こんにちは。

 

今回は、「自転車操業の果てに」です。

資金不足のまま、不動産投資を始めたばかりに、自転車操業になり、財産を失った大家さんのお話しです。

 

(事例1)

ある都市に住む、会社員のAさん。子供が私立大学に進学するために、学費の足しになればと、不動産投資をはじめました。

築21年ワンルーム1棟10戸RCマンションをフルロ-ンで購入しました。

 

年収600万円ほどのサラリーマンでしたが、貯金は、ほとんどありませんでした。

もともと、入居率は90%でしたので、何もしなくても、ロ-ン返済は問題ありません。

 

RC造の不動産取得税は、高額

不動産を購入して、4カ月後に突然、不動産取得税の納付書が届きました。

何となくは、わかったいましたが…。

封筒を開けて、びっくり!

なんと!納付金額は、120万円。

RCマンションということで、建物評価額が高かったようです。

Aさんには、すぐに支払えるような、貯金はありません。

仕方なく、県税事務所に相談し、30万を納付し、残りを分割で納付するようにしたようです。

 

RC造は固定資産税も高額

また、毎年4月になると土地、建物の固定資産税の納付書が届きます。

Aさんのところにも、年間80万円の納付書が届いきましたが、すぐに支払うことができないので4回に分けて支払う予定でした。

しかし、1回目の納付期限の4月30日までに支払うことができませんでした。

2回目の納付期限の7月30日に何とか、1回目分を遅れて支払いました。

この時点で、延滞金が18000円ほどついていました。

3回目の納付期限が、12月25日。4回目が2月28日と続きます。

一括で4回分を支払っても、4期に分けて支払っても、金額は、同じです。

資金に余裕がない場合は、納付期限ごとに支払うことが良いと思いますが、納付期限を過ぎるとその納付金額に対して、延滞金が2.6%かかります。

また、納付期限を1カ月以上超えると、滞納金は、8.9%に跳ね上がります。

 

結局、固定資産税の支払いもドンドン遅れていきました。

更に、マンションの退去工事、設備交換が重なり、とうとう、カ-ドロ-ンに手を付けてしまいました。

 

ここからは、カ-ドロ-ン地獄の始まりです。

次から次へと、カ-ドを作り、極度額いっぱいまで借りることの繰り返しです。

最終的には、督促状を見た、奥様が問い詰めたところ、カ-ドロ-ンの借り入れ金額は、450万円になっていました。

金利18%ほどですので、返済出来るはずもなく…。

結局は、奥様の実家に援助してもらう型で、返済し、マンションも売却しました。

そして、二度と借金をしないと誓約書まで書いたそうです。

 

満室だからそのうちに家賃が貯まるだろう、などと安易に考えず、まさかのことを考えて事業を始めることをお勧めします。

事業を始める時には、充分な運転資金を用意する必要がある感じた出来事でした。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます😊