皆様、お元気ですか?

二代目大家かずみです。

私のコラムをお読みいただき、ありがとうございます。

 

1月のことです。

区役所から電話がありました。

私は、民生委員ですので、その件でした。

捺印をして欲しい とのこと。

丁度その日は時間があったので、区役所へ赴き、捺印。

お話を聞くと、私の担当で、

生活保護を受けられていた70歳の女性が

亡くなられていたため。

遠地にお嬢さんがいらっしゃるけれど、余裕がないそうで、

お住まいのアパートを引き払う費用や葬儀の費用を区が負担し行うため、

担当民生委員の捺印が必要だそうです。

捺印がない限り、区の担当者は何もできないそうです。

よくわからない制度ですが、第三者の承認かと思います。

 

その方とお会いしたことはありません。

この民生委員としての活動をしていますが、全員が全員、

民生委員との面会を希望しているとは限らず、むしろ、

生活保護を受けていることを周囲に知られるのを嫌う

方が多いので、ほとんど訪問することはありません。

お悔やみとねぎらいの言葉を述べた後、聞きたいことはひとつです。

「どこで亡くなられたのですか?」

「病院でした」

ひとつだけ、安堵できました。

大家さん、よかったですね。

 

また、先日は、民生委員の会合がありました。

そこには、地域包括支援センターの方がいらっしゃり、

お話を聞きました。

現在、区では、ひとり暮らし高齢者等への訪問支援を

区内全域で実施しているそうです。

担当区域内には、684人の高齢者が住まい、

子供などと同居している高齢者をのぞくと、

調査対象は、300世帯

それを2人で担当し、状況把握に努めたそうです。

しかし、最初から、戸別訪問しても対応してくれるとは限らず、

何度も足を運び、信頼関係を築いて、ようやく話が出来る

ケースが多いそうです。

そこで、わかったのは、子供などの近親者がいない世帯が

12世帯。約4%にあたります。

そのうち何世帯かは、担当の民生委員や、親の友人の娘さんなど、

誰かしら注意を払ってくれている人がいたそうですが、

問題は、そういう方がいない世帯です。

さらには、子供がいても、親子疎通の世帯がとても増えているそうです。

現在の人口動向を考えると、

この先、3,4年で、倍に増える

と予想されるので、困っていらっしゃいました。

こういう高齢者の世帯では、真夏でも、

クーラーをつけない。

38度あったも平気で締め切った室内で生活されるそうです。

当然、熱中症をおこして、救急車で運ばれる。

しかし、病気ではないから、症状が治まれば、

当日帰宅となります。

そして、翌日、また救急車。

こんなことを繰り返して、亡くなるケースもあったそうです。

昨年のような猛暑では、たった1日で、

室内の臭気は・・・・ 

という話を聞きながら、思いました。

「訪問する際に、自宅か借家かは確認されますか?」

当然のごとく、質問させていただきました。

特に、そういう確認はされないそうです。

ですから、訪問員のデータには、管理会社やオーナーの

連絡先はありません。

 

最悪のケースを避けたい

という点では、地域包括支援センターも、

管理会社もオーナーも利害は一致すると思います。

もし、入居者に高齢者だけの世帯があったら、

一度、その地域を担当する地域包括支援センターを

訪問されることをお勧めしたくなりました。

私も該当する方がいるので、確定申告の作業が終わったら、

訪問しようと思います。

その自治体や担当者により、冷たい対応になる場合も

あるかもしれませんが、何かの時に役立つかもしれません。

最近は、高齢者関連だと区役所からなんでも仕事が回って来て、

住居を見つけられない高齢者の相談も受けたこともあるそうです。

 

この地域包括支援センターに関しては、

無謀キング じゅんじゅんさんが、

2018年9月18日のコラム

実録:単身者マンションの死亡事故について

で説明されてますので、こちらも合わせてお読みくださると、

とても参考になるかと思います。

ちょっと避けたい部分もありますけどね。

そこは現実に向き合いましょう。

 

ケリーバックスに関するコラムを書いて、ひとつ思ったのは、

私にはキラキラ大家の要素が見受けられるんだろうな~と言う事。

確かにそういう要素もありますが、それだけではなく、

キラキラしつつも社会的な問題にもきちんと注意を払っている大家

でいたいなと思いました。

 

今日も、私のコラムをお読みいただき、

ありがとうございました。