こんばんは、かっちんです。

不動産はつくづく地域性の強い産業だと思います。

そこで、オモシロい話を仕入れましたのでご披露させていただきます。

先日、10年来お世話になっている、仲介さんに連絡を取りました。

 

僕の地元愛知県は大きく分けると尾張と三河に分かれます。名古屋がある方が尾張で、岡崎とか豊橋の方が三河です。

古くは織田家が治める尾張と、徳川家(松平家)が治める三河ということで、歴史的にも異なった文化をたどってきました。

愛知県以外の人だったら、尾張地方か三河地方、どちらの物件に魅力を感じるのでしょうか?

 

先述の仲介さん、ずっと尾張地方で仕事をしてきましたが、昨年より三河地方の支店長を任されています。

同じ愛知県内ですが、この2つの地域、不動産の状況は全く違うようですよ。

たくさんの違いを教えてくれましたが、特にアパート経営にとって重要な広告料についての話に興味深いものがありました。

 

尾張地方(特に名古屋以外の地域)では、この10年ほどの間に、広告料がかなり上昇したと感じています。

少し前にとある賃貸ショップで内緒で全物件の広告料一覧表を見せてもらいましたが、2カ月は当たり前で、3カ月や4か月なんて物件も散見される有様です。

尾張のとなり、岐阜へ行くと、僕も広告料3カ月でお願いしている物件がありますが、それでもすぐに決まるというわけではありません。10年で1か月分ぐらい上昇している印象です

では、三河地方は

三河地方は豊田市を中心に自動車産業が活況です。その仲介さんが言うには、豊田市以外にも関連企業が集中している刈谷市や知立市、安城市などは退去が出てもすぐに次の入居者が決まるという「部屋不足状態」が、ここ数年ずっと続いているそうです。

このような売り手市場ですから、広告料もかなり抑えめだそうで、0.5カ月から1か月ぐらいが相場なのだそうです。

この違いは実に大きい

度々、このコラムで、大家にとっての空室のダメージを書いてきましたが、広告料の存在もかなり大きなものがあります。

家賃が5万円だとして、広告料が3カ月の物件と、0.5カ月で済む物件の違いは、12.5万円になります。

10部屋の物件で、入居期間が3年だと仮定すると、3年ごとに125万円、1年あたり40万円以上の出費の違いが生じてきます。

4000万円で利回り10%で購入した物件であれば、利回り1%に相当する数字ですね。

どこの地域でも起こること

たまたま地元の愛知県での話に終始しましたが、これはどこの地域でも起こっていることでしょう。もちろん、尾張が全部だめで三河が全部良いわけでもありません。三河地域でも「ここはやめておけ」という情報もしっかり仕入れさせていただきました。

要は地域の研究を疎かにして、数字だけで購入すると、購入後にしっぺ返しを食らうこともありますし、じっくり地域性を研究していくと、穴場を見つけられるかもしれない、ということをお伝えしたくて記事に起こしました。

皆様の大家ライフの参考になれば幸いです。