こんには、

主婦大家の蘭木(あららぎ)緑です。

さて、「入居者さんの連絡絶ち」シリーズの最終章です。ディンプルキーってメリットの多いキーですが、今回はちょっと違う視点からそのデメリットと向き合う事となりました。

ディンプルキーのメリットは何と言っても防犯性が高い事です。

・ピッキングされにくい  ・鍵の抜き差しがしやすい  ・合鍵の複製が困難

がメリットです。

デメリットとしては・こまめなメンテナンスが必要(内部構造が複雑なのでほこりが詰まって動かしにくくなる事がある)  ・合鍵の複製が困難

そう、「合鍵の複製が困難」は防犯性からはメリットであり、紛失ではデメリットとなるのです。今回の様に開錠する場合、錠前を破壊して鍵を開けるのが一般的なのだそうです。

話を戻して、夫に報告を終えた所へ、鍵○○○番からようやく電話が来ました。『さあ、早速行ってもらおう!』と思って、元気に電話を受けた私でした。

と、ところが、、「申し訳ありません。開錠は破壊になるので、対応できる業者が見つかりませんでした。申し訳ありません。」

エーツ、業者が見つからなかった!

そ、そんな、、、ともかくすぐに、警察の担当Bさんへ電話しました。こうなったら、窓を破ってもらうしかない。

「開錠手配が出来ないので窓から入って頂けますか?」と伝えると、意外な反応が。私が鍵屋の手配でバタバタしている間、警察も親族の叔父さんと連絡を取り合っていた様です。今までの諸事情、通報者の情報(そこは私には知らされていない)等沢山の情報を元にした上で親族がそこ迄は望まないとの事でした。

分かりました、、。親族なのに心配じゃないのかしら?それとも姪の性格を知っているので心配ではないのか??と疑問は湧きましが、、

「では、早朝にお部屋へ向かいます。親族の方へもこれから連絡しますので、鍵開けで警察官の立ち合いをお願いできますか?」

入居者への連絡は続けていましたが、電話、メール共に全く返信はありません。

明日行く事が決まったので、以下のメールを送りました。

Tさん、

安否確認が出来ない為、警察官立ち合いの元で朝お部屋を開けさせて頂きます。よろしくお願いいたします。

一旦仮眠を取り、

朝6時、夫と共に甲府に向けて出発しました。

富士山も目に入らず、国道20号線に入りようやく物件だと思った時、

あれ、??Sメールが入っている。

あっ、Tさんから、

「Tです。ご心配かけて申し訳ありません。連日の仕事の疲れと風邪をこじらせて寝込んでいました。とりあえず、生きていますので、すみません!」(原文のまま)

何故か?同じ文章が4通??入っていました。

「分かりました。電話には出られますか?確認の為声を聞かせて頂きたいので、これから電話します。」と電話をすると、出られました。

「大事に至らせて申し訳ありません。私大丈夫ですので。」

「分かりました。元気な声が聞けて良かったです。これから警察と叔父様へもご連絡します。」と切って、警察と叔父のWさんへ連絡しました。警察は、「直接声を聞いて確認します。」

叔父のWさん、「ありがとうございます。良かった、ほっとしました。大家さんには本当にご迷惑ばかりかけて申し訳ありません。今後ともよろしくお願いいたします。」 再度、Tさんへ電話すると、「今、警察から電話がありました。ご迷惑かけて申し訳ありません。」「もう甲府に来ているので、お掃除して帰ります。お寝すみされているのでお声かけはしませんね。」

一瞬、ほぼ脱力状態の私達、

ともかく良かった!!

って、これって一体何だったの?? 

Tさん、せめて私の電話かメールには返信してよ~~!!これが本音です。

掃除の後、この部屋の仲介業者を訪ねました。

今回の事を伝えておきたいと思ったのと、この部屋は保証会社が付いていますが、(こんな事でもないと)その保証内容を理解していない事に気づいたからです。

保証契約書を確認すると、賃料等合計、事故報告書代位弁済費用24か月、原状回復代位弁済費用2か月、明渡訴訟費用24か月、残置物撤去費用24か月、早期解約違約金2か月、などとあります。

又、仲介業者からの指摘で、Tさんが入っている賃貸住宅総合保険中で今回に関係がありそうな部分は、借家人賠償責任保険の中で以下の部分でした。

〇借用住宅室内における被保険者の死亡により借用住戸室内に損害が生じた場合において、その貸主に対して法律上の損害賠償責任を負担することによって損害を被った場合に保険金をお支払いします。

〇借用住宅室内における被保険者の死亡により借用住宅の賃貸借契約が終了する場合に、借用住宅に存置されている被保険者の遺品をその貸主が整理しなければならなくなったときにおいて、その貸主にたいして法律上の損害賠償責任を負担する事によって損害を被った場合に保険金をお支払いします。

一緒に行った夫、

ともかく無事で良かった! それにしても、都合悪い電話には出ない人みたいだね。まあ、いろいろ勉強になったし良かったじゃない。

ありがとう!前向きな言葉に救われます~~

「気分転換に帰宅途中のアウトレットへ寄って行かない?」との夫の提案で、しっかり買い物して帰りましたとさ。。

大家になって初の警察沙汰はこれにて終幕です。最後までお読み頂きありがとうございました。