こんにちは。

今回のテ-マは、「募集家賃の設定の仕方で失敗した大家さん」です。

 

長年、賃貸経営をしていると建物の老朽化とともに、家賃は下落していきます。

しかしながら、昔から住んでいる方の家賃は変わりません。

 

昔は、隣の入居者がいくらその部屋を借りているのか?今度の空室がいくらで募集しているのか?わかりませんでした。

しかし、今はすぐに調べることが出来ます。

インターネットで募集する時代になり、全てデータとして残ります。

隣の部屋が空室になれば、簡単な住所と物件名を入力して検索するとすぐに募集家賃がわかります。

 

(事例1)

地方都市で賃貸アパートを経営するAさん。築10年ほどを経過して、徐々に入居が決まり難くなってきました。現在、8戸中3戸が空室になっています。

ある日、賃貸の仲介不動産会社から電話がありました。

 

不動産屋「入居希望者の方がおられまして」

Aさん「ありがとうございます」

不動産屋「お部屋は、大変気に入っていて、すぐにも入居してもらえそうなんですが、ちょっとご相談が?」

Aさん「なんでしょうか?」

不動産屋「ご予算が少しオ-バ-しておりまして。1万ほどお安くなりませんか?」

Aさん「1万円!?そんなに無理ですよ。」

不動産屋「他にも2部屋空いていますし、このお客さん逃したら、なかなか

決まらないですよ!」

「他に同じような物件は、たくさんありますし、空けておいても、家賃は、入ってきませんよ」

Aさん「わかりました。じゃあ、お任せします」

 

不動産屋さんの言いなりになり、家賃を下げてしまいました。

大家さんは、今回1回限りのつもりでしたが、不動産屋さんは、他の空室2戸についても、1万円値下げと理解して、インターネットの募集家賃も1万円値下げして、募集してしまいました。

その結果、入居中の契約者からも、「となりの部屋の家賃が安くなっているから、自分も安くして欲しい」と、家賃値下げの交渉が入りました。

大家さんもこれ以上、空室を増やしたくないので、家賃値下げを認めるしかありませんでした。

結局、最終的には、8部屋中6部屋の家賃を下げる形になり、満室でも、毎月6万円のマイナス、年間72万円のマイナスとなりました。

現在のネット社会では、誰でも、募集家賃を知ることができます。

安易な家賃値下げがもたらした、失敗談でした。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます😊