皆さんこんにちは!パテント大家ATSUSHIです。

 

本日は、「金余りの行く先?~大手不動産会社による注力分野とは?~」というテーマで、私なりの考えを綴りたいと思います。

 

減少したとは言え、依然大きな額の投資用不動産向け個人融資

 

賃貸住宅の需供に関心のある楽待コラムの読者の皆様は、

既にニュースなどで何度も聞いておられることかと思いますが、

2018年のアパート、マンションの投資用不動産取得のための個人融資は、

約2兆8348億円であって、

前年よりおよそ16%程度減少した

と報じられています。

 

これは、逆算すると・・・

前年よりもおよそ5400億円程度減少

したことになります。

 

ただ、減少したとは言え、

その絶対額は依然大きな金額

であり、

この金額の分だけ物件の供給が増えている

と思うと・・・

それは、極めて恐ろしい実態

だと強く感じます。

 

金余りの行く先?~大手不動産会社による注力分野とは?~

 

今の時代のこの金余りの中、個人向け賃貸住宅融資が減った分、どこかでお金を使う投資が増えている分野があるはずだ、と私は常に考えつつ、いつも興味を持って新聞・ニュースなどの情報を見ていました。

 

そんな中、分かったのが、

(直接的な金余りの行く先と言えるかは分かりませんが・・・)

なんと・・・

不動産会社大手が、

こぞって学生専用マンションの供給に力を入れている

という事実です。

 

確かに、私の物件の所在地近郊は大学が多く、

これまでは学生がメインターゲットでありましたが、

不動産仲介会社の担当者によると、

最近、駅前に学生専用マンションが建ち、

学生のアパート需要に変化が起きた

と、少し前におっしゃっていたことを私は思い出しました。

 

(その不動産仲介の担当者によると、学生専用マンションが増えたことにより、これまでのような学生依存ではなく、近くの工業団地の社会人、外国人労働者に好まれる住まい作り・賃貸経営戦略が、今後は大切になるとおっしゃっておりました。)

 

確かに文科省によるデータによれば、大学や専門学校などへの進学率というものは3年連続で伸びているようで、潜在的な学生の単身者住居の需要は増加していると見て間違いないようですね。

 

学生専用マンションは学生寮と同じように、セキュリティ面がしっかりしていたり、まかないが付いていたりと、通常の賃貸住宅とは異なるため、入居条件の単純比較はできません。

 

ただ・・・

特に学校から寮感覚で推奨物件として紹介されてしまうと、

我々一般の大家が保有する賃貸住宅から見ると、

それは非常に強敵

になり得てしまいます。

 

最近は、学校としては運営コストもかかり、学生は門限など色々とルールがうるさいため、寮は敬遠されがちで減少の傾向にあると、私自身勝手に思っていましたが、実態としては、入居者の満足度も高い快適な寮も増えているようですね。

 

(ちなみに、ある学生専用マンションは、そのホームページで確認したところ、徹底したセキュリティーはもちろん、中庭や吹き抜けのカフェテリア、シェアライブラリーなどを備えているようです・・・なんとも贅沢な・・・)

 

これまでとしては、学生の賃貸需要があるエリアであれば、

最終的に家賃さえ下げれば、

相対的に安ければ、

客付は可能

とよく言われたりしていましたが、

そんな学生向けモデルが崩れてしまうかもしれない

と私としては強く感じました。

 

多少、今後の需要の増加が見込まれる学生寮の分野とは言え、

大手資本の不動産会社が新たな市場創造などすれば、

あっと言う間に、個人大家さんは弾き飛ばされてしまう

わけで、そんな個人大家さんのことも少しは考えて欲しいものだと、

今回の繁忙期において、学生向けの客付けで苦労した私としては少なからず感じてしまった次第です。

 

以上、本日は、「金余りの行く先?~大手不動産会社による注力分野とは?~」というテーマで、私なりの考えを綴らせていただきました。本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます!