皆様、お元気ですか?
二代目大家かずみです。
私のコラムをお読みいただき、ありがとうございます。
前回のコラムは、不動産投資ビザに合わせて、
少々お高いお部屋の紹介になってしまいましたが、
今日は、サグラダファミリアの近隣では
一番安いお部屋のご紹介!
なんと、80890ユーロ!!
いわゆるワンルームですね。
14㎡なので、狭いですが、コンパクトにまとまっています。
キッチンには、オーブン、電子レンジ、ディッシュウォッシャーまで
揃っています。
バスルームもきれいです。
シックな外観。
内側から見た玄関。
エレベーターです。
ヨーロッパのアパルトメントでは、
建物が古いので、螺旋階段の中央部分を利用して、
エレベーターを設置することが多いです。
地図で場所をご紹介したいのですが、限定されるのを避けるため、
「この辺だよ~~~」という地図しかありません。
大体サグラダファミリアまで、歩いて5分くらいでしょうか?
そんな場所です。
購入時の諸費用は、11125ユーロ。
合計で、92015ユーロです。
130円で計算すると、11,961,950円。
この金額なら、夢ではありません。
がんばれば、手が届きそう??
自分が年取った時、どういう生活をしたいのか?
それも、不動産投資をする上で、考えておくべきこと
と思っています。
とりあえず、自宅以外に海辺のマンションの1部屋、
そして、自己使用しなくてもいいので、
海外に1部屋を確保したいと思っています。
ですから、海外不動産について勉強中。
数字を追いかけるだけでは、空しくないですか?
ここで、前回書いた、
なぜ円で借りるのは、避けた方がいいのか?
について説明したいと思います。
説明しやすいように、
価格100,000ユーロ グロス利回り6%
という設定にしたいと思います。
130円で計算すると、
13,000,000円です。
これを、20年1.5%で、90%で、
11,700,000円のローンを組んだとします。
私が知る限り、日本で実行可能なローンを見ると、
これが最大限のようです。
月額の返済は、56,458円です。
家賃は、計算すると、年間6000ユーロ 月額500ユーロです。
130円で家賃を計算すると、65000円。約8500円残ります。
しかし、これが、120円に下がってしまうと、60,000円。
110円で、55,000円。
赤字です。
この部屋の金額が低いので、未だ差額は大したことありませんが、
金額が高額になればなるほど、差は開きます。
さらに、為替で問題なのは、担保の評価が下がることです。
130円では、13,000,000円ですが、
110円まで下がると、11,000,000円です。
借りている金額以下です。
この場合、
その差額を内入れせよ
と金融機関から言われる場合があるそうなのです。
この例では、差額が大したことないのですが、
最近見た物件例では、
億単位の金額の物件に90%の融資
というケースもあり、
こういう場合は、最初から多めの頭金を入れた方が、
為替に大きな変化が起きた場合、安心かと思います。
ですので、多めの頭金を入れて融資を受けるか、
キャッシュでの購入をお勧めする訳です。
また、スペインに限らず、海外不動産を購入する場合、
まずは最初に手ごろな1部屋を購入し、
その家賃を貯めておきます。
その後、次の部屋を購入すれば、現地の金融機関に対して、
融資の申し込みをする際に有利に働きますから、
最初は無理をしないことです。
こういう事は、日本の金融機関でも同じですよね?
海外不動産の広告でも、
金利1%台90%融資可能
なんてうたってますが、簡単に飛びつくのは危ないです。
ここまで、とりあえず、海外不動産を購入したい私が
お勉強したことです。
参考になれば、うれしいです。
今日も、私のコラムをお読みいただき、
ありがとうございました。
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