こんばんは、サバイバル大家です。
いつもコラムを読んで頂き、ありがとうございます。

 

前回の続き(第43話)

サンタメワンへ伊木弁護士を通じて覚悟を伝えたものの
のんきに弱気と強気の狭間で揺れ動くサバイバル大家

 

しかし

それは弁護士vsサンタメワン法務部門の
水面下での攻防のBGMに過ぎなかった

 

経営者としての思いの丈を伝えた想いを汲み取り
ギリギリの交渉でサンタメワンの譲歩を引き出す伊木
サンタメワン法務担当の人生をかけた和解案を聞いた時
サバイバル大家に偉人の言葉がこだまする

 

 

君の失敗を友人に告げること、
それが友人を大いに信頼するということだ。
友人の失敗を友人につげるより、
より偉大な信頼なのだ。

by ベンジャミン・フランクリン

 

 

伊木弁護士が進めたギリギリの交渉が功を奏し
電話を切られた翌日に、
アポなし訪問を実行するサンタメワン法務担当
水面下での攻防に息を飲み続けるサバイバル大家

 

しかし、

それは●●の●●も…なんて、吉貝も驚くプロローグに過ぎなかった。

果報は、苦難と苦悩を乗り越えて寝て待て

伊木(丸の内硬派弁護士)

「大変お待たせ致しました。

それで、昨日のお電話の件とのことですが…」

 

 

弱気なりに強い意志を持って

 

 

余和木(サンタメワン法務担当)

「はい、提示前に前提として言っておきます。これは私 及び 上長である役員の裁量範囲での限界です。私はこれでダメなら

 

社長からは無能扱い

 

…されるでしょう。何とぞ宜しくお願い致します」

 

 

言葉と合わせて条件書面が机に出され
伊木弁護士は資料に目を通した

 

 

伊木(丸の内硬派弁護士)

「ん、んん!?

 

な、なんと

 

【吉貝さん】の【弁護士費用】も

 

ですか!!?」

 

 

伊木弁護士は余和木を見た

 

 

余和木(サンタメワン法務担当)

「はい!

 

【吉貝さん】の【弁護士費用】も

 

です!!」

 

 

毎日不眠気味で寝不足のサバイバル大家の知らぬところで
…サラリーマンの人生をかけた攻防が繰り広げられていたのだった

 

菅原●太が弁護士だったら、
詫びの電話でこう言っただろう

 

「誠意とは

…何かね?」

 

と…。(あんたにとってはこうやってることが精一杯の誠意かもしれんが、こっち側からは誠意にとれん。)

 

 

伊木(丸の内硬派弁護士)

「なるほど、仰った通りの譲歩を取ってきたわけですね
まとめると、こういうことでしょうか…」

 

—保全債権3●●万円(クソ売主預金)—

 

 

<サバイバル大家に対する損害賠償範囲>

① 優先度A 賠償請求を絶対に譲らない部分

→損害賠償の対象とする
→総額の約2/10

 

② 優先度B 賠償請求を状況によっては譲る部分

→損害賠償の対象とする
→総額の約3/10

 

③ 優先度C 賠償請求を譲る部分(強引に請求している部分)

→損害賠償の対象外(物件バリューアップ工事であるため)
→総額の約5/10

 

 

<吉貝(クソ売主)に対する損害賠償>

① 弁護士への報酬負担40万

→損害賠償の対象とする

 

 

求めていた理想の賠償が

 

全て (;゚д゚)アワワ

 

網羅されていたのだった

 

200万円近い損害賠償金(゚∀゚)アヒャ 

 

 

余和木(サンタメワン法務担当)

「明らかに物件価値を上げる工事部分については、対象とすることは難しく…

 

その代わりに

 

それ以外の負担部分については、工事費用内訳の妥当性についての議論もありましたが協議が長期化すると強引に当方と上長で封じ込め決済を取った次第です」

 

 

確かに金額の妥当性を突っ込まれると、面倒な部分はあるかもしれない。そもそも妥当性がある価格基準など誰が決められるだろうか。

 

 

伊木(丸の内硬派弁護士)

「わかりました。しかし、吉貝さんはこの内容で納得されているのですか?」

 

 

そうだった吉貝(クソ売主)は預金を仮差押されている

 

あのサイコ野郎が

 

感情論として事を荒立たせたい可能性も0ではない。

 

 

余和木(サンタメワン法務担当)

「本日、ここに伺う前にお電話させて頂いたところ

 

そんな話があるなら早くしろ!

この能無し仲介が!!

 

とお叱りを受けまして一刻も早い解決をお望みです。どうやら預金差押が外れないと相当お困りで焦っているようです…」

 

 

一番の懸念があった吉貝は
一番前向きのようだった

 

 

余和木(サンタメワン法務担当)

「そういった経緯ですので、最終的には吉貝さんの預金差押をされているサバイバル大家さんの

 

怒りの矛を収めて頂く

 

しか!この争いは終結できないのです!!」

 

 

立場や人生がかかると普段は弱気な人にも
十分な気迫がほとばしるようだった

 

 

伊木(丸の内硬派弁護士)

「余和木さん、仰ることは理解いたしました。

 

私個人としてはこの上ない和解案

 

とは思いましたが、サバイバル大家さんが承服するかはまた別の話です。明日、承諾を取ってみますので少しお時間を下さい」

 

 

——-回想、終了——–

 

 

伊木(丸の内硬派弁護士)

「…と、いうわけです。私としては和解案としては現状で理想とは思います。

 

全てサバイバル大家さん次第です

 

如何いたしましょうか?」

 

 

 

 

長い、とても長い…

 

 

苦悩の日々だった。

 

 

グッと息を飲み返答した

 

 

サバイバル大家

「伊木先生、ありがとうございました。

 

逝ッて下さい!

 

その和解案で!」

 

 

弁護士は穏やかに頷いた

 

 

伊木(丸の内硬派弁護士)

「わかりました。では次回の裁判期日では和解案の擦り合わせを行います。

サンタメワン法務部が素案を提示しておりますが、特段の問題はないかと思いますので吉貝さんが応じればスムーズにまとまるでしょう」

 

 

いよいよ、終わるんだと思ったら

喜怒哀楽の

あらゆる感情が溢れて

サバイバル大家は天を見上げた

 

 

伊木(丸の内硬派弁護士)

「サバイバル大家さん、
良かったですね。

 

お見事でした」

 

 

そう言うと
弁護士は電話を切った。

 

 

…楽ちんな不労所得を夢見て

…頑張って頑張って買ったのがクソ物件で

…クソ物件の仲介も売主もクソで

 

なにか成長できたんだろうか?
不動産投資で幸せになる何かを得られたのか?

 

そんな自問自答が繰り返された

 

 

(次回、クソ物件シリーズ最終話!)

 

しかし、この時はクソ物件の●●で●●なんて最終結末になるとは…思いもしなかった。

 

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