今回は、賃貸物件の地域貢献としてアートプロジェクトについてお話しします。皆さん、街を歩いていて、モニュメントや壁画を見ることはありませんか?最近、自治体が地域活性化の一環としてアートを活用した様々なプロジェクトを展開しているようです。

 

アートプロジェクト

 こちら関西でも、I市が地域活性化プロジェクトして、アートを活用して「ひと」と「まち」とをつなげる取り組みを行っています。

 その中の一つとして、先日、現代アート作家の方(アートを知ってもらおうと集まったアート集団の方)がR大学のゼミ学生と協力して企画・運営を行ったクイズラリー形式のイベント(期間は1週間。)がありました。

 最寄りの駅から終着点までのたくさんの店舗が協力しました。各店舗にクイズが設置してあり、そのクイズに参加した人々には、学生さん運営のブックカフェでコーヒー1杯がプレゼント(#^.^#)。

 

プロジェクト店舗としての申し入れ

 その場所の一つとして、去年、テナントが退去した店舗物件が用いられました。

 もともと、その物件の大家さんとは、店舗物件を修繕して貸家として出そうかとお話をしていました。ただ、地震・台風のあったこの地域では大工不足(内装はいいんですけどね。)で、ちょっと作業が始まらない状態。

 そんなところに、去年、I市を介して、アート作家の方やR大学のゼミ学生さん達がその物件およびその周辺を使いたいと申し入れがありました。

 大家さんは、その申し入れをこちらに尋ねた時、「ほとんどボランティア(無料に近い)なんだけど。」と少し迷っていました。

 でも「直ぐに誰かに貸す状態でもないし、地域活性化にもなるし、期間限定なんだから、学生さん達がDIYで使うのはいいんじゃないか。」と話し合って、最終、「じゃあ、それで行こうか!」とOKの返事。

 

生まれ変わってアート空間に!

 しばらくして、アート作家の方や学生さんがやって来て、その空き物件およびその周辺エリアをキレイに演出。その後、なかなかのアート空間が完成。

 冒頭および以下の写真はそのアート空間を写したものです(写真全ては、アート作家の方およびR大学のゼミ学生さんにコラム掲載を伝えた上で提供して頂いたものです。)。

 どうでしょう?新たな感性が芽生えます?

 

 このモビール、周りでは高評価でした。

 

 次のヴァイオリンの絵を印象的だと言う声が多数。

 

 まさにアート空間。

 

 なかなかセンス良くまとめてます。ステージングの参考になるかも。

 

 最後の写真は、参加者にコーヒーをプレゼントする学生運営のブックカフェです。1週間で350人以上の参加がありました。市長さんも来られました。

 参加者の中には、「このエリアが全く違って見える。本当、これこそ有効活用だと思う。」と言う声も。通り過ぎるだけのエリアの活性化にちょっとでも役立ったかな?

 

 イベント期間の後半に、ブックカフェで学生さんとアート作家の方と、抹茶ラテを飲みながら小一時間ほど話をする機会がありました。学生の皆さん、このようなイベントを企画・実行するだけあって、考えもしっかりして好印象。4月から社会人として働くと言うことで将来が楽しみです。

 

 もし物件を何らかの事情ですぐに貸せないなら、自治体などのアートプロジェクトに協力してそのエリアの周知に取り組むのもたまにはアリですよね。

 次回もヨロシクお願いします。