(めずらしく)おはようございます!地主の婿養子大家です!

 

今日のテーマは『メチャクチャ変わったマイホーム取得の物語【番外編】』です。

 

シリーズ①~⑨では、

私のメチャクチャ変わったマイホーム取得の物語【土地編】』では、

・ふとした近所付き合いから生まれるチャンス

・他に類を見ないリースバックによるwin-winの取引

・極々一般家庭でも起こりえる相続(争族)のリアル

根抵当権の存在や第三者による交渉の困難さ

相続物件売却に関わる税金について

などに焦点を当てながら、

人間模様

をお送りして参りました。

 

今日は、その『不動産をめぐる人間模様』を通じて感じた

人としての在り方

それぞれの生き方

それぞれの価値観

などを書いてみようと思います。

 

構成は、

1.誰が勝者だったのか?

2.誰が最も幸せなのか?

3.僕が僕でなければどうなった?

4.騙されたから騙して良いのか?

5.おわりに

以上で書いてまいります。

 

1.誰が勝者だったのか?

今月、お隣さんとの契約は無事に完了しました。

 

この契約を持って、利害関係者は以下の利益を享受します。

【私の利益】

①土地売買金額相場5,000万円以上の土地しかも隣地を半値以下で取得

②実家の隣地に自宅を建てることが出来る

③住宅ローンによる恩恵(別途、コラムにします)

④離れスキームによる恩恵(別途、コラムにします)

⑤将来、賃料相場15万円~20万円の希少価値の高いファミリータイプの部屋住宅ローンで投資することができる

⑥居住スペースも約80㎡(現在)から約120㎡になる

⑦普通に土地購入2階建てを立てるよりも安い総投資額に収まる(その分の時間の利益)

 

【お隣さんの利益】

①所有権を失うが、ずっと住み続けたい場所から離れずに『住』の確保が出来た

②老後の資金に足しが出来た(当初の半分になってしまったが)

 

【強欲な弟の利益】

①放棄するはずの相続1,000万円のキャッシュを得た

②借金の返済額が月額70万円⇒35万円と負担が激減する

③土地売買代金を全て借金の繰上返済に充当することで、支払い予定だった利息分約500万円を支払わなくて済んだ

 

利益という観点で考えれば

弟>私>お隣さん

の順にその利益の大きさがあるように思われます。

もともと

win-winのつもりで初まった本件

弟の介入を余儀なくされて、

結果

その意味で本件における最大の勝者は弟なのかも知れません。

 

しかし!

 

2.誰が最も幸せなのか?

自分で言うのもなんですが、私は幸せ者だと思っています。

この年で、既に大きな借金を負いながらも家が買いたければ自由に住宅ローンが組めるし、現金で払う余裕もありますし、何より大好きな不動産を生業として生活し、経済的な自由は手にしつつあります。

また、

強欲なお隣さんの弟も、70歳を超えて、尚、歯医者として働き借金を返済しなければならないですが、決してキラキラした生活はしていない感じではありますが、そこそこの年収を稼ぎ、何と言っても『先生』と呼ばれる人生を送っています。そこへ来て、負担が激減する案件が舞い込んで来て、思い通りに事が運び、経済的な利益を享受することに成功しました。

では、お隣さんは?

弟に、確かに『住』の確保には成功したものの、余計な1000万円を持っていかれ、土地の所有権(財産)を失います。

私は何度も、普通に売却して老後の資産に余裕を持って方が良いのでは?と提案しましたが、お隣さんの意思は固かったです。

その理由は、

奥さんが慣れ親しんだ場所で暮らし続け最期を迎えたい

からでした。

 

つまり、お隣さんにとっては、

長年連れ添った奥さんの願いを成就する

ことが一番だったわけです。

情報弱者で、甲斐性なし。親から譲り受けた財産なくしては家族を養えない。

言い方は悪いですが、そんなお隣さんですが、

「○○ちゃん。惚気てるみたいで恥ずかしいんだけどね。俺は、苦労ばかりかけたけど、俺は、あいつと余生を普通に過ごせればそれで良いんだよ。」

お隣さんからこの言葉を聞いた時には、ホントに羨ましく、カッコよくさえ見えました。

贅沢は全く出来ないが、

夫婦で最後まで協力して生きていくこと

のすばらしさを感じたのでした。

お隣さん、

既に、足を悪くしている奥さんの介護も献身的にしています。。。

 

人の幸せの尺度はその人によって異なる

最たる例だと思いました。

 

不動産投資は、『お金を儲ける為』に始めるものだと思います。

しかし、

不動産投資で成功することが幸せになることと、決してイコールではないことを強く感じたのでした。

 

それでも、ある程度の経済的余裕も必要だと思いますが。

 

3.僕が僕でなければどうなった?

一応、本件において

お隣さんと私はwin-winの関係だとは思います。

でももし!

私がこんな私でなければ、単純に、将来面倒なことになるリスクを残すリースバックではなく、情報弱者のお隣さんをうまくコントロールして、単純な古家付きの土地として買いたたくこともさほど難しくはなかったと思います。

もし、

お隣さんがこんなお隣さんではなければ、私もそのつもりで、1円でも安く買うことだけに執着していたかも知れません。

 

不動産投資の世界は、弱肉強食。甘さは命取りになりますし、いつ自分が自分より強者に食われるかも分かりません。従って、我々は日々勉強や情報収集を重ねて、情報強者渡り歩くべく精進するわけですが、

ある程度、成功や経験を積むと

一歩間違えると、

かぼちゃの首謀者

完全な詐欺師

共喰いコンサル大家

と何も変わらない人間になりえる素質を備えていると思います。

 

強者に負けない為の鍛錬が弱者を食い物にする為の鍛錬にもなりえる

 

そんな風に思ったのでした。

 

4.騙されたから騙して良いのか?

さて、今回の『私のメチャクチャ変わったマイホーム取得の物語【土地編】』の主役は、強欲弟だと思っています。

彼は、過去に詐欺にあって借金を背負っていました。(どんな詐欺なのか、単に勉強不足と欲に目がくらみ騙されたのかまでは知りませんが)確かに、その支払いが負担になっていたのは事実です。

ただ、もし仮に騙されたことが事実だとして、

騙されたから騙して良いとはならない!

と思います。

 

5.おわりに

実の兄とのやりとりでは、駆け引きすらできないような兄貴に対して、

ほぼ間違いなく、

本当のことを言わない嘘

を多用してるように感じました。

 

この不動産投資の世界では、

この

本当のことを言わない嘘

は、極々当たり前のように飛び交います。

 

理想やキレイごとを言うとキリがありませんし、何度も書きますが、私自身も売主が素人でも買主が素人でも本気で戦います。

 

そんなことを考えさせられる一件が、このシリーズ【土地編】でした。

 

本日も最後までお読みいただき本当にありがとうございました。

 

【今日の独り言】

ある出逢いがありました。やれることはやりました。独り言も今回でお仕舞いにします。あとは、『縁』に身を任せたいと思います。