こんばんわ、サラリーマン大家のTAKAです。

やっと体調が戻ってきました。久しぶりのコラム更新です。

本日は弁済の充当という少し聞きなれないワードについてコラムを書いていきたいと思います。

1.かずみさんのコラムを読んで

かずみさんのコラムを読んで、いろいろネットで検索していたらR銀行の記事を見つけました。

確かに本当にひどい話だと思います。当時の対応もそうですが、その後の対応もかなりひどいです。

あそこの銀行は、普段の顧客対応はそれなりに良いような話を聞きますが、トラブル案件にはかなりエグい対応(不動産がらみではありませんが)をしている事例を見たことがあるので信ぴょう性のある話かと。

記事の中で、14%の遅延損害金が重しとなり、元金がまったく減らないという話がありました。

多くの銀行が、法人取引にしようしている銀行取引約定書に定める遅延損害金が14%なので、同じ水準の銀行が多いかと思います。

では、債務者である借主は、借入を返済をしようとしたときに、元金の返済に充てるのか、利息の返済に充てるのか、あるいは遅延損害金の返済に充てるのかを選ぶことができるのでしょうか。

2.銀行取引約定書

銀行取引約定書は、業界で統一フォーマットがあるわけではありません(昔はありましたが)、しかしながら、どの銀行もほとんど同じような条項を置いています。

そのなかで「充当の指定」という条項があり、この条項では、返済する額が債務の全額を返済するのに足りない場合には、銀行が何に返済金を充当するのかを指定でき、借主は異議を述べられないことになっています。

このため、銀行側からすれば、遅延損害金があればその遅延損害金に充当するのが有利といえるでしょう。

3.ローン(金銭消費貸借)契約書

では、ローンの契約書にはどのように規定されているでしょうか。

私の知る限りでは、2.と同様に銀行が指定するとしている銀行が多い印象ですが、中には借主側が指定でき、指定がなければ銀行が指定できるとしている銀行もあります。

もしこの条項を知らなければ、利息や遅延損害金に充当されても文句はいえません。

しっかり元金の返済に充てるということ返済時に述べることが大切かと思います。

約定返済の場合には、あらかじめ元金と利息の返済額が決まっているので意識する必要はありませんが、繰り上げ返済の際には少し意識した方が良いケースがあるかもしれません(基本的には、繰り上げ返済といえば、元金に充当してくれるとは思いますが・・・)。

4.おわりに

ローン契約書は字が小さく読みにくいものの、お暇なときに読んでみるといろいろ発見があるかもしれません。

一字一句覚える必要はありませんが、どんな条項があるかを把握しておくと、約に立つときもあるでしょう!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

(ご質問等あればお気軽にコメントください)