしくお願い致します。

 

今年初の投稿となりますが、

あいかわらず金融機関では、

融資に対する審査が厳しい状況となっているようです。

昨年までは地方銀行に対して、

金融庁からの指導が入っているという話をよく聞きました。

かぼちゃの馬車問題を発端にスルガの不正融資を深刻に受け止め、

不動産投資家に対する融資審査を厳正に行うようにと言うことでしょう。

そもそも不動産投資というくらいであるので、

「投資」と捉えられても仕方ありません。

以前は金融機関に融資をお願いする際に、

「投資」という言葉を使ってはいけない!

なんてことを世間では言われていました。

実際に今でも「投資」という言葉に敏感な金融機関もあるでしょう。

しかし、最近では私のお付き合いのある金融機関で、

融資担当の方が「投資に対する融資!」と表現しています。

既に金融機関でも不動産投資であれば投資に融資は暗黙の了解で、

投資であっても融資を出すという認識ができてきたのでしょう。

 

ご存知の通り、

普通のサラリーマンが投資で融資を使えるのは不動産投資くらいです。

株式投資やFXの資金を融資して欲しいとお願いしても、

まともに取り合ってくれる金融機関は皆無です。

ところが同じ投資のカテゴリである不動産投資では有効になってしまうのです。

普通に考えたらおかしいですよね。

まぁ、不動産投資の場合、現物投資になるため担保を取ることができるので、

金融機関としてもある程度は安心して融資できるという理由はあるのでしょう。

 

現状、不動産投資はブームだと思います。

投資金額が高いので誰もが気軽に参入できるブームではありませんが、

投資の世界ではブームになっていると言っても良いのではないでしょうか。

3~5年前に比べると物件価格が高騰して言うのが物語っているように、

需要があれば供給価格は上がるのが資本主義社会では常識です。

こうした現状の不動産価格の中、

投資と割り切って物件購入すると利益が出難くなります。

マイソクを見ただけで絶対に利益は出ない物件が多々あるのです。

むしろそういった物件が大半であると言っても良いでしょう。

そしてそういった物件をあくまでも「投資」目的で買った場合、

いずれ近い将来大変なことになることが多いのです。

「かぼちゃの馬車」で被害を受けた方もこのパターンかもしれません。

恐らくかぼちゃの馬車物件を購入した投資家たちは、

不動産賃貸事業として購入した方はいないのではないのではないでしょうか。

 

あくまでも金融機関の融資の根本は事業に対する融資だと思います。

不動産投資という投資では?とも思っているのでしょうが、

他の投資と違って事業性もあるために拡大解釈で融資しているのでしょう。

そのため、最近のブームに乗って、

不動産投資を行おうとしている投資家には厳しい評価のようです。

融資が出難いと言ってもある一定に方には融資は行われています。

しっかりとした物件でしっかりした事業性を示せば、

全く望みが無いわけではありません。

実際、投資目的で事業性を感じられない物件を、

普通の投資家が買って利益が出るような物件は僅少です。

そうした物件は融資が厳しいと感じます。

融資が厳しくて物件が買えないということは、

むしろ誤った物件は買うことができない時代なのかもしれません。

しかし、

一部の高額所得者や資産家の方は背景の資金を担保に融資してくれますので、

利益の出ないような物件でも買えてしまいますのでご用心を!

 

戸田 匠